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■ 【愛猫エッセイ】 デブが帰ってきた!?
昔、ミュウーの宿敵だった【デブ】と言う名の猫が居た・・・・・・。 体格はミュウーの倍もあり、白と黒のパンダ猫。それは大きな大きな猫だった・・・。
デブはこの辺一体のボス猫で、他の猫達はデブを恐れ、服従していたのだ。
ミュウーのけたたましい悲鳴と共に、二匹で転がり合いながら私の家に飛び込んで来、ミュウーが殺されると思ったフゥーリィーが、デブを鷲掴みにして、窓から放り投げたのが、デブとの最初の出会いだ。
しかし、猫達のボスであったデブも、人間には大変人懐っこく、そんな事をされたフゥーリィーにさえ、姿を見れば遠くからミャオミャオ寄り添って来、私とフゥーリィーはそれ以来、デブを見かける度、なでてやり、遊んでやるようになった。
相変わらず、ミュウーとデブは、そりが合わず、ミュウーは何時もデブの餌食となり、庭先で始終追い掛け回されては居たが、そのうちデブはミュウーの事などにはわき目もくれず、アタシのパソコン横の窓辺に置いてある、エアコンの室外機に登っては、アタシに会いに通うようになったのだ・・・・・・。 デブの前にしゃがみこむと、大きな身体をゴツンゴツンぶつけて来、私たちもひっくり返ってしまうほどの力がある。 そんな姿を見て、ミュウーがやきもちを焼き、それが又、面白かった・・・。
そんなデブが何時の頃からか、どんどん痩せて行き、徐々に勢力を失って行った。 【デブは、病気みたいだね・・・】そんな事を思いながらも私たちはデブが来るたび、前にもまして遊んでやっていたのだ・・・・・・・。
最後にデブが室外機の上にやっとこさとよじ登り、暫くアタシに体を預け、気持ちよさそうになでられていた時、アタシはデブの写真を撮った。 キーボードを叩くアタシの姿を暫く見詰め、一鳴きして、デブは帰って行った・・・・・・。 そしてその後、田んぼのあぜ道をヨロヨロと歩くデブを見かけたのが、デブを見た最後となった・・・・・・。
その後、アタシはデブに会いたくて会いたくて、泣きじゃくりながら日記を書いた事がある。その時の日記がデブよ何処へだ。
昨日の日曜日、ミュウーが庭先で、一匹の猫を追いまわしていた。 いつも追いかけられているミュウーが、珍しくも、猫を追いまわしているのだ。(笑) 「おっ!? 珍しい事もあるじゃんかぁ・・・」と目先をその方向にやると・・・!! な、な、何と、デブではないか・・・・・・!?
いや、厳密に言えば、デブの子孫に間違いないであろう。 まだミュウーよりも小さいが、明らかにデブの子だ。顔の特徴と柄がそっくりなのだ。 デブの血を受け継いだ子猫が、アタシに会いにやって来た・・・・・・。 アタシはそんな気がしてならなかった。
私は思わず、猫に駆け寄り【お帰り♪ デブ】と声を掛けた。 きっと又会いに来るだろう。 そして懐くようになってくれるだろう・・・・・・。
ミュウーよ、今のうちだぞ!! 追い掛け回せるのは・・・・・・【ムッヒッヒィ♪】 そのうち、アンタなんかよりずっと大きくなって、今度は又アンタが追い掛け回されるようになるんだから♪
2005年04月25日(月)
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