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■ (日記) 貴女は好きな人に金品を貢がせられる?
アタシの店に来ている貢君を見ていると、男と言う物は、いとも哀れな動物に思えて仕方が無い。(まぁ、その逆もあるが) 惚れた女のためならば・・・・・・と毎日毎夜、5万だ10万だの飲み代を平気で払う。 いくら金持ちとは言え、これがいつまで続くのかは、バカでも想像が付く。 いずれは破産し、残る物は虚しさと借金だらけになるのでは・・・と、人事ながら本気で心配してしまう。
先日、あるTVで、都会のど真ん中にあるシビアな質屋から、下町の家内経営人情質屋まで、そこにやって来る客と質屋とのやり取りなどを放映する番組をやっていた。 アタシも質屋旅館(笑)にはこの所、始終世話になりっぱなしなので、興味津々で見ていたのだが・・・・・・。
ホストに貢ぐため、客からのプレゼントをせっせせっせと質屋に入れるキャバクラ嬢。 キャバクラ嬢に貢ぐため、客からのプレゼントをせっせせっせと質屋に入れるホスト・・・、などなど、世の中全く面白い構造になって居る。 その犠牲になっているのは誰だと言うと、鼻の下を伸ばしたお金持ちのおじ様方や、おば様方である。 そんな輩達の中を、物だけが堂々巡りをしているようで面白い。
どちらにしても、金品を貢ぐ事で本当の愛など得られないとアタシは思うのだが・・・・・・。 と言うよりも、好きな人には本来、余計なお金を使わせないよう配慮するのが人情ってもんではないだろうか・・・?
そうかと思えば、こんな人も居た。 友人が中越地震で被災したため、どうしても10万という纏まったお金を寄付してあげたく、自分が使わなくなった指輪やネックレスを質屋に持ってきた女性。 どうしても10万にならず、はめていたネックレスまでかなぐり捨てて、ようやく9万でその女性は帰って行った。 後に、撮影スタッフが被災者への寄付をするためだったみたいだと質屋に告げると、「そういう理由を言ってくれたら10万出したのに・・・」と、酷く悔やんでいた。 そういって悔やむくらいなら、一言「何にお使いですか?」と聞いてやればいいだけの事だ。
本当に良い人間と言うものは、そういう理由などとというものは言わないのだ。いや、言えないのだ。もっともっと謙虚なのだ。もっともっと遠慮深いのだ。
質屋に通う人間は様々だ・・・・・・。 遊ぶ金欲しさに、わざと同じ物を男達に貢がせ、質屋にたらいまわしにしている女も居れば、アタシみたいに給料日までの一週間を生き伸びるため、必死に出したり入れたりしている人間も居るのだ。(笑)
今の若い女性の多くは、男からのプレゼントの値段で愛情の深さを測るような所が有るが、それは女がその人を好きではない最たる証拠だと思う。 そんな事とはつゆ知らず、満足げな笑みを浮かべている貢君。 それで彼女のハートは射止めた。などと思ってたら、トンでもない事だ。 ホッペ辺りにチュウーをされ「キャァ〜♪ 嬉しいわ〜♪ これ、前からずっと欲しかったの。ありがとう〜♪」と、裏ではペロリと舌を出し、7個目のそのブランドバッグをぶら下げ、その足で質屋にすっ飛んでってるのがオチだ。 それはアナタの知らない別の男に貢ぐためなのだ。
お互い、そんな相手にいくら高い物を貢いでも、決して愛情なんかくれやしない。 少しでも相手の事が好きならば、そんな無茶なお金は使わせられないのが本当だろう。
アタシはプレゼントを貢いでくれるような男とはこの50年、縁が無かったなぁ。 アタシは男に惚れると、可哀想になってお金なんか掛けさせたくなくなってしまうのだ。(笑) 一緒に暮らす中で生活費を助けたり助けてもらう事はあっても、男に貢ぎもしなけりゃ、貢がせもしない。いつも惚れた人間とは同等で居たい。 上下関係を作らない。 これがアタシの恋愛の鉄則だ。 過去、勝手にくれる物は喜んで頂いた事はあるが、決してねだりはしなかった。 そんな事で恩を買いたくは無い物・・・・・・。
その人と居られるだけで幸せ・・・・・・。 これが本当の恋ではないか? プレゼントで一回のデート代が消えるくらいなら、二人の時間をもっと沢山持ちたい。 【あぁ・・・、健気じゃ】
まぁ、金持ち男に縁が無かったのが、こういう貧乏性人間になってしまった原因かもしれないが・・・・・・。
本当にアナタに惚れてる女なら、金など掛けなくても優しいものなのですよ。
2004年12月22日(水)
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