マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 嬉しい事のトリプルパンチ


昨日の日曜日、先ずはアタシのネット友達&日記ファン(?)から、愛情鍋セットが届いた。
彼女から先日メールが届き【新米ライター誕生祝い】のプレゼントで鍋セットを送ってくれるという事を聞き、遠慮半分、嬉しさ半分で、結局は食欲に負け、お礼は出世払いと言う事で(いつ出世する!?)甘えることにしたのだ。(笑)

と言うのは、去年もその鍋セットが届き、その旨さたるや半端ではなかったからなのだ・・・・・・。
【正に、味を占めた。と言うわけです】(笑)

昨日届くことはリクエストしてあったので(ずうずうしい)時計とニラメッコをしながら今か今かと待ちわびていた。
そして念願の愛情鍋セットは午後2時に届いた。
早速蓋を開け『うひょ〜♪』などと歓声をあげながら、夕方までお預けお預け・・・と、ソワソワしていた。

長〜〜〜〜〜〜〜〜〜い時間を過ごし、やっと夕方になり、ワクワクしながら、フゥーリィーと二人で幸せな気分で極旨の愛情鍋を囲み、『アタシタチって本当に幸せだよね・・・』を連発していた。
いつもはあっという間に過ぎてしまう休みなのに昨日だけは夕方までが長かったなぁ・・・・・・。(笑)

美味しい鍋で旨い酒をいっぱい(沢山)やり、お腹も気持ちも満腹になったところで横浜の親友(H)からメールが入る。
【(H)に付いて知りたい方は、今年の8月9日の日記参照してください】
松本の○△に来てるので今から出ておいでと・・・・・・。
そして駅前まですっ飛んで行き、3ヶ月振りの再会を祝い、(H)お気に入りの、その唯一のオカマバーで(笑)祝杯を挙げた。

彼女は最近になってシャンソンからパドに移行した歌手でもあり、東京近辺のライブハウスなどで歌を歌ったりもしていて、アタシの歌を大変誉めてくれている一人だ。
「今習っている先生に、是非あなたを紹介したいので、近々横浜に出てきてよ」と言ってくれた。
そして、私にステキな店を持たせてくれるという夢は、今でも変わっていないとも言ってくれた。
ピアノを置いて、お客達に良い歌を聴かせ、マキュの手料理を食べさせるような、そんなフレンドリーで洒落た店を持たせたいと・・・・・・。

久々に2時半まで飲んだ暮れ、タクシーを途中で降り、(2000円超えると辛いので)ヨロヨロと家に帰り、おぼつかぬ手つきでパソコンを立ち上げたら、一通のメールが届いていた。
先日、ミュウーの癌の事を書いた時、無利子で10万貸してくれると名乗ってくれた人からの久々のメールだった・・・・・・。

彼のメールは、私の生き様を読み続け、なんとか私に店を持たせたいと思ってくれたようで、その方法を提案してくれていた。
その事を彼の日記にも書いてくれたと言うので、早速読みに行かせて頂いた。
公開日記なので、独断と偏見で、一部引用させていただくことにする。
以下は彼の日記から・・・・・・。

先日、やはり日記を公開している方に困ったことが起きたというので連絡を取った。自分の言っていることを信用してもらうにはどうしたらいいかと思い、日記を見てもらうようにお願いしたところ、お礼のメールを頂いた。肝心の「困ったこと」は自力で解決されるということだったので、半分、親切の押し売りのようになったが、気持ちを受けていただき、過分な感謝の言葉をいただいた。

詳しいことは存じ上げないが、その方は「スナック」の経営をしておられたが、事情があって今は別のスナックの従業員として活躍しておられる。ちょっと前までは全然違う畑で販売の仕事をしておられ、その苦労している様子などを日記で拝見していて、こんなに苦労が多い割りに見入りが少なくて大丈夫だろうかと思っていた矢先、今のお仕事に戻られてホッとしたところだ。


(中後略)

彼はずっと以前から私の日記を読み続けてくれて居たのだろう・・・・・・。
私が店を経営していた事も、マッサージ器具の実演販売をしていた事も、今の店に勤め出した事も全て把握してくれているようだ。
自分の古里てきな職業に戻れた私にホッとはしているが、自分の店を持ってナンボのものではないか・・・・・・? と思う、と書いてあった。

【彼女は(私)生憎、今現在資金には恵まれていないので、今の段階で自力で店を持つことは無理だとしても、彼女の交友関係の広さは、人も羨むものがある。】

このようなことが書かれていて、そして、日記の中間から後半は、私に店を持たせるために、有志が少しずつ出費し、松本に来るたびに私の店で無料で遊んで帰る・・・と言うのは如何なものか? という提案をしてくれていたのだ。


嬉しいじゃないですか・・・・・・。泣けるじゃないですか・・・・・・。
そこまで見も知らぬ私の事を気に掛けてくれ、心配してくれ、真剣に考えてくれている他人が居る・・・・・・。

本当に涙が出たよ・・・・・・。

今の此処までの不景気な世の中で、新たに店を出すのは大冒険だ。
松本にはつぶれた店が溢れかえっている。
家賃だけで出来る店も沢山有るだろう・・・・・・・。
でも、もう、年も年だし経営者としては私は優しすぎるので自信も無い。(笑)
私自体、大きな病気の経験者だし、何時身体がどうなるかもわからない。
飲酒法が改正されてからは松本の夜も静かだ。
なので、何時つぶれるか解らない・・・・・・。
つぶれても心が痛まぬよう、自力で店を持てるまでは、我慢しようと思う。

私の理想(夢)は、書いたものが売れ、応援者達に恩返しをした後、自力で店を出す。【コレに限る(笑)】

でも、そんな風に気にかけてくれる人が居るだけでとても嬉しいし、幸せなのだ。
それだけで充分過ぎる人生だ・・・・・・。

愛情鍋のセットを送ってくれた(M)も、横浜の(H)も、メールや日記で、真剣に私の身の振り方の提案をしてくれた(T)も、少し前までは全然知らなかった人ばかりだ・・・・・・。

究極の辛さと引き換えに、神がアタシに与えてくれ、送り出してくれる心温かい人々たち・・・・・・。
貴方達の全てに心から感謝しています。
そんな嬉しさが有るから、頑張って生き(書き)続けられそうな気がするのです。


本当に物を書いて来て良かった・・・・・・。
つくづく、しみじみ、感じさせられた日だった。


2004年11月08日(月)

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