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■ (日記) 幻のホットドック
今朝・・・ホットドックに齧り付いてる夢を見た。
子供の頃、私の母が経営していたレスト喫茶にホットドックが有ったのだが、そのままのホットドックをガブリとやっていた夢だ。 懐かしいなぁ・・・・・・。旨かったんだよなぁ・・・・・・。ウチのホットドック・・・。 ちゃんと味までがした夢だった。
母の店のホットドックは一風変わったホットドックだった。 大き目のコッペパンの中に切り込みを入れ、辛子バターをたっぷりと塗り、(コレは本物のバターと溶き辛子であって、マーガリンじゃない)そこにレタスを挟み、塩コショウで炒めた細切りのキャベツを挟む。 そこに、やはり炒めた少し大きめのウインナー(赤い奴に丁寧に切り込みを入れた奴)を4本挟み、オーブンで少し焼き、ケチャップとマスタードを沢山降り掛けた物だった。 それを斜めに2等分して、コーヒー付きで、確か400円くらいだったっけなぁ・・・・・・? はっきりした値段は忘れたけど、ケッコウ評判が良く、売れていた。
本物の辛子のピリピリ感と、マスタードの酸味が、良く絡み合っていて、何とも子供心には【これぞ大人のホットドック♪】と言う憧れを抱きながら齧り付いたものだった。
一時期あのホットドックと同じものが無性に食べたくて、そこいらじゅうの店を、捜し歩いたが、結局は何処にも見付からなかった。 似たようなものは有るのだが、パンの質もウインナーの質も今とは全然違うので、味も違う。 そこで自分で再現してみたくて材料を買ってきて母の店通りに作ってみたが、やはり材料の違いで、イマイチあの味にはならなかった。
ああ・・・。
四十年間忘れていたあのホットドックの味が、今朝の夢で蘇ったのは、一体なんおお告げじゃろうか・・・・・・。 ああ・・・・・・もう一度食べたい・・・・・・。
2004年09月18日(土)
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