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■ 【料理エッセイ】 秋の味覚の王様 松茸ご飯
アナタにとっての秋の味覚ってなぁに? 松茸ですか? 秋刀魚ですか? 栗ですか? もどり鰹ですか? 秋鮭ですか? 葡萄ですか? 蕎麦ですか? きのこ鍋ですか? う・・・・・・ん、こうして並べてみただけでもだらだらとヨダレが出そうな秋だ・・・・・・。
でも、アタシはやはり松茸だなぁ・・・・・・。 何と言っても、どんなに貧乏しても、一回は食べたいものだ。 食に関してだけは、気持ちはセレブなアタシ・・・・・・。
な、な、なんと・・・!! 昨日、以前買って頂いた健康医療器具のお客様から電話が入り、「アナタがあの時余りに親切だったので松茸送ったわよ〜♪ ホンノ少しだけど今日あたり届くはずだから」と電話が入り、国産物の立派な松茸を(1万5千円相当らしい)送ったと言うではないか。 いや・・・、勿論アタシが値段を聞いたのではない。いくらなんでもそんな無神経な事はしない。向うが聞かずとも教えてくれたのだ。(笑) その電話が切れるか切れぬかの内、宅急便で夢にまで見た松茸が届いたのだ。
半分は大切〜〜〜に冷凍保存しww、半分で早速松茸ご飯を炊いた。 毎回必ず一回は秋になると、【形だけでも・・・】と思い、中国産やら、カナダ産やら、韓国産の松茸ご飯は炊くのだが、国産の地物松茸を手に出来たのは3年ぶりくらいだ。
やっぱ、違う・・・・・・。 香りも味も、雲泥の差だわさ・・・。 今回は極々シンプルに、松茸だけの香りだけを楽しむ為に、松茸だけを入れて贅沢に炊きあげた。
【材料】
松茸 (小振りの物)3本 米 3合 酒 少々 昆布 5センチ 天然塩 少々 薄口醤油 少々
【作り方】
☆ 松茸は石突を削り、傘の部分と軸の部分に切り分け、2ミリ程の厚みに切り、酒少々と薄口醤油、ホンの少々に漬け、香りを出しておく。
☆ 米は炊く1時間ほど前にとぎ、ざるにあげておく。
☆ 洗った米・酒少々・こんぶ・天然塩・薄口醤油・松茸の漬け汁を加え、普通の水加減で炊く。松茸はご飯が吹き上がった直後に入れると尚更香りが立つ。
作り方はいともシンプル。今更作り方など書くまでも無いのだが、これほど松茸を主張した炊き方をしたのは初めてだ。 いつも松茸の量をごまかすため、油揚げと銀杏くらいは入れる。(笑)
ジャーの蓋を開けた途端、部屋中に松茸の香りがし、シアワセでリッチな気分になった・・・・・・。 味も抜群、炊き加減も抜群で、数年ぶりで本物の松茸ご飯を味わう事が出来ました。

【↑の写真、松茸をあちこちから寄せ集めたりしてみた模様・・・(笑)】
2004年09月19日(日)
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