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■ (日記) モンジャ焼きに初挑戦
一昨昨日、私が大好きだったバッチォ(12月他界したラブラドール)の飼い主である【M】から又電話があった。 少し離れた場所に住む地元の親友だ。 久々に泊まりに出ておいでよと言う。 考えてみたら【M】とは去年の12月の始めに会ったきり、ずっと顔を見ていない。 もう半年も会って無いんだなぁ・・・・と、思った。 ダンナも今は仕事中で(競輪の選手)家に居ないから、じっくり話せるチャンスだから是非出ておいでという。 私も胸中の決意をマダ【M】には話して居ないので、久々に色々な話がしたかった・・・・・・。
「OK! 行くわ」とは言ったものの、フゥーリィーと丸一日中一緒に居られるのもこの2日間だけだ。 フゥーリィーは5連休。アタシの休みは1・2日だけ。 【私と一緒に居たがり屋】のフゥーリィーなので、もしかしたらごねるかなぁ? と思った。 フゥーリィーに聞くとやっぱり少しごねたww。 先週ももう一人の【M】と会ってきたばかりなので、2週続いてほったらかす事になってしまうので、ごねられた。 一緒に行こうよと言うと、ダンナが居ないんじゃ嫌だよと言う。 友達の誘いって、数カ月も数年も無い時は全然無いのに、何故有る時には、こうも集中するのだろうか・・・・・・。 うまく行かないもんだ・・・・・・。
それでも【M】と私が此処暫く会って無い事はフゥーリィーも知っている。 【美味しいカレー】を作ってくれたら行っても良いと、やっとの事でお許しが出たので【美味しいカレー】を丁寧に作り終えww、「良い子でお留守番してなさいよ、明日の午前中には帰ってくるからね」となだめ【M】の家へと向かった。
【M】の家に着くと、玄関先で何時も真っ先に迎えてくれるバッチォはもう居ない・・・・・・。 バッチォが居た何時もの場所が広々としている・・・・・・。 そこで思わず涙ぐむ。 何時もの如く勝手に上がり込み廊下に回り、もう一匹の親友である【パン】に挨拶に行く。 パンは雌のバーニーズマウンテンドッグで、マキュキュの事は大変お気に入りなのだ。 挨拶に行くと「キュ〜ン!!キュ〜ン!! ああ、マキュキュじゃない、マキュキュなのね? 今までどうしてたのよ!! 何でこんなに長い間ほったらかしてたのよ!! けだもの!! 鬼!! 人でなし!! どんなに会いたかったか解かる!!?? どんなに寂しかったか解かる!!?? この薄情物〜っ!! バカバカバカ!!」 と、いとも恨めしげに、又、切なげに泣き叫び通しで抱き付いて来る・・・・・・。ww 肝心の飼い主はまだ出先(パチンコ)のようだ。 出てるのかなぁ・・・・・・?
『玄関開けっ放しで、物騒なやっちゃなぁ〜』パンに呟き、仕方ないのでパンを相手にしばしじゃれ合う。 『お〜ヨシヨシヨシ!! アタシだって会いたかったよ〜!! ハイハイ・・・、解かったから・・・・・・ブァハハハ』と、パンのヨダレにまみれながら、2匹になって絡み合う。
その内に【M】も帰って来て、高校生の息子の【A】も2階から降りてくる。 『何だ・・・、【A】君、居たんだ』 「うん・・・、寝てた」 『そかそか・・・』 この前まであんなチビスケだった【A】が、もうアタシを超えてしまった。 声変わりもしていて不気味だ。ww 「【A】君、昔、マキちゃんをお嫁さんにするって言ってたの覚えてるか?」と聞いてやりたかったが、意地悪な答えが返ってきそうなので辞めた。ww
もう一人の息子【R】も仕事から帰って来て、10年ぶりに顔を見る。 相変わらず【M】にそっくりで、良い男になったもんだなぁ・・・・・・。 モデルみたいだ。 【R】とうちの息子は一つ違いで、昔は一緒に海に連れてったりしてよく遊ばせていたのだ。
夕方になって【M】に近所のお好み焼き屋に連れてってもらう。 子供達はそれぞれ予定があるみたいなので、二人だけで行った。 そこで生まれて初めて【モンジャ焼き】と言うものを食べさせられる事になった。 アタシャ今まで、モンジャは食べた事が無い。長い間食わず嫌いだった。 見た目が【ゲロピィ〜】みたいで、何となく生理的にダメだったのだ・・・・・・。
【M】はモンジャのオーソリティーらしく、騙されたと思って食べてみろと言う。 なのでアタシは、騙されて食べる事にした。 「色んな具を入れるのは邪道なんだよ。モンジャの具は紅しょうがとキャベツとベビースターラーメンに限る!!」 『フムフム・・・・・・』 薀蓄を並べながら、焼きに入る【M】。 先ずは具を焼いて、その具で円い壁を作り、その真ん中に液を流し込み、焼くらしい。 【M】の手馴れたヘラさばきを関心しながら見つめながら、じっくり語り合いを始める。 債務整理をするに至った事、バッチォの思い出話、その他堰を切ったように色々語り合う・・・・・・。 焼酎のウーロン割を飲みながら、シミジミ、熱く語り合う。 そうこうする内にモンジャが焼きあがったらしい。 「モンジャはこうやって食べるんだよ」と、焼きあがったモンジャを小さなヘラでこそぎ取り、焦げと一緒に食べるのが本格的な食べ方らしいが、アタシは初めてなので上手く取れない。 少々小馬鹿にしていたけれど、どうやらモンジャは、焼き方と言い、食べ方と言い、高度な技術を要する高尚な食べ物らしい・・・・・・。
「だめだねぇ・・・、ヘタッピィ〜!」 そう怒られながら、まるで【M】がアタシのお姉さんみたいだ。ww 【M】よりアタシの方が8個も年上なのに、まるでアタシは妹みたいだ。ww それがくすぐったいような嬉しいようなで何とも可笑しい。 騙されて恐々一口食べてみたら、なるほど美味しかった。 それからは夢中で食べる。 食べ方も徐々に上手になる。 【M】は「よろしい!」と、満足そうに頷いている。
その後も【M】に色々と焼いてもらい、アタシは言われるまま食べ、言われるまま飲み、いたれりつくせりで美味しく楽しい一時をご馳走になった。
その後お腹も一杯になり、【M】の家に帰ってから又飲み直し、長い時間くっちゃべった。 二人とも気分良く酔っ払っちゃって、いつの間にか眠っていた。
昨日は何時ものクセで7時半に目覚め、【M】家のパソコンでBBSのレスだけ書いた。 日記は慣れないパソコンだとどうも書きにくい。 午後になり【M】が美味しいラーメン屋が出来たから、そこに行こうという。激辛のラーメンがかなり美味しいそうだ。
フゥーリィーに午前中に帰ると約束したのに、もう既に昼を回っている。ww フゥーリィーの顔と激辛ラーメンの顔を思い比べ、激辛ラーメンを選んだ私は薄情者か・・・・・・。
店に入ると混んでいた。 激辛ラーメンはかなり辛いらしい。 しかも、初心者・中級・上級と有り、上級がウマイと言う。 「アタシもそれで良い」と言って待つこと数分。 作る人の手元を見てると、唐辛子を5杯も入れている。 【ギョエッ!!】と思ったが後の祭り・・・・・・。 今更変える事も出来無そうなので、やせ我慢して食べる事にする。
出てきたラーメンはスープがマッ赤っかだ。 一口すすると『ゲホゲホ』と咳き込む。 まぢ辛い!! ごっつう辛いけど、本当に美味しい。 本当に美味しいけど、ごっつう辛い。
結局完食はするものの、唇は明太子のようになり、胃袋はカイロを抱いたようにジンジンしている。 「ウンピしたらお尻の穴が痛くなりそうだねぇ・・・・・・」と囁く。 昼食時の会話ではない・・・・・・。しかも、女同士の会話ではない・・・・・・。 そんな、全然気取らなくて良い所が【M】と私の仲の醍醐味だ。
その後カインズホームで【M】の買い物に付き合って、二人でペットショップで赤ちゃんワンコや子猫と遊ぶ。 その後【M】の家で一休みして、フゥーリィーの元へと帰って来た。 既に2時半を回っている。
「遅かったねぇ・・・。寂しかったねぇ・・・・・・!」 「マキュが居ないとやっぱ寂しいわ・・・・・・」 そんな声もうつろに聞こえはしたが、帰るなりアタシャ、ガーガー眠コケてしまった。ww
目覚めると夕方の7時。 「寝に帰って来たんか!! このダボッタレめが!!マキュキュはもう・・・!!」 『ごめんごめん、夕べほぼ寝てなくて・・・・・・』
恨みつらみの文句をタラタラ言われながら夕食の支度をする。 そこで安焼酎で一杯やりながら、昨日のモンジャデビューと激辛ラーメンデビューの話などをする。 フゥーリィーは少し焼酎を飲んだだけでもう酔ってしまったらしい・・・・・・。 超ご機嫌にはしゃいでいる。 「やっぱ、マキュが居ると全然違うわ。お酒も旨いし、楽しいわ・・・・・・」 フゥーリィーがシミジミ呟く。
カワユイやっちゃ・・・・・・。 こんな所がたまらなく愛しい・・・・・・。 ヨシヨシ、今夜は一緒に眠ってあげよう・・・・・・。
そこでアタシの部屋にフゥーリィーが泊まりに来て、狭いダブルベッドに2匹のトドが横たわる。 しかし枕に頭が付いたと同時に、二人ともグースカピースカ寝コケてしまった・・・・・・。
今朝起きたら、フゥーリィーが居ない。 「どうしてそっちに行っちゃったの?」と聞いたら、どうやら真夜中、私に蹴り落とされたらしい・・・・・・。 ・・・・・・重ね重ね、ごめんなさい・・・・・・。
友達・・・・・・。
友達ってありがたい。
友達って良い。
日ごろの闇から救い上げてくれる。
日ごろのストレスを癒してくれる。
そんな栄養剤みたいな関係だ。
ほんのちょっぴり会うだけで、お互いが楽しい。
ほんのちょっぴり会うだけで、お互いが元気になる。
そんな友達がアタシには結構居て、もの凄く嬉しい・・・・・・。
今日のみそひともじ
友達は 何時もホッタラカシのくせ 誘いが来ると 何故か集中
2004年05月03日(月)
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