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■ (日記) お金の無い辛さ
今朝、又、不思議な感が働いた。(詳しくは昨夜なのだろうが) 松本の親友である【M】に、ずっと電話をしてなかったので、偶には声が聞きたいなぁ〜と、昨夜思わず受話器を取ったのだが、時計を見たらもう11時をずいぶん回っていたので止めたのだ。しかも、彼女と話すと結構長期戦になるので、実は電話代の事を考えて止めたという理由もある。ww そしたら今朝、彼女からの電話で起こされたのだ。(笑)
さすが、以心伝心・・・・・・。どうやら今回は私の念力が勝ったみたいだ。
「全然連絡無いから、マキさん死んじゃってんじゃないかと思ったよ〜」
『アハハ・・・、当たらずとも遠からず』
「仕事まだやってるの?」
『うん・・・・・・、でも、あまり売れてないし、フゥーリィーも怪我で5日も休んだし、今度の給料5〜6万引かれそう・・・。来月こそ本当にお釈迦になるかも〜』
そんなや、こんなで30分ぐらいしゃべっていたかなぁ・・・。 【M】んちも、家のローンやら何やらで結構大変らしい。【M】家も貧乏だそうだ。 人んちも貧乏と聞くと、アタシはどうしてこうも嬉しいのか・・・・・・。ww
彼女のダンナは競輪選手なのだが、中々そうは成績が望ましくないようだ。 成績如何で大幅に収入が変わるのでやはり水商売のような物、何時もダンナの運次第で、その月のおかずが決まるようだ。 オマケに夫婦共々大のパチンコ好きで、最近、そちらの成績も良く無いらしい。 「今日で止めよう、今日が最後だ!! と思っても、アレは病気だわ・・・・・・」と、ため息を付いて苦笑していた。 私達夫婦は完全に足を洗った。と言うか、出来る状況でも無いし・・・・・・。
【M】一家とは、私達夫婦が付き合うようになるずっと以前からの付き合いで、双方の子供達がまだ小さい頃からの長〜い長〜い付き合いである。 無論私達夫婦の馴初めも修羅場の数々も全て知っている。【勝手知ったる他人の事情、、、】と言った仲だ。 本当に今日こそ首をくくろうかと思った時、彼女の電話で命拾いしたこともある。ww
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もうだめだ・・・。今度こそもうだめだ・・・。と言う所から、この2年間、何とかズルズルと生き長らえて来た。 今月こそは、もう本当に死ぬしかない・・、と思いながらも、【別に今日死ななくても良いか・・・、怖いから明日にしよう・・・】と言う感覚で、何とかずうずしくとも今日まで生きていた。ww
心に何時も浮かぶのは【昭和枯れススキ】ならぬ【平成枯れススキ】の替え歌ばかり・・・・・・。
私の経験上、お金がない辛さは、病の辛さなんかよりもずっと勝る。 病の辛さは今のこの現代、お金さえあれば何とか苦痛からは開放されるものだし、又、お金さえあれば旅行やショッピングなどでストレスなども発散できる。 この世で一番辛く、又この世で一番、どうにもこうにも、どうしようもない事が、お金の問題なのかも知れない・・・・・・。 なんせ、米はおろか、醤油一本さえ買えないこともある。 しかし、さすがに物乞いをする勇気も無い。
どちらかが仕事に恵まれないという時期が長い事交互に続き、それに加え度重なるアクシデントの数珠繋ぎ等で、あちらこちらのクレジット会社から細かく借りた小さな借金は、その芯を巻き込んで徐々に大きくなり、雪ダルマになって行く。そして自転車操業となって行く・・・・・・。 多重債務に陥る恐怖は重々解っていても、土地も担保も頼れる身内も持っていない私等は、借金を肩代わりしてくれるような人間も居ないし、一纏めにも出来ず、生きるための生活費や返済金を作るには、その手の場所からこまごまと調達してくるしか方法がないではないか・・・・・・。 小さな物が集まり月々の支払いは巨大化する。 その巨大化した雪ダルマは歯止めが利かず、もう我々の力では崩すことも壊すことも出来ない。そうなれば宝くじに当たるか、おっ死ぬか、今より収入を増やす以外に、術は無い。 二人で確実に月40万は稼がないと、もう赤字なのである。 その足りない分が次の月の支払いに加算される。
夫婦で働き、月平均35万ほどの収入は有るのものの、それでも足りない。給料日を過ぎると手元には最低限生きるため、2〜3万ほどの生活費を残さざるを得ないのだが、この2年間、その繰り返しだった・・・・・・。 年2回のボーナスで何とか不足分の調整をしている有様だ。 ある会社には此処数年、二人分の利息だけで毎月5万近いお金が只捨てられている。元金はそっくり200万残ったままだ。
破産宣告も考え、書類まで貰って来たのに、未だその書類が書けないで居る。 それは何故かと言うと、【借りた金は意地でも返しきりたい!!】と言う、ささやかな私達のプライドなのだ。 書類さえあれば何時でも書ける。イヨイヨ駄目になったら記入し、提出すればいい。 そう思って今では、心を奮い立たせる為のお守りのようなつもりで、机の引き出しに大切に仕舞われてある。
宝くじではなく、無論あくどい事でもなく、何とか正当な方法で必ず私が書いたもので収入を増やして見せたい!! 応援してくれていた人たちには何とか成功して恩を返したい。小馬鹿にされ、悔しい思いをさせられた人たちには何とかして見返してやりたい。そんな執念がある内にはきっと、奇麗事ではない本当の意味での人の心に訴えられる文章が書けるようにもなるだろうし、何時かきっとチャンスに恵まれるだうし、生きていられるような気がするのだ。 昨日の日記ではないが、それが私の志になっている。
そこで、何とか収入を今よりも増やす方法と、エッセイ集出版のチャンスをつかむ方法を、私なりに色々と考えてみた。 もう、今月生きるか死ぬかの瀬戸際である。 形振り構っちゃ居られない。ww
☆ 文芸公募に手当たり次第、今の真情を訴えた手紙を添えて応募する。(しかしこれは、用紙代とインク代と切手代のリスクが大きいし、結果がでるまで3〜6ヶ月掛かる)
☆ 地元の有力者や会社を手当たり次第当たり、今の心情を訴えwスポンサー探しをする。
☆ 地元のローカル局等に今の心情を訴えww自ら売り込みを掛ける。
☆ ネット等で一口1000円ほどのカンパを募り、集まった時点で自費出版をする。(しかし、コレは、生活費がなくなったら、おかず代に使い込んじゃいそうだしなぁ・・・ww)
☆ ネットで虱潰しに金を持て余していそうなスポンサーを募る。
☆ 昼間の空いた時間、エッセイ数点を印刷し、マッサージブーツと共に持ち歩き、松本周辺の家々を回り、エッセイを読ませながらマッサージを経験してもらい、営業がてら一人に付き200円くらい貰い、当面のおかず代に当てる。(そこでマッサージブーツが売れれば尚良いし・・・)
☆ 駅前にゴザを敷き、ギタリストと組んで歌を歌いながらエッセイを売り、地元誌、地元の局などで話題が持ち上がるのをじっと待つ。
☆ 有名エッセイストの連絡先を調べ、涙ながら詰め寄り、どうにか弟子にしてもらう。及び、出版社に紹介してもらう。
☆ 誰かに何処かに投書してもらい、取材してやってくれと頼んでもらう。
等など・・・・・・。ww 他に良い知恵の有る人は、ぜひ案をください。 いっちょ、オイラが手を貸してやるか・・・、等と言うご奇特な方がいらしたら、どうかご遠慮なく申し出てください。ww 資本が掛かる事以外と悪い事をする意外でなら、出来る範囲の事は、今の私には何でもござれデス。ww
何しろ人間・・・、何がしかの努力をしている限り、とことん切羽詰れば、何かの不思議な力が動くと、私はそう信じている。 誰かが何時か、目に留めてくれ、こんな私を面白がって、スポンサーか企画出版を名乗り出てくれる人も現れるかもしれない。 自分で何かアクションを起こしながらも、誰かに認められるのを待ちたい。 ともかく生きている内に何とかこの手で、借金の落とし前を付けたいのだ。
2004年04月18日(日)
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