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■ 【料理エッセイ】アサリのピリ辛元気スープ♪
今日は友人の進めで、スーパー閉店二十分前の壮絶バトルに参加してみた。 私は、スーパーと言う物は、半額以下には絶対にならないのかと思っていたのだが、この時間が賢い主婦の本当の狙い目だそうだ。 半額だった物が更に安くなる物も有ると言う。
さすがに皆、考える事は同じらしく、それを狙った倹約妻が結構いるもんだ・・・。 先ずは一周し、ざっと見学。
暫くすると精肉コーナーに人だかりが・・・・・・。 半額の赤札に更に店員が下げた値段を書いて歩いている。 その周りを主婦も又、付いて歩いている。(笑) (何処となく、チト、氷川きよし似の若店員♪)
和牛のロースが1P150g程入っていて750円が280円に。(何気に半端) なるほど安い安い。 (和牛など久しく口にしていないなぁ〜) 結構な霜降りで色は少々落ちてはいる物の、牛肉なんてもんはその位の鮮度が一番旨いんだよと、元肉屋勤めのフゥーリィーから聞いていた。 ゴクリと生唾が出る。 見れば残りは6Pのみ。 残りの少なさが又そそる。 「いいや! 給料後の月に1度の贅沢だ。買っちゃえ買っちゃえ〜♪」 ってんで、手を伸ばしかけたら、案の定、5本ほどの別の手が・・・・・・! (何故に日本人は、こうも連鎖反応でツラレル民族なのか・・・・・・)
此処でマキュキュ風心理作戦に出る。(しかしこれはかなりの賭けなのだ) 1pを手に取り、マジマジと眺め、わざと大げさに「う〜ん・・・、今日のは全然良くないなぁ〜。や〜めた!」と、しかめ面をして、元の場所に一旦置く。(笑) すると何故か皆も置く訳なんですよ・・・これが・・・・・・。 そこで、他へ行くと見せかけて、人通りが少なくなった所で、ささっ!と戻る訳ですね〜。(笑) なるべく良い霜降り具合で、少しでもグラム数の重いやつ(たいした違いじゃないのに、実にさもしい・・・)を選んで2P購入。(いっちょあがり〜)
鮮魚コーナーに廻ってみると、アサリが1P350円ほどが100円に下がっていた。(これは結構残っていた。) 見れば福よかで大粒の超ベッピン(?)揃い。そして量もたっぷりだ。 (ヨシヨシ! 今日は焼肉とアサリのスープで行こう!) そう決めて1P購入した。
その他もやし(17円)としいたけ(50円)を買い、家路へ・・・・・・・・。
さて、今日のメニューは給料祝いと、歯痛快気祝いで、鉄板焼き&キャベツのサラダ&アサリの元気スープ。その他少々のオマケ付き。
鉄板焼きは、和牛・玉ねぎ・ピーマン・モヤシ・椎茸・鳥モモ肉・下ゆでしたアスパラ等を、オリーブオイルを引いた鉄板で焼き、たっぷりの大根おろしに、少量のおろし玉ねぎ&おろしにんにくを加え、醤油とポン酢を半々で割ったタレで食べるだけ。
後は、柔らかい春キャベツのちぎりサラダ。 キャベツを一口大に手でちぎり、ジャコとながネギのみじん切りをたっぷりのごま油でカリカリに炒め、塩と醤油と酢を少々。後はコショウで濃い目に味を付けた物を、ジャッ!とキャベツに廻し掛けるだけ。
サテサテ、マキュキュ自慢のアサリのピリ辛元気スープの作り方。
【材料】(多目の3人分くらいかなぁ・・・)
アサリ(1P) にんにくみじん切り 2欠け分 プチにんにくなら1個分 水 4〜5カップ 玉ねぎのスライス 半個分 カエンペッパー 適量(我が家はたっぷり入れる) コショウ 適量 バター 大さじ1 刻みパセリ 少々 コンソメ顆粒 少々 塩 少々 醤油 1たらし
この材料だけで、作り方など書かなくても良いような物だが、(笑)一応書くことにする。
先ず、深めのフライパンにバターを入れ、にんにくのみじん切りを炒める。 にんにくの良い香りが鼻腔を蹴飛ばし始めたら、玉ねぎのスライスも加え、良く炒める。 玉ねぎが透き通ったら、洗ったアサリと水を入れて、貝が開く前に、此処できわめて薄めに(アサリ本来の塩気が出るので)コンソメ顆粒とカエンペッパー&コショウで味を付けてしまう。 【私は、アサリや蜆の味噌汁を作る時も、この手法を使う。】 (実は此処が結構重要なポイントなのだ・・・。何故貝が開く前に味を付けてしまうかと言うと、開いた後に味を付けると、良くかき回わさなきゃいけないでしょう? するとアサリや蜆が貝から外れてしまうのですよ・・・・・・。ただそれだけの事なんですが、殻の中にアサリが鎮座してないと、何か、妙な淋しさ、哀れさを感じたりしませんか?) そしてアサリが口を開くまでじっと待つ。 最後に味を見て薄ければ、塩少々を加え、仕上げに醤油1たらし、刻みパセリを振って出来上がり。 これは、辛くした方が絶対に美味しいですよ。
このスープに、茹でたバーミセリ(天使の髪の毛と呼ばれる極細のパスタ)を入れると、スープスパにもなるぞよ。
ど、ど、どうかお試しください。←(なぜドモル?) と〜ちゃん、スタミナ着くですから、後は知らぬぞよ。ウヒャヒャ!
2003年05月31日(土)
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