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■ (日記)今日の酒の肴は、アカシアの花の天ぷら。
↑の題名には、今日と書いたけど、もう日が変わっているので正確には昨夜になるんだね〜。
昨日は朝から腰痛が酷過ぎて、大好物の(笑)パソコンに座っているのもシンドイほどだったので、泣く泣くアルバイトを休んでしまった。 寝ても起きても痛くて、本来なら整形外科でも行きたい所だけれど、なんせ、所持金120円なので、諦めた。
そこで治療を兼ねて、そろりそろりと散歩をしてみる事にした。 散歩と言っても、家の直ぐ真ん前の農道をリハビリがてら、少し歩いて見ただけだが・・・・・・。
少し行くと空き地に数本のアカシアの木が有って、藤のような形をした真っ白な花が鈴生りに咲いているではないか・・・・・・。 辺り一面に、仄かな甘い香りを漂わせている。
(よ〜し! ツマミもそろそろ無くなって来た事だし、今日はアカシアの天ぷらをツマミにしよう〜っと♪) 私は痛い腰を伸ばして、10本ほどのアカシアを摘むと、早速、家に持ち帰った。 ザルにあけて丁寧に水洗いをし、水に浸しておく。 フゥーリィーが帰ってきたら、塩を多めに利かせた衣でサッ!と揚げるのだ。
そう思ってキッチンの食納棚を見たら、サラダオイルが無いではないか・・・・・・! ゲゲゲのゲ! 折角、食費を浮かせるために、痛い腰を引きずってアカシアを摘んだのに・・・。
仕方が無いので友達に電話する。理由を告げると友達は受話器の向こうで、のけぞって笑っている。 持つべきものは友! とはこの事。 早速、サラダ油一本ぶら下げて(笑)、友人が腰痛見舞いに来てくれた。 オマケに海老と茹でた竹の子まで持って来てくれたのだ。
お陰様で、海老と竹の子とアカシアの天ぷらで、一杯やれたわけである。
アカシアの花が食べられるのを知ったのは、松本に来てからだ。 何故か行き付けだったJazz Barで、お通しに出たのである。 熱々の天ぷらに天然塩を振って、茎の部分を指でつまんで齧り付く。 スーッと茎だけが綺麗に抜き取れるのだ。
海老と竹の子の穂先の天ぷらは、おろしと生姜入りの天ツユで。
サテ・・・、アカシアの花の味は・・・、と言うと・・・・・・。
ほんのりと甘く、香り芳醇で、中々の美味である。 これぞ季節の味。今しか食べられない旬中の旬だ。 天ツユで食べてもまぁまぁだったが、これはやはり塩が合う。
もしも、食べた事が無かったら、是非今の内にお試しあれ。 初夏の香りが楽しめますよ〜。
サテと・・・・・・。今日は待ちに待った私の初給料。 と言っても、10日分くらいしかないので、フゥーリィーの給料で払いきれなかった物を払わなければならず、それでもまだ4万も足りないくらいだ。 でも1万5千円くらいは取って置かないと生きて行けないので、逃げも隠れもしませんから、払いきれない所はもう少しだけ待っててね?(脂汗) 余裕が出来たら、多めに返済していきますからね? この分だと当分の間、アカシアのお世話になりそうだけど、何か、毎日天ぷらじゃ胃がもたれそう・・・・・・。(笑)
今日はさっと茹でて、わさび醤油で和えて、おひたしにでもしてみようかなぁ〜〜。ハテ? どんな味になる事やら・・・・・・?
腰痛さん、どうか目覚めたら治っててね。 腰痛が治ってくれないと、今日、お給料貰えないよ〜〜〜〜〜っ! あぁ〜眠くなってきた。もう、2時半か・・・・・・。
追伸 後日、アカシアのおひたしを食べてみましたが・・・・・・。 まず〜〜〜〜っ!! アカシア本来の甘さが邪魔して、食べられたもんでは無かったです。 やはり、アカシアは天ぷら意外には食す方法が無いみたいでした。(笑)
2003年05月15日(木)
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