マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 【怖い話】友達に聞いた怖〜〜〜〜〜〜〜い話し。


 本日は、私の友人(T)が、体験した、身の毛も弥立つお話を一つ・・・・・・。


 彼女は、舞台照明の仕事をしており、仕事柄、あちらこちらのホテルに泊まる事が多いらしいのです。
 
 彼女は、元々霊感が強く、深夜、私の店に飲みに来ていても、突然、「ホラ! あのカウンターの2番目の席に、今、帽子を被ったお爺さんが座ってる・・・」とか、「ねぇ? 赤ん坊の泣き声が聞こえない?」等と言っては、皆を震え上がらせていました。

 その彼女が、信州の或ホテルに泊まった時の事らしいのですが、やはり、月並みに、部屋に入った途端、(ノ≧ロ)ノ<嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌〜な気配を感じたらしいのです。

 でも、幽霊慣れした(笑)彼女の事。「ま、いいか・・・・・・」と、その部屋に泊まる事にしたのです。

 寝る前に一風呂浴びようと、シャワールームへ・・・・・・。

 髪の毛を洗いながら、ふと自分の影を見ると、彼女はギクッと、身体を硬直させました。

 なんと、自分の頭を洗う、手の影の他に、もう一組の手があるのです。

 照明のせいで、そう見えるのかと目を凝らしたそうですが、自分の手の動きとは、明らかに違う動きの手が、彼女の髪の毛を洗っているのだそうです。


 しかも、彼女は、坊主と言えるほど、ベリーショートの髪なのに、影の手は、如何にも、長〜い髪の毛を洗っているような手付きだったそうです。

 彼女は、その夜、ベットに入ると、生まれて初めて幽体離脱を体験したらしいのですが、彼女の身体を魂がすり抜け、そのホテルの部屋中を何度も飛び回ったそうです。
そう・・・、天井から、テーブルの下から、クローゼットの中までも・・・・・・。
 彼女の肉体が寝ている、ベッドの下さえも潜り抜けたらしいです。
 そして、ベットの下を、彼女の魂が潜り抜けた時、彼女はハッキリ見たそうです。

長〜い髪の毛が、もう既に、乾き切った血糊のような染みに、2本ほどこびりついていたのを・・・・・・。


 その日の出来事が、彼女が今まで体験した中では、幽霊をまともに見た時よりも、何とも気味の悪い体験だそうです。


                   by マキュキュ 


 


2002年06月24日(月)

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