無くなったネジ 其の壱。
仕事も終わりに近付いた午後7時半。 無性にショウくんの声が聞きたくなって、 突然何の前触れもなく電話しちゃいました。
「もしもし?」
「もしもし〜。」
「お前仕事は!?」
「プチ休憩中だよ。」
「あぁ〜、休憩か。 で、どうしたん?」
「hiroね、ショウくんちのワンコに会いたくなっちゃった。」
「え!? 今日!? 別に構わんけど、お前仕事終わるの9時過ぎだろ? こっちに来るまで起きてる自信がない…。」
「じゃあ、仕事終わったらまた電話するよ。」
「おぉ、わかった。」
そういって電話を切って、 それから2時間弱の勤務時間を ウキウキ気分で過ごしたのでした。 ←笑
仕事が終わって、今から行くって電話して、 大雨の中を30分かけて彼の家に到着。 1週間後の法事の為に親戚の人が来てて、 見つからない様にコソコソしちゃいました。
部屋に入ってしばらくは普通に話してたんだけど、 ちょっとhiroが甘えんぼモードに。 彼の肩にアゴを乗せて上目遣いで見てたり、 腕にまとわりついてみたり… 彼も驚く程の甘えぶりでした。 ←笑
ちょっと目があって、ちゅーしそうになって 焦って目をそらす彼が面白かったり。 ←鬼
そのうち床に横になろうとしたショウくん。 ぱっと私と目があった瞬間に、 「ヒザマクラ?」 って聞いたら、 「して欲しいけど… そこまで甘えていいのかなって…。」 それがやけに可愛かったので、 いいよって言ったら嬉しそうに寝転がってた。
前みたいにちょっとイチャイチャモード。 しばらくその体勢でスマスマ見てたんだけど、 背中が痛くなったと言うので彼はベッドへ。 その時に彼はhiroの頭をヨシヨシしてくれました♪ 私はベッドの横に座ってたら、 ショウくんの腕が私の身体にまとわりついてた。
かなりリラックスモードでいちゃつきながら 話をしてたんだけど、hiroも寒くなってきて お布団に一緒に潜り込んだ。 するとなぜか私がウデマクラをする形に…。
その光景がなんか可愛くて、 いつもなら甘えたい私の母性本能がくすぐられ、 思わず「ショウくんカワイイ〜♪」 ってぎゅうってしてしまいました。 ←笑
ちょうど胸の所にショウくんの顔があって、 かなりドキドキしちゃってたんだけど、 「hiroの匂いがする…」 って一言に笑っちゃった私。
着替えを貸してもらって楽な格好になって、 再び二人で布団に潜り込む。 正直、二人ともギリギリのところにいて、 いつお互いを襲ってもおかしくない状態だった。 それを笑ってはぐらかしてたんだけど、 私がノーブラなのに気付いたショウくんは 下半身が元気になっちゃったみたいです。 ←苦笑
「もぉ〜、オレ最低だ〜。」 を繰り返す彼に、 「でも、hiroは嬉しいよ。」 とつぶやいた。そしたら、 「お前が嬉しいとかって気持ちになっちゃうから、 やっぱしたくても出来ない…。」 そうかぁって思った反面、 すごく悲しくなってしょんぼり…。 そんな私を心配して、彼はhiroの顔をなでなで。
「それだけでもいいって思う事は間違った事なの?」
「え…?」
「性欲の処理不道具だろうがなんだろうが、 それでも一緒にいたいって思うのは間違ってるの?」
「間違ってなんか無いよ…。」
すぐ目の前にhiroの大好きな顔があって、 今すぐにでもちゅーしたいのに出来ない…。 でも、彼がhiroの事を思ってくれてると考えたら、 私ばかりが無理言うわけにはいかない。 でも、言葉は次々と溢れてしまったのでした。
ふと顔が近付いて、お互いの鼻の先が当たった。 くすって笑って、鼻の先っちょをスリスリ…。 そしたらふっと口唇が触れてしまった。 ↑エンピツ投票ボタンです
続きはまた明日…。
2003年11月25日(火)
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