人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
MAIL
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2007年05月11日(金) ■ |
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後悔のコトバ |
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「そんなこと、今更知っても、何も感じないですよ。」
私は、なるべく冷静を装ってそう答えた。
それは、本心だった。
今更、「あの人」の気持ちを知ったって、何の意味も無い。
私 「やっぱり「あの人」が私と別れて、元カノとヨリを戻したって言う事実がある限り、どんな話を聞いても、「今更、都合のいい言い訳」にしか聞こえない。」
先輩「確かに、そうかもな・・・。悪かったな。思い出させて。」
「あの人」がいい加減な気持ちじゃ無かったって、私のためを思って出した結論だって、そんなの聞いても、何の喜びも感じないよ。
むしろ、聞きたくないよ。今更。
確かに、自分も悪かったって分かってる。
だけど私は「あの人」を憎むことで、自分を支えてきたところもある。
きちんと向き合えなかった。お互い。本当の自分を知られるのが怖くて。 カッコばかりつけていて、カッコ悪い「本心の自分」を見せられなかった。 近づきたいのに、うまく距離が保てなくて、牽制しあって、結局心から触れ合えることは無かった。 そんな関係が苦しくて、気軽に付き合える「後輩」に逃げた。
きっと、私の「後輩」の存在が「あの人」の「元カノ」だったんだろう。 気を使わなくても分かり合える気軽な存在。
私たちはきっとすごく似てた。悲しいくらい似すぎてた。 だからうまく付き合えなくて、お互い疲れてしまった。
もし、「あの人」とうまく付き合えてたら? 私は「Aさん」と不倫することも無かっただろう。あんなに苦しむことも、 「恋愛するココロ」が鈍ってしまうことも、なんだか恋愛なんてもういいよと思えてしまうことも、無かったかもしれない。
でも、それは「あの人」のせいじゃない、自分のせいだ。 すべては、弱くて愚かだった自分のせい。 分かっているよ・・・。もうとっくに分かっていた。
でも、今更思い出したくなかった。
今更な「あの人」の言葉は、忘れかけていた「自分の罪」を突きつけられる。
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