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2007年07月03日(火) ■ |
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風信子の家―神代教授の日常と謎(篠田真由美) |
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●読書中:風信子の家―神代教授の日常と謎(篠田真由美) W大教授・神代宗の自宅に、ひとつの贈り物が届けられる。箱の中身は「君にこの謎が解けるかな?」というメッセージと、家屋の精巧な立体模型。その模型の中で、人形は背中を刺されて殺されていた。現場は密室。いったいこの贈り物は何を意図したものなのか? メッセージに記されていた名前を頼りに、神代は自らの記憶を探りはじめる。真相の鍵となるのは『虚無への供物』と詩人・立原道造――。(表題作)ふしぎな心理の動きと謎解きを繊細に結びつけた力作ミステリ4編と、書き下ろし掌編「クリスマスは嫌い」を収録。《建築探偵》桜井京介の恩師・神代教授の事件簿、始動。著者あとがき=篠田真由美
おもしろかった。主人公・神代先生のキャラクターか、建築探偵本編よりも気楽で楽しい、ゆるい雰囲気の短編集だった。蒼たちが脇役として出ていて、彼らが神代先生や、その他の人たちの目から描写されるのが新鮮だった。なるほどな〜。 本の内容は・・・最後の話がよかったかな。『思いは雪のように降りつもる』。
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