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2007年05月20日(日) ■ |
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スペース(加納朋子) |
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●読了:スペース(加納朋子) 前作で描かれたクリスマス・イブの大事件――雪の降るなかを駆け抜けた冒険を経験し、寝クリスマスを過ごした入江駒子は、風邪を治して出かけた大みそかのデパートで、神出鬼没のアルバイト青年瀬尾さんに遭遇する。ここぞとばかり「読んでいただきたい手紙があるんです」と告げる駒子。十数通の手紙に秘められた謎、そして書かれなかった“ある物語”とは? フレッシュなデビュー作『ななつのこ』、第2作『魔法飛行』に続く、駒子シリーズ第3作。
図書館で借りて読んだ。すでに読んだかどうか覚えてなかったのだけど、どうやら未読だったようだ。 まぁおもしろかった。謎のメインである女の子の手紙の部分が、途中やや退屈だったけど、まあここが話の肝であるわけだし。行間の書かれなかった部分に真相がある、と言って瀬尾さんが謎解きをするところは、クルッと次元を転移して視点が変わったような感覚だった。 言葉・・・語句の使い方が印象的な箇所がいくつかあった(タイトルの「スペース」とか)。
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