|
|
2006年05月08日(月) ■ |
|
ワームウッドの幻獣―クラッシャージョウ〈9〉(高千穂遙) |
|
●読了:ワームウッドの幻獣―クラッシャージョウ〈9〉(高千穂遙) 内容(「BOOK」データベースより) ジョウにふたりの実業家から護衛の依頼がきた。ただ、この仕事はもう一組、ことあるごとにジョウのチームに敵愾心を剥き出しにする“地獄の三姉妹”クラッシャーダーナのチームも請け負っていた。仕事の皮切りにコンテスト会場でのテロリストの攻撃からクライアントを守ったジョウたちは、幻獣アバドンが棲息するという未踏の惑星ワームウッドに向かった。派遣された調査隊がすべて消息を断っている危険な星で、ふたりの実業家は幻獣相手に狩りの腕を競おうというのだ。
久しぶりにクラッシャージョウシリーズ。昔、ソノラマ文庫にドップリ漬かり込んでた時期があって、その名残りで今でも気が向くとわりと読む。 この人の描く女性って、私から見るとみんないかにも「男性から見た女」そのものなのに、読んでていやな感じがしないのがいいなあ。年の功かね。むー。今回は3人のアマゾネスが出てきて、アルフィンもそれに張り合ってみんなで大暴れ。とりあえず美人コンテストのシーンは楽しかった。ワームウッドに着いてからの展開は、あまりインパクトはなかった。ふしぎ生物の設定がありがちだし。できればストーリーの要であるテロリストの動機あたりがもっと深く描かれていれば、その後の展開にもっと感情移入できたかも。 ま、楽しかったからいいか。
|
|