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2006年04月10日(月) ■ |
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青空の卵(坂木司) |
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●読了:『青空の卵』(坂木司) 内容(「BOOK」データベースより) 僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか。謎を解き、人と出会うことによってもたらされる二人の成長を描いた感動の著者デビュー作。
図書館で単行本版を借りて読了。この本は最近文庫版が出たので目に付いて。 おもしろかった。後書き対談にもあるけれど、この話の坂木と鳥井は、「火村と有栖川」「御手洗と石岡」と同じにおいがする。というか、よりハッキリ分かりやすく書いているあたり、かなり確信犯的だと思った。でも表面的にはまじめな普通のミステリだから、上の青字で引用した内容紹介も嘘ではないし。鳥井が壊れるところがかわいい〜〜とか思うあたり、本当どこまでも腐女子・・・。 連作の続きも読んでみよう。2作目の『仔羊の巣』は区内の図書館にないけど、近隣の区で持ってるな。また税金を使わせてもらってお取り寄せリクエストするか?(^^;この本は入手困難だし仕方ない気がする。 *仔羊の巣 *動物園の鳥
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