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2005年12月20日(火) ■ |
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Midnight for Charlie Bone(Jenny Nimmo) |
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●読了:Midnight for Charlie Bone(Jenny Nimmo) 主人公の少年チャーリー・ボーン(10歳)はある日、仕事から帰ってきた母に渡された写真から、話し声が聞こえるのに気がつく。じっと耳を済ませると、赤ん坊の泣き声、会話のひとつひとつまでがハッキリと聞きとれた。その様子を見ていた(父方の)祖母Grandma Boneは3人の妹(大おば)たちを家に呼び、チャーリーのテストをすると言う。テストに合格すれば、チャーリーはBloor's Academyへ入学することになるのだと。
シリーズものでこの本1冊では根本的な謎が何も解明されていないので、今の段階では評価は出来ないけれど、続きを読んでみようかと思う程度には面白かった。正直、この本にはあまり期待していなかったので、後半一気に読めたのがうれしい。 本書は主人公チャーリー・ボーンの住む町を舞台にしていて、学校、自宅、近所の幼馴染みの親友の家、本屋などが出てくる。最初はチャーリーの家の奇妙な家族構成、変わった親戚たち、Bloor's Academyへ転校することになる経緯。Bloor's Academyは魔法学校というより、(音楽、美術など)芸術系の高等教育機関といった雰囲気。「学校の経営者=敵」という構図は新鮮だった。 続きもできれば読みたい。
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