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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2005年02月26日(土)
メモ

マシューボーンの「白鳥の湖」を観に行く。

≪メモ≫
●新刊:『星の運命(上)(下)』扶桑社ミステリー(ミカエラ・ロスナー)
 原著≫The Stars Dispose(Michaela Roessner)
16世紀フィレンツェに集う運命の子ら! 絢爛たるファンタスティック歴史絵巻
メディチ家の支配も斜陽となるなか、教皇の圧政に苦しむフィレンツェ。少年トマーゾは、料理と芸術の腕を磨きながら、激動の時代を駆け抜けていく。カテリーナ・デ・メディチ、ミケランジェロなど、星にさだめられた運命の人びととともに――全米絶賛、最高の歴史ファンタジー登場!


表紙だけ見るとどこかのライトノベルみたいだけど、ミカエラ・ロスナーは歴としたローカス賞ノミネート作家。原著"The Stars Dispose"は1998年にローカス賞ノミネートされた作品なんである。ベルガリアードの新装版が出る話はかなり知れ渡っていたけど、これはノーチェックの人が多いんじゃないか、と勝手に思って先頭に書いてみる。面白いといいな。

●復刊新装版:予言の守護者(デイヴィッド・エディングス)
原著≫Pawn of Prophecy : The Belgariad 1(David Eddings)
この世が創造されて間もない頃、世界制覇の力を宿す宝石をめぐって神々が熾烈な闘いを繰り広げていた。この争いは魔術師ベルガラスが邪神トラクを倒して終局を迎えた。だが、いつの日か邪神トラクは宝石を求めて再びこの世に現われるという…農園で平隠な日々を送るガリオン少年にとって、神々の争いや宝石など単なる神話でしかなかった。だが、謎の語り部ウルフが現われた時から、ガリオンの生活は激変した。彼はウルフに導かれるまま何かを避けるように、また何かを追うようにして旅立つが…。

すでにあちこちで話題になっている、エディングスのベルガリアード物語の1巻。表紙の少年が可愛い。でも長いシリーズものは手を出すのに勇気がいる・・・

●新刊:泳ぐのに、安全でも適切でもありません(江国香織)
愛を通して人生を切りとる傑作短篇集。
安全でも適切でもない人生の中で、愛にだけは躊躇わないあるいは躊躇わなかった10人の女たち。愛することの喜び、苦悩、不毛……。第15回山本周五郎賞受賞の傑作短篇集。(解説・山田詠美)


薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木】が面白かったので、これも読んでみようかと。この人の本読むと、なんか自分が精神的に大人になった気がするんだよなー(笑) 以前は不倫とかの、いわゆる「道に外れた恋愛」ってどんな形で描かれてても気持ち悪くてイヤだった。本は自分の知らない世界を見せてくれるのがオモシロイ。

春期限定いちごタルト事件(米澤穂信)
小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に駆られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星をつかみとることができるのか? 新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。
<収録作品>「羊の着ぐるみ」「Your eyes only」「おいしいココアの溶き方」「はらふくるるわざ」「狐狼の心」


面白そうで前から気になってる本。

バルーン・タウンの殺人(松尾由美)
内容(「BOOK」データベースより)
東京都第七特別区、通称バルーン・タウン。人工子宮の利用が普通になった世界の中で、それでも敢えて母体での出産を望む女性たちが暮らす、あらゆる犯罪と無縁の長閑な別天地―の筈なのに、なぜか事件は次々と起きる。前代未聞の密室トリックや暗号「踊る妊婦人形」など、奇妙な謎に挑む妊婦探偵・暮林美央の活躍を描いて賞賛を受けた松尾由美のデビュー作。...