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2005年01月03日(月) ■ |
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The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@10/28章 |
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何ヶ月ぶりかで洋書を買いたい欲求が盛り上がり中。・・・つか、毎年1月、2月はいつもそうだ・・・。新しい年になって「今年も洋書を沢山読むぞ!」と思うと、気持ちばかりあせってつい買いまくってしまうんだよね。それに、あちこちのサイトで(旧年の)ベスト本がupされると、読みたい本が一気に増えるのも事実。とりあえず本のメモに書いて、ひとまず落ち着こう。(^^;
●読書中:The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@10/28章 ストーリーを書くとワケが分からないけど、読んでる限りではとても面白いからオッケー。色彩豊かな描写にウットリしっぱなしで、もうそれだけでお腹いっぱいなのだ。
▲Melanthosという名前の女性(1、3、5、7章) Melanthosは塔の上で刺繍(embroider)をしている。鏡に映る景色や人を糸で紡ぎ、一晩中かかって仕上げた作品は、窓の桟に置いておくといつの間にか消える。Melanthosは黒い騎士(シアン・ダグ?)が塔の鏡に映るのを見て刺繍に織り込むが、翌日「本物の黒い騎士」を現実に目で見て驚く。「もし彼が本物なら、鏡に映った他のものも、みんな現実なのだわ」 そして騎士を自分の塔に連れて入ろうとするが、これは失敗したらしい。
▲イヴ国王の騎士シアン・ダグ(2、6、8章) スカイ国へ旅するうちに食料や金も残り少なくなり、徐々に日付の感覚を失っていく。ある日、森の手前にある宿屋へ入ると、宿屋のオヤジが「あの森には悪魔がいる"There is evil in that forest"」退治してくれるなら、一番いい部屋とベッドを提供する、と言う。森へ入り・・・色々あって・・・森の中でThayne Ysseに出会う。Thayneはシアン・ダグを(ドラゴンの黄金を狙う)ライバル=敵と見なし、次にスカイ国で出会うことがあったら殺すと言う(6章)。 8章、スカイ国に到着。レディ・グウィンの父親らしいスカイ国のヴェルレーヌ王?(Verlain, The Lord of Skye)と面会、レジス・オーラムとの結婚式の様子などを聞かれ、友好国からの国賓として歓待される。ところが、その夜スカイ国の吟遊詩人の老婆が現れて、翌朝すぐに立ち去るように告げる。「ここから南へ向かい、西側に鏡で映したように同じ三つの丘が見えるところで西へ。その丘は「三姉妹(Three Sisters)」と呼ばれる。」と。
▲Ysse島の領主(らしい)Thayne Ysse(4、6、9章) 9章。スカイ国の宿屋の女将の話から、Thayneはシアン・ダグがほんの数日前に同じ場所を通ったことを知り、複雑な思いをする。川に沿ってしばらく行くと、そこに(スカイの吟遊詩人がシアン・ダグに告げたような)「三つの丘」が。丘と丘の間は非常に狭く、近づくと頭の上でアーチ上になっている。その向こうには何も生えていない平原があり、真ん中にある塔にはドラゴンが巻きついている。
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