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2004年10月04日(月) ■ |
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ゆめつげ(畠中恵)読了 |
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●読了:ゆめつげ(畠中恵) <内容> 江戸は上野の端にある神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、まったく役に立たないしろもの。そんなある日、地震で迷子になった大店の一人息子の行方を占ってほしいとの依頼が舞い込んだ。屋根の修繕費にでもなればと、目先の礼金に目がくらみ、弟をお供にしぶしぶでかけてしまったのが運のつき、事態は思いもよらぬ方向に転がって・・・・・・。ちゃんと迷子の行方は知れるのか!? そして、果たして無事に帰れるのか!?
【しゃばけシリーズ】とは別系統の時代もの、幕末の江戸を舞台にした超能力もの+時代ミステリーという感じ。「しゃばけ」の方と比べてミステリー風味が強くて、人がどんどん死ぬ。「夢告」の能力そのものも、結構血みどろでスゴイ。残りの感想は後ほど。
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