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2004年08月19日(木) ■ |
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水晶の夜、翡翠の朝(恩田陸)読了 |
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●殺人鬼の放課後 : ミステリ・アンソロジー 2(恩田陸) ≪目次≫ 水晶の夜、翡翠の朝(恩田陸) 攫われて(小林泰三) 還って来た少女(新津きよみ) SEVEN ROOMS(乙一)
恩田陸の「水晶の夜、翡翠の朝」 読了。 【麦の海に沈む果実】の主人公の彼氏、ヨハンを主人公にした短編。理瀬が学園を去った年の夏が舞台で、ヨハンは「この学校にいるのもあと1年くらいだろう」と言いながら、刺激の少ない学園の生活が退屈でしょうがない。そんな夏のある日、学園で『笑いカワセミ』というゲームが流行する。連続して起きる悪質なイタズラ・・・犯人の狙いはどこに?
いいね〜、こういう話好き。ヨハンが、どうも「ツーリング・エクスプレス」のゾフィー・クリスティーネとかぶって見えてしょうがない。同じタイプだ。最後のにっこり笑って、ザックリ刺すところとか、人を使いなれてるところとか・・・。まったく、末恐ろしいガキだ(^^; いつかヨハンの家の跡目争い騒動の話が読みたいな〜。理瀬とうまく行けば、当然結婚式があるんだろうし。うわぁ、ワクワクする。舞台はヨーロッパでお願いします! あ、恩田陸以外の3作には興味がないので、興味がわくまで読まないと思う。
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