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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2004年06月16日(水)
Ombria in Shadow(パトリシア・A.マキリップ)@8/28章

●読書中:Ombria in Shadow(Patricia A. McKillip)@8/28章
 ≫EXCERPT
8章に入ったところまで。3章あたりまでは単語が難しくて設定や人物像を掴むのが大変だったけど、きっちり(電子辞書で)調べながら読んだら4章以降は段々楽になって、6、7章は一つも辞書を引かなかった。マキリップの本はいつもこのパターンだな。
Kyelはキール?ケル?ケイル?カイル?? 私は勝手に「キルくん」と変換して読んでいるけど、本当はなんて発音するんだろう・・・。怖い子に育たないといいけど(^^; 

*Royce Greve(ロイス・グレーヴ?): 亡くなったばかりのOmbria王国の王子。為政者ではあるけど「王」ではないらしい=5歳の息子Kyelがまだ公式に「王子」として認められていない状態。

*Kyel Greve(キール/ケイル・グレーヴ?): Royce Greveと、亡くなった王妃との間に生まれたの息子、5歳。Ombria王国の正統な後継者。

*Lydea(リディア?): 主人公、Royceの愛妾。Kyelの母である王妃が亡くなってから、Kyelの母親代わりでもあった模様。下町、スラム街にある居酒屋(tavern)の娘。Royce王子が亡くなった日にBlack Pearlに宮廷から放り出されてしまい、父の経営する居酒屋に帰ってウェイトレスをしている。宮廷では「お姫さまの格好をした居酒屋の娘」、家に帰ってからは「居酒屋の娘の格好をしたお姫さま」とか言われている。

*Domina Pearl;Black Pearl(ドミナ/ブラック・パール): 怖くて凶暴な黒真珠のおばば。Ombriaの権力を握り、自分の邪魔になる者(LydeaやDucon)を殺そうとする。「あのばーさんは1世紀も前に死んでるはずなんだ」「常にOmbriaの代々の王、王子たちの"大叔母"」

*Ducon Greve(デュコン・グレーヴ);Kyelの従兄、王家の私生児? Royce亡き後、周りは敵ばかりの宮廷にとどまってKyelを守ろうとしている。

*Camas Erl: Kyelの新しい家庭教師。Duconの幼い頃からの教師でもあった人物で、Duconを心配している。
*Jacinth:Kyel付きの侍女頭のような人。Royce王子亡き後、Black Pearlにクビにされる。"jacinth"も宝石の名前らしい。「ヒアシンス石;赤みがかったオレンジ色」

▲トリビアの泉
今日のMFT(マイ・フェイヴァリット・トリビア)は、「『走れメロス』は作者の太宰治が借金を返すために走り回ったことから生まれた」 これ、私は知らなかったけど、けっこう有名な話みたいね。
「チャーゴ 湖」で来た方、先週のことは先週の日記(6/9)参照。