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2004年04月28日(水) ■ |
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三月は深き紅の淵を(恩田陸)読了 |
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●読了:三月は深き紅の淵を(恩田陸) とても不思議な本だった。第一印象は、(これまで読んだ3冊と比べると)随分と趣味に走った感のある本。作者が頭の中のイメージや、心に残っているシーン、印象的な言葉をこれでもか、と詰め込んで行ったらこんなものができた、という感じ。 4つのまったく別々の話を収録した短編集で、登場人物も舞台設定も違う4つの物語が、『三月は深き紅の淵を』というタイトルの幻の本という共通点でのみ繋がっている。イメージの豊かさ、贅沢さに浸れた反面、短編の長さでは話に入れなくて消化不良気味で、読み終わった時に不満が残った。.... ≫続きの感想はこちら
●短編小説「あこがれ 博物館惑星・余話」(菅浩江) SFマガジン 2004年6月号(p.147-167) 雑誌に載った『博物館惑星』の最新話を読む。アイドルの少年にあこがれる三十路女の話。いい歳して10代のアイドルにキャーキャー言うなんて恥ずかしいわ・・・とか激しく葛藤したり、そういう自分を否定したりするのだけど。うーん、たったそれくらいのことがそんなに恥ずかしいわけ? ずいぶん繊細なのねえ。
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