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2004年03月04日(木) ■ |
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黄金蝶ひとり(太田忠司)読了 |
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●読了:黄金蝶ひとり(太田忠司) 図書館で借りて読んだ。おもしろかった。 街中育ちの少年・洸(たけし)が祖父の住むド田舎の茶木村で夏休みを過ごす話。また夏休み! 【くらのかみ】といい【ぼくと未来屋の夏休み】といい、どうやらミステリーランドは「夏休み」が好きらしい。他2作と同じく、本書も「夏休み」の開放感、自然たっぷりの田舎の夏の空気が心地よかった。 ミステリというより「冒険もの+未知との遭遇」という感じ、アクションが派手な話だった。街の少年が自然いっぱいの村に馴染んで違和感がないのがすごいね。さすがあの祖父の孫というべきか(^^; 子どもの頃に読んだらもっと大好きになってたかも。後半の鍾乳洞や秘密のドームのあたりは、もうちょっと引っ張って詳しく書いて欲しかった気もするけど。キレイにまとまってて良い良い。おもしろかったです。 ≫講談社ミステリーランドのページに追記
<内容> 5年生の夏休み、洸は物心がついてから1度も会っていない祖父・白木義明の住む茶木村で過ごすことになった。アサギマダラという蝶が群れとび、鍾乳洞があり、豊かな自然が残る村には、山を守る“テツ”がいるという。 「茶木牧場&白木万能学研究所」なる看板をかかげた祖父は、あらゆることの先生として、村民から尊敬されていた。だが、なにか皆に秘密にしていることがありそうだ。村にかくされているという宝と関係があるのか……。ある日とつぜん祖父が姿を消した。茶木村を観光地化しようと前村長の不良息子が会社社長となって戻ってきたのと、関係があるのだろうか。彼の真の狙いは村の宝にあるのでは……。
▲洋書を5500円以上買うと500円OFF!(3/14まで) というキャンペーンをアマゾンでやっている。これを見て、反射的に「やたっ、5500円も買っていいの!?」と思ってしまうのはなにか違うと自分でも思う。今カートの中は1万円近く・・・・あと10日でこれ以上どうやって絞ればいいのか悩み中。どうしましょう・・・・・・。
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