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2003年11月29日(土) ■ |
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スチュアートの大ぼうけん(E.B.ホワイト)読了 |
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●読書中:Stuart Little(E. B. White) 翻訳≫『スチュアートの大ぼうけん』 アメリカの児童文学の古典的名作(1945年初版)で、映画にもなっている。同じ作者の【Charlotte's Web】と合わせて、アメリカ人の書いた本にけっこう頻繁に出てくるので、「いつか一度ちゃんと読まないと」と思ってた本。 物語は「フレデリック・C.リトル夫人に2人目の息子が生まれた時、その赤ちゃんはネズミくらいの大きさしかなかった」という文章で始まる。つまりこの話の主人公スチュアート・リトルは、ネズミの姿をしてはいるけれど「れっきとしたリトル家の実子である」という設定なわけ。この事実をつべこべ言わずに飲み込んでしまえれば、あとはスチュアートの楽しい冒険物語。 男の子の話だね。「少年が家を出て旅に出る」って型がアメリカっぽいなーとは思った。この本を「面白かった」とは言いにくいけど、スチュアートの小さな冒険の数々を語る、話の細部を積み重ねは確かに楽しかった。全体を見ると構成も何もなくて、終わり方が尻切れトンボだったりするけど(^^; 短い簡単な本で、ガース・ウィリアムズの絵が楽しくて終わりまで抵抗なく読めた。子どもの頃に読めばもっと楽しめただろう。
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マーセデス・ラッキーのThe Fire Roseはまたもや昔話ネタのファンタジーで、今度は「美女と野獣」。Roseで花コレクションに追加。 有栖川有栖の『白い兎が逃げる』は11月の新刊で、火村&アリスのミステリ中編集。アリスで白兎って・・・!(^^;
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