|
|
2003年10月14日(火) ■ |
|
ストラヴァガンザ 星の都(メアリー・ホフマン)@13/25章 |
|
●読書中:Stravaganza : City of Stars(Mary Hoffman)@13/25章 おぉー! Georgiaの相手・・・ペアはCesareじゃなくてFalcoだったのか?! なるほど、それじゃFalcoはLucienの時とは逆に、21世紀に永住するのかも。 さて、タイトルの"City of Stars"について。この本の舞台Remoraは、こちら側で言うとイタリアのシエナ。シエナにはコントラーダContradeという自治組織があって、伝統的に対抗意識と結束が強く、夏にはパリオと呼ばれる競馬の祭りがある。
町の中心にあるのは扇の形をしたカンポ広場だ。世界1美しい広場という説もある。この広場を囲んで町はコントラーダと呼ばれる17の地区に分かれている。シエナ人にとっては正に揺り籠(かご)から墓場まで生活万般の基礎となるのがこのコントラーダである。芋虫、麒麟(きりん)、竜などという名前を持つ各コントラーダは、毎夏パリオと呼ばれる伝統行事(カンポ広場で開かれる競馬)に熱狂する。タタタンタタタンというテンポの良いパリオの太鼓。「毎日夕方、この太鼓の音が聞こえるようになると、パリオが近づいた証拠だ」。競馬自体はわずか1分15秒で終わってしまう。しかしシエナの人々は今でも何100年も続いてきたパリオに最大の情熱を傾けるのである。 (『シエナ : 夢見るゴシック都市』(池上俊一)書評より) Remoraの設定もこれとソックリ。Remoraでは17のコントラーダ(地区)ではなく、十二星座の名前のついた地区に分かれているという設定。乙女座とか蟹座とか山羊座とかの、あれね。主人公のGeorgiaが一番関係するのはRam(牡羊座)の地区。Gerogiaが馬好きで、Stravaganzaした、いわばホームステイ先がHorsemaster(調馬師)の家、馬を飼って育てる場所なのも偶然ではない。
▲The Lord of the Rings BBCラジオドラマ版 裂け谷に到着(3枚目まで)。空き時間とかに普通に聞いてて、1日1枚=1時間弱が無理なく聞けるペース。 このCDはナレーションをはじめ登場人物が男声ばかりのせいか、ずーっと聞いていても疲れにくいみたいだ。バリトンとテノールの嵐!(笑) そうか、女声の朗読は英語が聞き取りやすかったり、イメージに合ってて上手なことが多いので気に入ってたけど、キンキン声はずっと聞いてると疲れるから、長時間の朗読には向かないのかも。なるほどね。
●近刊:『ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド ツアー・ガイド』(東洋書林 発売日等、詳細未定) (情報元:DWJ掲示板にて、Leonさんから) The Tough Guide to Fantasy Landの翻訳? ダイアナ・ウィン・ジョーンズのツアーガイドっていうとこれしかないから、間違いないだろう。PB版の表紙はこんな感じ。私が持ってるのは左のなんだが、この本の表紙ったらセンスが悪くて・・・・。でも、それも計算づくだろうけど・・・。 しかし・・・そうかぁ、これの翻訳が出るのか! まさかこんなしち面倒くさい本を訳す人がいるとはね!(^^; ジョーンズさんのユーモア感覚、ブラックジョークがうまく日本語になって伝わるといいな。 *【内容紹介】
●Amazon.co.jp オリジナルブックカバー プレゼントキャンペーン 本を3900円以上(税別)買うと文庫サイズのブックカバーがもらえるキャンペーン。普通に買うと270円。
|
|