|
|
2003年10月06日(月) ■ |
|
ストラヴァガンザ 星の都(仮題)/メアリ・ホフマン |
|
●読書中:Stravaganza : City of Stars(Mary Hoffman) リンク先はインターナショナル版のペーパーバック。中身はもちろん英語。UK&US版はまだハードカバーしかない。 "Stravaganza 3部作"の【Stravaganza: City of Masks】に続く2作目。今朝から読み始めたが、やっぱりおもしろい! 冒頭で突然、羽の生えた黒い子馬が生まれてしまったぞ!(^^; City of Masksも現実的な細かい設定とファンタジックなところが入り混じるのがよかったけど、City of Starsは前より長いみたいだし、期待できそうだ。来月に1作目の翻訳が出るそうで、もう大喜び。
<ストラヴァガンザ・シリーズの内容設定> 基本/現実と異世界を行き来する冒険ファンタジー +イタリアによく似た異世界・タリアの国取り物語 舞台/1作目:City of Masks=仮面の都=Bellezza(≒ベネツィア) 2作目:City of Stars=星の都=Remora(≒Sienaシエナ) 3作目:City of Flowers=花の都=Giglia(≒Florenceフィレンツェ) 翻訳本の情報/『ストラヴァガンザ 仮面の都』 タイトル&表紙そのままだ!
著者がイタリア旅行に行って構想を得たファンタジーだそうな。イタリアとタリアの違いは公式サイトのタリアの地図と世界地図でも見比べてもらうとして。"Stravaganza"は世界と世界を行き来することで、その界渡りの能力者が"Stravagante"と呼ばれる。1冊ごとに新しいStravagante(界渡りの能力者)が出てきて、彼らが飛んでたどり着く先の町が決まっていると。そこが話の舞台、「○○の都」。Stravaganteになるには能力・才能よりも「一定の条件が整ったら勝手に飛ばされる」という印象が強い。
・界渡りにはアイテムが必須 (手帳だったり、黒いペガサスの彫刻だったり、人によって違う) ・そのアイテムが造られた場所に引き寄せられる ・そのアイテムをなくすと行きっぱなし、帰りっぱなしになる ・どこか別の世界に行ってしまいたいという強い願望が原動力(主人公が不幸) ・界渡りをすると別の肉体を獲得するらしい(不治の病が治ってたり) ・いつも必ず「イングランド(アングリア)→タリア」という方向で起こるのは歴史的な事情がある
≪新刊情報≫ ●『ICE : ケルと氷の世界の物語 1』(スティーブ・ボウケット) 氷河期の到来によって氷に閉ざされてしまった世界……だが、人びとは全能の女神オールマザーの力によって、山中深くに作られた国パースで安全に暮らすことができた。しかし、探究心に溢れる少年ケルは、外の世界、氷に覆われた厳しい寒さの支配する世界への冒険を夢見ていた。イギリス生まれの壮大な冒険ファンタジー第一弾。 ≫もっと詳しい内容紹介(出版社サイト) ≫Stephen Bowkettはヤングアダルト向けのファンタジー、SF小説を書いてる作家だそうな。 ≫本書は"The Wintering Trilogy"の1作目。 1、Ice : The Wintering Trilogy 1 2、Storm : The Wintering Trilogy 2 3、Thaw : The Wintering Trilogy 3
|
|