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2003年10月02日(木) ■ |
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竜の騎士(コルネーリア・フンケ)読了 |
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●読了:竜の騎士(コルネーリア・フンケ) Amazon.co.jp 絶滅の危機に瀕した仲間たちを救うため、1頭の竜が、伝説の故郷を目指して旅する長編ファンタジー。銀色の竜たちがひっそりと暮らす谷間に、ある日、1匹のネズミが警告に訪れる。人間たちがダムを造るために、竜の谷を沈めてしまうというのだ。群れの長老は、天にとどくほどの高い山に囲まれた場所に「空の果て」という竜たちの故郷があることを告げる。それを聞いた若き竜ルングは、仲間たちの反対をよそに、「空の果て」を目指す決心をし、コボルトのシュヴェーフェルフェルとともに旅立つ。最初の目的地ハンブルクでルングを待っていたのは、孤児の少年ベンとの運命的な出会いだった。 ≫原書(ドイツ語)Drachenreiter
おもしろかった。訳が淡々としているせいか、ストーリーは冒険物語というより予定調和くさいけど、キャラクターと、物語の世界が細かく描かれてるのがいい。竜やコボルト、怪鳥ロック、魔神、ホムンクルス(人造人間)、巨大海ヘビなどが「近くに伝説の生き物(竜)がいるとうろこがうずくんだ」とか言って次々と出てくる一方で、話の舞台はちゃんと現実世界。そのへん、想像と現実が微妙なところでバランスを保ってるというか・・・。アイルランドの竜の谷から始まって、ドイツでベン少年を拾い、ヨーロッパ大陸を南下して地中海、エジプト、中東を通ってアジア、ヒマラヤへ。私も竜に乗ってこんな旅がしてみたい。 それから、原題の"Drachenreiter"はDragon Riderという意味らしい。だから、タイトルの「騎士」は単に「竜の乗り手」ってことだろうな。
●読書中:Appetite for Murder(Cecile Lamalle)@28/38章 今日中に終わるかと思ったけど、明日に持ち越しだ。
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