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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2003年09月20日(土)
姑獲鳥の夏(京極夏彦)読了

●読了:姑獲鳥の夏(京極夏彦)
おぉー、おもしろかった! あれ(冒頭1/5部分)以降引き込まれて、最後まで止まれなかった。こんなにハマるとは思ってなかったからビックリ!(^^;
枝葉を取り払ってみれば、わりとよくある心理系のサスペンス・ミステリー。
枝葉に当る部分が呪いで、陰陽師の京極がその枝をバッサバッサと払い落として真実に近づいていくわけだ。すごかった〜。最初は謎だらけで不気味な呪いだとしか思えなかったのが、「この世には不思議なことなど何もないのだよ」の言葉通り、ぜんぶきっちり説明がついてしまうのがおもしろい。下半身血だらけとか、20ヶ月も妊娠したままだとか、書いてあることはかなり不気味なのに、グロい(汚い)感じがしないので読みやすかった。時々、妙に文学的なのも素敵。

「京極」というのは、古本屋「京極堂」の主人、中禅寺秋彦の通称。「武蔵晴明社」の神主、安倍晴明の系統の陰陽師で、かなりエキセントリックな人物。変人・京極と読者をつなぐ役割をしているのが、京極の友人で関口巽という人物。むさ苦しくてヒゲの濃ゆそうな猿男で、「関の猿」とか呼ばれたりする。京極や榎木津と友人でいられるんだから、関口氏もかなり変わってると思うけどね。面白かったので、次の『魍魎の匣』を注文してみた。

●読書中:The Doll People(Ann M. Martin)@12/19章

▲メモ:ピッツェリア・ラコロンナ サバティーニ 吉祥寺
東急の9階にあるイタリアンレストランで夕ご飯。おいしかった〜! 
ローマに本店のあるチェーン店で、「ランチメニュー」が夕方5時まで注文できるあたりが中央線っぽい。味は濃い目かな。でも土曜日の夜だというのに、客が居なくてガラ空きだったのがとても心配だ(^^; 今度、ピザを食べに行こうっと。