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2003年07月05日(土) ■ |
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とびきり不埒なロンドン史(ジョン・ファーマン)読了 |
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●読了:『とびきり不埒なロンドン史』(ジョン・ファーマン) 先日借りてきた図書館本、読了。2000年の歴史を一気に駆け抜けてしまった。歴史書にしてはなかなか面白かった。この口語の語り口はずっと読んでるとかなり疲れるんだけれど、確かに分かりやすい。教科書のように細かい歴史的事実を並べるんではなくて、2000年に及ぶ波乱万丈の歴史全体を「庶民の目から」「概観する」ことに大きな意味があるんだと思った。こういう視点で江戸東京史とか日本史を書いた本はないかなぁ。特に江戸時代以降だけでもいいから、だれか書いてくれないかしら。
●アマゾンから到着 和書1冊¥2415 『死都日本』(石黒耀) 先月、図書館で借りて読んだら面白かったので、改めて購入。出先の本屋でも何度か見かけたけど、持って帰るのが嫌なほど分厚いので、アマゾンに入荷するまで気長に待ってた。
●メモ:『いたずらロバート』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)復刊 ずっと入手困難だったWild Robertの翻訳本が復刊(再刊)決定だそうだ。この話はどうという事もないほど短くてとっても簡単・単純なので、いまいち愛着が持てなくて、感想すら書いてなかったりするんだが・・・。これを機会に、再読してみようかな。
●新刊情報メモ:『水の女王 : 鏡のなかの迷宮 第1部』(カイ・マイヤー)¥1,700 人魚の棲む水の都ヴェネチア。今や衰退の一途をたどるこの街は、「水の女王」の力を借りてかろうじて自治を守ってきた。しかし、保たれていた均衡が揺らぎはじめるときが!魅惑の水上都市の運命は? そして、いったい「水の女王」とは・・・?! 水上都市ヴェネチアをめぐってくりひろげられる華麗なるダークファンタジー第一部 少女の孤独な戦いが今はじまる・・・! 第2部 光る石(2003.12発売) 第3部 ガラスの言葉(2004.3発売)
初めて聞いたタイトルで、原書が分からない。でもイラストが佐竹美保だし、ヴェネチアだし・・・!(追記:Leonさん経由でbk1へ行ったところ、ドイツファンタジーだということが発覚。どうりで知らないわけだ。さすがはネシャン・サーガを出した出版社。)
●新刊情報メモ:『コララインとボタンの魔女』(ニール・ゲイマン) 引っ越してきた古い家でコララインが見つけたのは、別世界へのドアだった! 秘密の扉の向こうの世界に住む、真っ黒なボタンの目の両親たちとの生活を楽しみ始めたコララインだが、やがてその世界に閉じこめられていることに気づいて−−!この夏一押しの傑作ファンタジー! 原書≫Coraline(Neil Gaiman)
ああ、これもぼんやりしてるうちに翻訳が出てしまった・・!
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