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2003年06月08日(日) ■ |
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死都日本(石黒耀) |
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●読書中:『死都日本』(石黒耀)@4/11章 うひょ〜!すごい!今、ものすごい勢いで読み中。「火山爆発指数6の噴火でも滅亡した国家は多いのに、加久藤火山の噴火となれば指数7の超巨大噴火である」・・・すごいなぁ、こんなことがありえるんだ。想像を絶する規模の大噴火って何?と思ったら、本当に世界規模の災害なんだね。あああ、九州のロードマップと、日本地図帳が欲しい。でも今のところ一番怖かったのは、衛星徹甲弾!「B国の原子炉に隕石が命中」って、洒落にならないってば・・・本当に怖いよ!! うーん、と、この本を私が知ってる作家で例えると、真保裕一に近い感じ。社会派だし。でも体制批判に凝り固まってない分、真保裕一よりずっとすっきりしてて読みやすい。科学的事実が淡々と説明されて、それにキャラクターのエピソードが絡まって話が進む。災害対策が現実的なのが良いね。
<内容> 火山国日本は、幾度となく繰り返されてきた破局的大噴火によって形作られてきた。それがもし再び、明日起きるとしたら? 日本は第2のポンペイとなるのか? メフィスト賞受賞作家による超弩級クライシスノベル。本書を読まずして、我らが大地に無自覚に佇むことなかれ…。
●英国妖異譚の新刊情報 8/5発売、タイトルは『Passion 英国妖異譚番外編』 ただし、こちらの掲示板で知ったので、ニュースソースは不明。
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