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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2003年03月27日(木)
新本格猛虎会の冒険(有栖川有栖 他)

▲流行りの色占い
紫「孤独の戦士」。・・・キャラミル研究所で出たタイプ8と同じような型だ。やっぱりこうなるのかー。( ̄∀ ̄; 適している仕事が「さすらいのガンマン」?

●読了(3/29):『新本格猛虎会の冒険』
球界随一の熱烈なファンを持つ阪神タイガース。その中には推理作家も少なくない。本書は、いずれ劣らぬ虎キチ作家が集合し、全編書き下ろしで推理短編を競作する、異色のオリジナル・アンソロジーである。タイガース熱烈応援企画《今年は優勝や》。
目次:5人の王と昇天する男達の謎(北村薫)/1985年の言霊(小森健太朗)/黄昏の阪神タイガース(エドワード・D・ホック)/虎に捧げる密室(白峰良介)/犯人・タイガース共犯事件(いしいひさいち)/甲子園騒動(黒崎緑)/猛虎館の惨劇(有栖川有栖)/序文=逢坂剛 解説=佳多山大地


血文字パズルに続いて、これもミステリ・アンソロジー。私は黒柳さんばりに野球が何人のゲームかもあやしいんだけど、理解できない、ついて行けないって話はひとつもなかった。あ、甲子園騒動(黒崎緑)だけは延々と何ページも続く漫才にグッタリしたけれど、それもまぁよし!(^^; コテコテの大阪弁が飛び交って、バク転するトラッキーとかオレンジ色のでかいゴキブリどもとか、部外者の私から見るとかなり濃ゆい世界。これは同人誌のノリだな。楽しんで作った本、作りたくて作ってしまった本で、本文も序文も解説も「好きだから書いた!」というオーラが噴出している感じ。アンソロジー特有のとり済ました感じがなくて、より本性が出ているというか、つまり本能的というか、どこを切っても虎キチガイというか、みんな揃ってイッちゃってるというか、まぁそんな感じ。面白いよ。猛虎館の惨劇(有栖川有栖)のウィリアム・ブレイクの詩(The Tiger)の引用にはニヤニヤしてしまった。「虎コレクション」をしてるのは有栖川さんでは!?

「Tiger! Tiger! Burning bright
In the forest of the night
闇夜の森に爛々と
燃えて光れる虎よ、虎!」
「カ・・・・カッコええ詩ですな」
さわりだけで藤本は感動していた。(224p)


●買った本 和書¥52(ブックオフで割引)
クール・キャンデー(若竹七海)
昨日の血文字パズルの「みたびのサマータイム」が面白かったので、主人公が同じ本を買ってみた。渚が中学生の頃の話だそうだ。どうかな〜。あと、母が司馬遼太郎にどっぷりなので、注文に従って11冊ほどまとめ買い。積み上げて悦に入ってるのを見て、つくづく親子だと思ってしまった。