|
|
2003年03月12日(水) ■ |
|
小石通りのいとこたち 4巻/秘密の花園 |
|
▲更新:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ関連記事 『図説ファンタジー百科事典』のDWJの項を。未翻訳本がさらりとたくさん紹介してあります。ひとつの文章が長すぎてわかりにくいけど、日本語の情報は貴重だ。この本の情報は倫子さんの2003/2/9の日記から。
●読了:Some Good News : Cobble Street Cousins 4(Cynthia Rylant) ≫感想up <内容> 翻訳:『小石通りタイムズ―小石通りのいとこたち 4巻』 春になって花も咲き、鳥たちも帰ってきた小石通り。ロージー、リリー、テスの3人のいとこたちは、ルーシーおばさんの古いタイプライターを使って、新聞「小石通りタイムズ」を作ろうと思いたちます。
リリー、ロージー、テスの絶妙のコンビネーションがおもしろい!"Tomato!" "Potato!" "Great-o!" とか。私も妹がいるから思うのだけど、3人のぴったりした息の合い方、遠慮のなさ、ノリの良さ、絶妙のツッコミはまさに仲の良い姉妹のもの。みんな同じ年齢で、同居していて、学校も一緒という環境から、徐々に培われたということだろう。
●読書中:Secret Garden(Frances Hodgson Burnett) 『秘密の花園』の原書をWordsworth Editionで。 おおお、なんて読みやすいの! Biting the Sun(Tanith Lee)がどうにも面白くないので、少しのつもりで開いたら、どんどん進めてしまってビックリ。造語だらけのBiting the Sunの直後だと、余計ストレートで分かりやすく感じる。「古典=難しい」という認識は改めなくてはね!(^^; アマゾン・ジャパンでは表紙が違っているけど、実際に届く本は左の表紙のもの。わりとかわいい。
子供用の本で読んだきりなので、ストーリーが完全に未知の世界。インドからはじまってるし!メアリーの両親がコレラで突然死し、召使たちもいなくなって、広〜いお屋敷の子供部屋にひとりきりで残されてしまうメアリー・・・そうか、こういう設定だったのか!Σ( ̄□ ̄; 秘密の花園の女の子には「いい子」「素直なかわいい子」という印象があったので、メアリーの性格にもビックリ。こういう子だったの!? まぁ私的には、メアリーがかわいいことに変わりはないけどねー。 【グーテンベルグ♪】
|
|