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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2003年03月07日(金)
野の花のように(ロザムンド・ピルチャー)

「レストラン・村(Village)」でお食事。3500円のコース・・・野菜と魚ばかりの超ヘルシーメニューでとても美味だった。内装は和洋折衷。

●一応読了:Wild Mountain Thyme(Rosamunde Pilcher)
『野の花のように』のPBだけど、ちょっと・・・なんですか、この本はぁ。途中で読んでいられなくなって、ザッピングで終わらせた。Winter Solsticeで綺麗なものを描く方向に突出してた描写力が、この本では嫌なもの、ダメなものを描く方向に行っているみたい。主人公のヴィクトリアはイジイジウジウジと情けないし、その恋人のオリバーはまさに破壊者!確かに「ダメなままでもいいよ」って、メッセージとしてはアリだけど、それは本人に自覚があってこそでしょ。作者は一体何を思ってこんなに不快なキャラを隅々まででしゃばらせておくんだ?
ストーリーは、一言で言うとオリバーを思い切れなかったヴィクトリアが、そこから「卒業」するまで。(^^; なんだかなー。ピルチャーの本にも色々あるんだねぇ。読んだ人によると、SeptemberはWinter〜と同じ癒し系だそうなので、次のピルチャー本はそちらにしよう。<こりない

<内容>
冬のある晩、ヴィクトリア・ブラッドショーのまえに、かつての恋人の新進作家オリヴァ・ドブズが幼い男の子を連れて現われた。そして、奇妙な二週間の逃避行がはじまる。行く先はスコットランド高地地方、老作家ロディー・ダンビースの住むベンコイリー荘。雄大な自然に抱かれた古い屋敷を舞台に、厳しくうつくしい風景の中で愛の心理ドラマが進行する。家族の絆、愛の形、生き方、価値観、世代間のふれ合い…。緊密な構成のもとにサスペンスタッチで描かれた喪失と恢復のラブストーリー。冬のスコットランドに繰り拡げられるピルチャーの心暖まる物語世界。

●読書中:The Complete Brambly Hedge(Jill Barklem)
今、 6話目The High Hillsの途中。5話目のThe Secret Staircaseという話が今のところ一番お気に入り。その「秘密の階段」を含んだOld Oak Palaceの全体図がものすごい!家の構造と内装が細部まで設計されている断面図。じ〜っと眺めてしまう。
【公式サイト:The World of Brambly Hedge】のMap of Brambly Hedgeでイラストが沢山見られます♪