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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2002年12月06日(金)
冬至まで(ロザムンド・ピルチャー)

読んでる本(Now Reading)の掲示板を変えました。 ≫こちら よかったらゲストブック代わりに一言ドウゾ。前のもメモ帳代わりに重宝だったんだけど、ちょっと飽きた(爆

●読書中:Winter Solstice(Rosamunde Pilcher)
初めて読む作家。ロザムンド・ピルチャーはイギリス人で、1924年イギリス・コーンウォール州生まれ、スコットランド在住。18歳の時からプロとして小説を書いているそうな。田園を舞台にした、片田舎での日々の暮らしとその喜び、悲しみ、せつなさを描いていた小説群を発表し続けている。
・・・と聞いて、「な〜んだ、ハートウォーミング系ってやつ?」と思っていたのだけど、実際に読んでみて驚いてる。この人、筆力があるんだ! 描写力があって、文章が上手い。Winter Solsticeは2000年に出たごく最近の本のせいか、円熟している、安定している、というか。なるほどね〜、これがピルチャーか。今38ページで、何が起こってるわけでもないのに、景色やキャラクターがクッキリ浮かんでくるみたいでなんか面白い。こういう話は相当筆力がないと、退屈になるもんだけど。最後まで飽きずに読めたらいいな〜。
タイトルのWinter Solsticeは「冬至」の意味ね。今年の冬至は12/22だ。やっぱりこういうのは、その季節に読むのが一番! ≫翻訳:『冬至まで上下』

<内容>
南英に住む62歳の元女優エルフリーダ。教会のオルガン奏者オスカーの家族と親しくなるが、突然の悲劇が彼を襲う。エルフリーダは、立ち直れないオスカーのために、彼ゆかりの地スコットランドにともに旅立つことを決意する。
クリスマス間近のスコットランドが、世代の異なる孤独な五人を、一つ屋根の下に暖かく包みこむ。孤立と結びつき。一度手放した人生の糸をたぐりよせる人々が、磁石に吸いよせられるように、北スコットランドの古い家で、ともに暮らしはじめた。邪魔者として不幸せな家庭を逃れ出てきた13歳のルーシー。ルーツへと向かうサム。傷心を癒すキャリー。悲哀に向き合うオスカーと寄り添うエルフリーダ。それぞれが自分本来の場所を探し求めて、新しい出発のときを迎える。一年で昼がいちばん短い日―冬至。信頼と癒し、生きる希望。家族愛。円熟の筆で静かに繰り広げられる物語のタペストリー。