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2002年05月31日(金) ■ |
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The Martian Chronicles(Ray Bradbury) |
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●読書中:The Martian Chronicles(Ray Bradbury) (STORY) 人類は火星へ火星へと寄せ波のように押しよせ、やがて地球人の村ができ、町ができ、哀れな火星人たちは、その廃墟からしだいに姿を消していった……。精神を欠いた物質文明の発達に厳しい批判を浴びせる、ポエジイとモラルの作家が、二十六篇のオムニバス短篇で謳いあげた、SF文学史上に輝く永遠の記念塔!
『火星年代記』の原書ですな。ハードSFみたいな硬いタイトルだけど、中身はやわらかい。この本は、翻訳されると難しくなるタイプじゃないかなぁ。原文は直感的なさらさらした文章で、かなりいい感じだ。180ページ程度の薄い本、連作短編になっていて、語り手や場面が映画みたいに切り替わりながら、話が進むようだ。ますむらひろしが『夢のスケッチ』 の中でこの本が好きって言ってたのを思い出す。 レイ・ブラッドベリの本は、The Halloween TreeとDandelion Wineに続いてやっと3つめだけど、ずっと原文で読んで行きたいと思っている。この人の本は英語を楽しみたいという動機が先にあって、ストーリーはその後にくるので(爆)、日本語で意味だけ取ってしまうのはもったいないのだ!
●更新 ・リンクページを更新 オフィシャルサイトを増やしました。自分のためにあると便利だから。
・気になる本にも適当に追加してます。FLOWER COLLECTIONS候補は、やっぱり表紙で選びがちのようだ。
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