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2002年05月30日(木) ■ |
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Dark Gold読了♪/Sudden Fiction |
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●Dark Gold(Christine Feehan)読了♪ Dark PrinceとDark Desireに続く、ダークシリーズ3作目にあたる本。「カルパチアン」という吸血鬼の一族の男Aidan(エイダン)と、23歳のうら若きアメリカ人女性Alexandria(アレクサンドリア)のロマンス。「カルパチアン」は何百年も生きる存在だが、自分の伴侶「ライフメイト」に出会えないまま長い時が経つと、いずれ変質して残酷でモラルのない化け物「ヴァンパイア」に成り下がってしまうという設定。 アレクサンドリアは両親を亡くして以来、幼い弟のジョシュアをひとりで育ててきた。ある夜、新しい仕事が決まるかどうかというビジネスディナーに出かけたアレックスを、外で待っていたジョシュアが襲われる。二人してヴァンパイアに連れ去られて死にかけた上で、エイダンに助けられるのだが・・・。
うーん、ストーリーや設定はなかなかなのに、エイダンというキャラクターがどうしても好きになれなくて、とうとう最後まで嫌なままだった。話は大部分がアレクサンドリアとエイダンの綱引きに終始するのでこれは致命的。ロマンス本のヒーロー役としてこれほど最低な男も珍しいのでは・・・(^^;しかも、本の後ろに行くにつれて、どんどん精神年齢が低下して行くように見えるってどうなの?<イヤだとなると、とことんイヤ だから「ハッピーエンド」もなんとなく釈然としなくて、非常に困った。これはもう、相性が悪かったとしか言えない。エイダンが好青年だったらとは言わないが、せめてこれほど自分勝手な人じゃなかったら、この本を気に入ってたかもしれないと思うと残念でしょうがない。私はキャラクターに依存して読むからこんな感想になったけれど、三人称の神の視点でストーリーを楽しめたら良かったかもしれないなと思う。以上、感想終わり!
●読書中:Sudden Fiction(Robert Shapard 編) アメリカの作家のショートショートを集めた本。これは、大学の時クリエイティブ・ライティングの授業のテキストだった・・・。レイ・ブラッドベリ、ジョン・アップダイク、レイモンド・カーヴァー、アーネスト・ヘミングウェイ他何10編・・・知らない名前も多い。どれも1話1p〜3p程度の超短編で、ブラックなオチや悲しいオチ、童話調のものまで色々ある。⇒収録作品 少し前から思い出した時になんとなく読んでるんだけど、なかなかおもしろい!3ページっていう長さがちょうどいいのかな。腰を落ち着けて読むまで行かない長さなので、「あれれ?」って間にオチがついて終わってスッキリ!みたいな。(笑)いつか読み終わったら、Sudden Fiction Internationalも読んでみようっと。
●アマゾンに注文 ◎Buttercup Baby(Karen Fox) ¥766 272p (2001/10/03) Berkley Publishing Group ISBN: 0515131695 サイズ(cm): 18 x 11 きゃー!きれいな表紙〜!!Buttercup(金鳳花)ということで、FLOWER COLLECTIONSに。内容はパラノーマル・ロマンス、ファンタジー。妖精とかそういう話らしい。著者のHPはこちら。
◎Different Seasons(Stephen King) ¥971 508 p (1986/09) Signet Book ISBN: 0451167538 サイズ(cm): 17 x 11
◇Rita Hayworth and Shawshank Redemption ・・・『ショーシャンクの空に』の原作 ◇Apt Pupil ・・・『ゴールデン・ボーイ』 ◇The Body ・・・『スタンド・バイ・ミー』 ◇The Breathing Method ・・・『マンハッタンの奇憚クラブ』
・・・以上4作を収録した、キングの春夏秋冬『恐怖の四季』中編集。わりと有名だと思う。いつか読みたいと思っていたら、読む機会ができたので注文してみた。
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