設定がアホ面白かった! (でも、文章はすごくちゃんとしてる。後半切ない)
主人公が、異世界にトリップして、ウサ耳人間の国に行く話。 異文化ギャップが笑える。
主人公が「美味しいなー。おふくろの味みたい」って言ったら、世話係の少年が「お母様を食べたのですか!?」って震えてるし(笑)
ウサ耳の祖先は、昔の日本人なので、年月を経て、文化が誤解して伝わってるのもおかしい。
ナスとキュウリを収穫祭で食べてしまうっていうから、主人公が「なんで?」って聞いたら、長老が「ナスとキュウリがあったら、神が、乗って帰ってしまわれるでしょう?」って。 それはお盆だー!!(笑) (主人公は、ウサ耳の国で、神様だと誤解されてます)
<ネタバレ> 最後、日本に戻るのかどうなるんだろうと思ってたら、一度戻ってまたこっちに来るというラストでした! (しかも、日本に戻ってる間、ウサギ国で役立ちそうな知識を学んでいる。えらい)
この本は、三浦しをんさんの書評本で知ったのですが、凄く面白かったです。
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