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やすみ日記
梅子
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2013年04月24日(水)
「進撃の巨人」1〜10巻(ネタバレ)

「進撃の巨人」1〜10巻を読みました。
おーもーしーろー!! しかし、10巻が凄いところで終わってる。気になーるー。
アルミンといいクリスタといい、小さい人は巨人に好かれるんですね。

ミカサが男前すぎる! 
クリスタが女子で唯一可憐、と思っていたら、塔が崩れるシーンで男前になってた。

アニを攻撃できないって悩んでるエレンが、作中で一番繊細。
父親の行方わからないし、自分が加害者なのか被害者なのかもわからないし、そりゃ立ち位置悩むよな。

「新世界より」のアニメ見終わったらばかりなので、あっちもこっちも、人類とそれ以外の知的生物の、覇権をかけた争いという意味では同じだなと思ったり(「それ以外の知的生物」の正体が実は…という点も同じ?)。

立体機動みたいな装置作れるなら、地上を早く走れる機械って作れないのかしら? 馬は高価そうだし。

全巻読み終わってから、1巻から読み返すと、キャラクターに愛着あるので、人がバタバタ無残な死に方をするのが堪える。



2013年04月23日(火)
アニメ「進撃の巨人」

を見てます。作画も格好良いし、凄く面白い! 

1話で、主人公のお母さんが巨人に食われてるのを見たとき、「これを実写映画でやる気なのか…」と驚いたけど、実写映画の方は企画が頓挫してるみたいですね。

カタカナ名前ばかりなので、軍隊に入ったから登場人物が増えて、覚えられない(^^; 女性が、戦闘能力高くて、性格もタフな人ばっかりだ。

原作読んでないので、人類は武器とか科学技術を工夫すれば、巨人を倒す方法はあるんじゃないの? と思ってしまう。
急所(目とか)を狙うとか、毒を打ち込むとか。巨人の動きが早くて無理なのかしら。

…と言った後で5話を見ました。
巨人、ほぼ不死身やん!! 
あと、1話で調査兵団の死が無駄になってるという、母親の嘆きがあったけど、巨人の生体は結構わかってるんですね。
動物の毛皮かぶって、こっそり巨人を観察するとか、できひんのかなぁ。
あと、食べられる時、噛み砕かれてるわけではないから、喉に入ったときに、刀で切り裂いて、外に出られないんだろうか。
 



2013年04月22日(月)
ドラマ「小暮写眞館」

宮部みゆき作品は映像化に恵まれてない印象でしたけど、「火車」とこれはいい!

主人公が、絶縁状態の親戚に会いにいく時、立会い人を頼む相手は、店子ちゃんだと思い込んでた(^^; 
家族のように花菱家に入り浸ってるから。

店子ちゃん家は豪邸なのに、庭で主人公と度々野宿してるのは、なんでなんだ?

主人公は、不動産屋さんに「なんで幽霊付きの物件だって教えてくれなかったんだ!」って怒ってたけど、泥棒を防いでくれるし、無料のセコムみたいでええやん(笑)



2013年04月21日(日)
「展覧会いまだ準備中」山本幸久

学芸員お仕事小説。「楽園のカンヴァス」と違って、庶民派学芸員です。

登場人物が皆、外見を絵画に例えられてるのも面白い。
麗子像はわかるけど、他が分からなくて、エゴン・シーレ、ボテロ、アメリカン・ゴシックをネットで調べましたよ!

醐宮さんは、山本作品のレギュラーですか(笑)
「仕事のできる元カノ」って、いそうでいないキャラですね。

今度から、展覧会を見るとき、「これを企画するために、先輩学芸員と後輩学芸員がどつき合いの喧嘩をしたのだろうか…」と妄想しそうです(笑)



2013年04月20日(土)
生存者ゼロ 安生正

石油掘削基地で、全員死亡。正体不明のウィルスが原因かと思われるが…という話。
新人さんのデビュー作です。

テレビで成井豊さんが「とにかくビックリする!!」と言ってはったので、ありとあらゆる可能性を考えて読んでたら、おおまかに予想と当たってた。
(何も聞かずに読んだ方が、ビックリできたかも ^^;)

でも、よくできた話で面白かった。こんなこと本当にあるかもというリアルさ。
○嫌いにの人はたまらん話や…。私も体痒くなりそう。

危機に直面した政府の右往左往っぷりも、あるあるって感じです。

美人生物学者と自衛隊員は、映像化されたら、恋が芽生えそうだなと思います。



2013年04月13日(土)
「王妃の帰還」柚木麻子

女子高って、こんな人間関係面倒だっけ? と思うような、中学生小説。
女子の友情もので、めっちゃ面白かったです。

美人だけど性格のキツイ子が人気者って、そりゃ無理あるわな…と思ったら、案の定転落。
地味グループに入るんだけど、暴君ぶりを発揮し、地味グループも分裂の危機。

姫グループが、美人をハブにする時、事前に受け入れ先を探して、他のグループのリーダーに根回しをするのにビックリした!
今の中学生は、みんな、空気読む能力高すぎだよ!!

男子だと、ここまできっちりしたグループ分けないから、男性にはわからない感覚だろうなぁ。担任の先生も頓珍漢なコメントしてるし。

主人公が、「片親なのでお嬢様校で肩身狭い」って思ってるけど、平日の夕食全部作ってるとか、偉すぎだよ! お母さんがファッション誌編集長って格好いいよ!

後半は、王妃とチヨジとノリスケの三角関係っぽかったです。



2013年04月12日(金)
「月と雷」角田光代

感想を言うのが難しいです。
自分の中にある「これが常識」みたいなのって、本当にそう? と思ってしまう。
色々と心に残る…。

「ダメな男が家庭をめちゃくちゃにする」話が多い角田さんの本の中で、これは「家庭に閉じ込められることが無理な女」の話なのかな。

生活がちゃんとしてないのは私もそうなので、ちゃんと風呂に入って、ちゃんとした食事をしたいと思いました。

あと、人が恋とか愛とか言ってるものは、本当は存在しないのではないかという気にもさせられる。



2013年04月11日(木)
「超・殺人事件」東野圭吾

出版業界・内輪ネタの笑えるミステリ。

予告編と、犯人当てと、書評する機械が面白かった。
「敬遠の仔」「固いおでこ」「足の裏の闇」というタイトルにも笑う。

長編が流行ってるからって、作家が文章を水増しする話があったけど、そんなに長編がブームになったことってあったっけ? 京極夏彦くらいしか思いつかない。



2013年04月06日(土)
ハルさん 藤野恵美

優しくて素敵なお父さんで、最後の結婚式の場面ではホロッときました。
ハルさんは恥ずかしがってるけど、名前指名で仕事のくる人形作家って、凄いと思う。
賢くて好奇心旺盛なふうちゃんと、いいコンビですね。

消えた卵焼き、おばあちゃんが「味付け失敗した!」ってこっそり回収したのかと思ってました。
(その後、私も卵焼き作りたくなって、作って食べたら、味付け間違えてましたΣ(゚ロ゚)

チカちゃんのあだ名の付け方は斬新だな!
重さ勝負が○○○というのも、想像つきませんでした。

<ネタバレ>
ツリーは二棟で1本だと思ってた…。
映るとは、ロマンチックだなー。



2013年04月05日(金)
ドラマ「女信長」第一夜

プライドだけ高くて、仕事のできない長政のどこがええんじゃ!! 
理知的で謙虚な光秀を好きになれよ!!

あと、長政はお市に「身代わりのくせに!」と暴言吐くし、光秀が侍女に対して丁寧に説明をする様子と比べても、器がだいぶ違う。

お母さん、勝手すぎー!!
大人になってから暗殺しようとするくらいなら、弟生まれた時に信長を女に戻してあげれば良かったのに!

佐藤二朗さんの将軍役が、似合いすぎてて笑った。

ところで、原作と全然違います。

原作の信長は、もっと革新的で頭いいんだよー。
ドラマだと、なぜお父さんが、息子を差し置いて女の信長にあと継がせようとするのか、わからんな。

それに、原作の信長は、あっけらかんと、色仕掛けで斎藤道三とか柴田勝家を落としていくしな。
そんなのことしてたら、信長をめぐって恋のバトルが大発生して大変やぞ! と思いました。