昨日、大阪中央公会堂で落語を聞いてきました。 「ハナシをノベル!」という、小説家が原作を書く、落語シリーズの36回目です。 友達の友達、藤野恵美さんが原作を書かれてます。
藤野さんにお会いするのは、初めてでした。 理知的な文章を書かれる方なので、するどい印象かしらとドキドキしてたら、とても可愛い声の、柔らかい感じの方でした。
落語を聞くのは初めてですが、あんなスピードで、的確に人物を演じ分けていくのは凄いなぁ。 手ぬぐいや扇子を、いろんな道具に見立てて演じるのも、おもしろいですね。
間の講談もおもしろかったー。 去年、ドラマ「忠臣蔵」のエキストラに行ったので、余計に興味深かった。47士、全部言えるなんて!
藤野さん原作の「猫落語」、最後のオチが可愛かったです。ネズミ、最強すぎる(笑) すぐに忘れてしまう、ねこ吉とご隠居の会話は、「博士の愛した数式」か「明日の記憶」みたい・・・と一瞬、シュールに感じました。 最初、演者の月亭八天さんが、2種類の猫のかぶりものをされてたので、最後までそれで行くのかと、ビビりました(が、最初だけでした)
林譲治さん原作の「ロボット医者」もおもしろかったです。 現代っぽいものと、古典芸能である落語が、うまく合わさってますね。
会社帰りのダリMさんも見に来られてました。 なので、終了後は、ダリMさんと一緒に、淀屋橋オドナへ。 玄米食のお店に行きたかったんですが、すでに閉店時間でした(^^; 代わりにカレー屋さんへ。
「「レディジョーカー」がドラマ化されますね」という話をしてたら、ダリMさんはご存じなかったそうで、悲鳴を上げられてました(笑) エキストラ登録をしたのですが、今のところ、撮影は関東ばかりですね。
**** 帰ってきてから、「猫落語」の原作台本を読んでみたら、ねずみがもっとツンデレだった(笑)かわいい。
最後に作家&落語家のフリートークがありましたが、「今日配った次回公演のチラシ、昨日慌てて作ったので、会場が書いてません! これでお客さんが来たら奇跡です」というオチが(笑)。会場は文学バー? だそう。
あと、月亭八天さん曰く「猫落語の台本、『ここで猫耳をつける』と書いてありましたが、人間もネズミも猫も演じるので、訳がわからないことになるんじゃないかと思い…断念しました(^^;」とのこと。猫耳だったら、可愛いかったでしょうね(笑)
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