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やすみ日記
梅子
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2009年03月29日(日)
狂言萌え/木原さん

前に言ってた、狂言「縄綯」。図書館でビデオ借りてきて見ました。
面白かったんですが、一緒に借りてきた「宗論」の方がより萌えました(笑)

「縄綯」
太郎冠者が元の家に帰れることになった時、もの凄い嬉しそうで、かわいい(笑)
太郎冠者は、自分を博打のカタに勝手によその家にやるような主人でも、慕ってるんだなぁ。

「宗論」
ツンデレ×ツンデレでした(笑)宗派の違うお坊さん二人が、相手を改宗させようと必死になる話。そんなに喧嘩するなら別行動しなよーと思うのですが、片方が無理矢理追っかけていくの(笑)

木原音瀬さんの同人誌「ラブ&キャッチ」最終話を読みました。
ハゲでパンチパーマかつらの社長が、可愛く見えました…。恐ろしい木原マジック!
「振られたんだ」と言って、主人公の知らないところで号泣してる姿に、切なくなりました。社長は嘘をついてまで、主人公のために身を引いたんですよ。くー、健気。
しかし、シリアスな場面でカツラがずれたり、飛ばされたカツラを両手でキャッチする場面は、笑えました。
もし、商業誌になるとしたら、イラストが難しそうですね(笑)



2009年03月25日(水)
紫織庵

22日は、着物友達・ホタルさんと紫織庵へ。

予約の時間より早めに到着したので、文化博物館のアートフリーマーケットを見ました。
面白い物がいっぱい(笑)立体的な顔のついたトートバッグが、衝撃的でした。
文椿ビルヂングのストーンショップを覗いたりしつつ、時間に。

紫織庵は、大正時代の和洋折衷の住宅です。
雰囲気があって、凄く素敵でした。ここに住みたい!(笑)
波打ちガラスも壊れず全て残っていて、良いですね。風情があります。
庭に、庭師用のトンネルがあったり、階段によって行ける部屋が違ったり、迷路のよう(^^;
展示品・反物以外は撮影自由です。ホタルさんに撮ってもらう際、ポーズ指導が色々入って面白い。ホタルさんの日記の写真、いつも構図とか素敵なんですよね。

紫織庵は、襦袢の反物の販売もしていますが、大正時代の復刻柄が凄く可愛かったです。
今は、舞妓・芸妓の衣装展もやっています。宮尾登美子の「錦」に出てきた帯も展示されてました。

その後、「伊右衛門カフェ」でランチしようと思ったら、30分待ちでした! 
代わりに「セカンドハウス東洞院」へ。それほど待たずに入れました。
「布屋みさやま」で雑貨を見て、次は高島屋へ。

「琳派展」。鈴木棋一、神坂雪佳、「百蓮図」などが良かったです。
帰りに、「道楽絵はがき展」のポスターを見かけました。面白そう。

その後「糖朝」で、お茶。スイーツセット、ボリュームがあって美味しかったです[m:49]私たちの他にも、3人着物の方がいらっしゃいました。
呉服売り場で、刺繍の帯揚げを買いました。凄く可愛い。

この日は、雨だったのでポリ着物でした。
ホタルさんは、縞柄の着物。ツモリチサトだそうです。こんな粋な柄もあるのですね。格好いい。
ホタルさんは、着物関係のお仕事をされていた方なので、色々お話が聞けて楽しかったです。



2009年03月24日(火)
風俗博物館

21日は、高校時代の友達・Rちゃんと風俗博物館へ。
源氏物語の人形を展示してる博物館。ビルの5階にあります。
撮影OKなので、自分の人形を持ってきて、撮影している方もいました。
平安貴族の衣装を着て(上着だけ)、写真を撮れるコーナーもあります。
ノリノリで撮ってきました(笑)笛とか扇とか小道具も色々あり。

高島屋の「糖朝」で、フルーツ入り豆腐花を食べました。
煙が出ていてビックリ。ドライアイス入りの器に入ってるんです。あっさりして美味しかったです。

最後に、京都駅でカシニョール展を見ました。
マリー・ローランサンっぽいアンニュイな絵。黒柳徹子さんを描いた絵、可愛いですね。



2009年03月23日(月)
○○の会

20日夜は、「○○の会」の食事会でした。
ヒルトンの「周荘」にて。中国粥、とても美味しかったです。

「大正モノBLで、貴族身売り・遊郭・女装以外の話が読みたい」という話をしていたら、らいらさんが「運転手と主人とかv」と発言。
それを聞いたくみさん達の間で、あっという間にストーリーが出来上がってしまいました(笑)「白手袋を外す時、それは主従関係から恋人同士へ戻る瞬間!」って。皆さん、妄想力ありすぎです(笑)

ミヅキさんが、「一つの作品を語り合う、読書会をやりたいですね」とおっしゃってました。やってみたい!
BL合宿は実現が難しそうなので(笑)まずは、チャットなどができたら良いですね。

あと、今、木原音瀬さんの既刊本フェアがやってますが、小冊子は後でリブレの携帯サイト(有料)でも掲載されるそうです。



2009年03月22日(日)
工房ツアー、染色美術展、着物コンサート

20日、公開工房ツアー、京都染色美術展、きものクラシックコンサートに行ってきました。

同行してもらう母の着物は、私が着付けました。
着物は、横で一緒に着ながら説明して、自分で着てもらい、帯だけ私が締めたのです。
人に着付けるのは初めてでしたが、何とかなるものですね。

まずは、10時すぎに公開工房ツアーへ。
公開してる工房は6つくらいで、その中の2つを回るんですが、たまたま両方、去年と同じ所でした(^^; 
10時10分くらい出発のグループは、村田縫紋さんと中東盛染工場さんって決まってるのかもしれません。でも、結構面白かったです。説明も変わってるし、見せてもらう見本も違うので。
去年は写真取りながら聞いてましたが、今年は撮らなかったので、集中して聞けました。
私たちのグループは3人だけでしたが、他のグループとすれ違ったら、10人くらいの大所帯でした。

油小路通りと、隣の小川通りは、地下水が通ってて染め物に良いそうです。
今、大きなマンションが建っているところは、大抵、昔染め物屋をやっていたところが閉業したのだそう。
ツアーのガイドを務めてくださったおじいさんは、元・悉皆屋さんでした。職人さんの間を回って一着の着物を作り上げる、プロデューサー的役割なのだそう。

村田縫紋さん。
今年は人数が少ないせいか、刺繍用針を持たせてくれはったりしました。細っそ! 作業も超細かい。紋も、繊細で綺麗でした。

中東盛染工場さん。
誂え友禅のお店です。好きな柄を染めてくださるそう。見本の反物が、野菜柄で可愛かった(笑)
奥様が、自分の着はてる着物の型紙を見れはったのが面白かった。これが、こういう製品になるのか! って。上下のある柄なので、前と後ろで逆転しないように、工夫して仕立ててあるそうです。へー。

最後に本能館に戻って、刺繍、糸目糊置き、京野菜細工の実演を見ました。

この日、油小路通りでは、日本の伝統色の暖簾がかかっていました。きれい。
「牡丹ってこんな色か!(ショッキングピンク)」「これ何て読むんや!(中縹)」と盛り上がりました(笑)

油小路通りのイタリアンのお店でランチを食べ(美味しかったv)、急いで京都市美術館へ。
「京都染色美術展」。
良かったのですが、時間がなかったのでさーっと。
オリンピックの着物が可愛い。五輪の輪と、雀が競技をしている柄なんです(笑)

きものクラシックコンサートへ。
走ったのですが、5分遅刻しました…。
最初は副京都市長の挨拶。京都市長が一年のほとんどを着物で過ごしてるって、初めて知りました。へー。

この日の指揮者はケン・シェさん。
なんと28歳です。若い! アメリカなどで活躍されてるそう。
「精霊の踊り」、フルートの悲しい音色が良かったです。
「新世界より」、有名な第四楽章、格好いいですよね! 第二楽章「家路」を聞くと、「家に帰らな」という気になります(笑)それに、貴志祐介の「新世界より」を思い出す。
アンコールは、エルガーの「エニグマ変奏曲」。短かいけど、好きです。雄大でどこかセンチメンタル。
今年は、着物の女王コンテスト無かったですね。ソリストも呼ばず、シンプルな構成でした。



2009年03月19日(木)
「中・高校生のための狂言入門」(山本東次郎, 近藤ようこ)

マンガ家&狂言師の対談形式。
易しい言葉で語られていて、分かりやすかったです。でも、奥が深い。
狂言師は、普段どんなことを考えて稽古しているのか? ということが伺えて、興味深かかったです。

「狂言は、やじろべえである」という話が印象的。
殺人や離婚など、「向こう側に落ちてしまった」人間の姿を描くことは決してしない。決まった型で演じるのも、お客さんに安心感を与えるため。何が起こるのか分からない不安な気持ちを抱かせないためだそうです。深いなぁ。

曲の解釈も、普段何気なく見てる話がこういう意味だったのか、と新たな光が当たる感じで面白いですね。

近藤さんの合いの手も、素直な気持ちで、語りすぎず、でも上手に山本東次郎さんの話を引き出してはって、良かったです。



2009年03月18日(水)
「本、何読んでるの?」

着物展にて、らいらさん・ミヅキさんに、
「(やすみさんは)小説より、日記の方が面白いです」と言われました。びっくり。
確かに、小説書いてなくても、日々妄想はしてますしね(笑)

会社の朝礼スピーチで、たまに本の話をしています。
なので、「本、何読んでるの?」と聞かれることがあり、ビビります。
帰りの電車内で会ったときとか、鞄の中に本入れてるの丸見えですしね。
今まで、たまたま普通の本だったから良かったけど、BLを持ち運んでるときに同じ質問をされたら、どうすれば…(^^; 



2009年03月17日(火)
大正浪漫着物展

日曜日、「華麗 大正浪漫―渡文コレクションの着物たち」展に行ってきました。

神戸ファッション美術館までは、阪急岡本駅からバスで10分くらい(着物だと割引)。
早めに着いたので、斜め向かいのファッションマートへ。 三階の大石商会が、着物が安いらしいと聞いて。しかし、オークション中で閉まってました(^^; 残念。

美術館内の図書館で時間をつぶした後、らいらさん・ミヅキさんと合流。
らいらさんの帯、ご自分で仕立てはったそうです。可愛い 

展示は、以前の同美術館の着物展より、シックな感じ。
胴裏は紅絹が多いですね。八掛に模様が入ってる着物が多くて、豪華だ〜と思いました。色も、ハッとするようなのが多い。現代の着物は裏地、地味ですよね。
晴れ着がド派手でした! 柄がてんこ盛り(笑)
昔の着物は、ともかく可愛くて綺麗でした。大正時代の人、良いなぁ。

美術館内の「一日」さん出張カフェで、お茶しました。
和菓子、色がきれい。お茶は、三度入れてくださったのですが、毎回味が違いますね。美味しかったです。
ランチョンマットは、渡文さんの物。若沖柄です。
お店の女の子が着物姿で、前掛けしてて可愛かった。
らいらさん・ミヅキさんは、五條瑛の新刊話できゃっきゃ盛り上がってはりました(笑)

その後、三宮のカフェ「あげは」でランチ。
内装がおしゃれでした。ドアノブが蝶々型なんです。店内は広かったので、待たずに入れました。ヘルシーで美味しかったです。

トアロード近辺の雑貨屋さんを、うろうろしました。
可愛いお店が多くて、ガーリーな気持ちに(笑)
狭い階段を昇ることが多くて、着物だとちょっと大変ですが(^^;  
ボタン屋さんも素敵でした。

次に「niji カフェ」でベーグルセット。こんがりさくっとして、美味しかったです。

…ここで終われば、乙女な一日なんですが、最後にジュンク堂に寄りました(^^; オススメの本を教え合い、解散。満足した一日でした(笑)
__________
追記。らいらさん見聞録。

その1。
着物展で、波紋柄(?)の着物を見て「動いたら模様が変わったりしないのかしら?」と、扇いではりました。変わりませんよ!(笑)

その2
雑貨店を出た後、もう一度戻って、リアルな蛙のストラップを買いに行かはりました。そこまで蛙がお好きとは!
きっと、らいらさんのお家は、蛙屋敷なのでしょう(違います)。



2009年03月15日(日)
「週間ブックレビュー」万城目学さん

今朝のBS2「週間ブックレビュー」で、万城目学さんを見ました。
のほほんとして、面白い方でした。
「自分も年を取ったので…」って言ってはったけど、若いやんか!(笑)
「無駄なものにこそ、美しさがあるというのがテーマ」という話が良かったです。
舞台が、京都→奈良→大阪と来ましたが、次は、普通の街の、女の子と猫の話だそうです。



2009年03月14日(土)
今日のランチ

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今日は、お弁当を作る時間がなかったので、買いに行きました。
自然食お弁当の「テニィテニィ」さん。
山本能楽堂さんのブログで知ったんですけど、美味しいんですv
今日は「手にぎりランチ(スープ付)472円」を買いました。
見た目も可愛い。スープもとても美味しかったです。



2009年03月13日(金)
BL読書日記

「人のかたち」(剛しいら)
設定は面白かったけど、後味悪かったです。
明治時代。生き人形を作る職人と、使用人の話。
生き人形とは、実際にあった事件を見せ物にするための、等身大の人形です。
人の形をしたものには魂が宿る、というテーマが面白かったです。現代だったら、ロボットがモチーフになるところですね。

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「花嫁は漆黒に墜とされる」(水瀬結月)
気になるところで終わってますね。謎が解けたと思ったら、また謎が!

石動さんと王さんの馴れ初め編も良かったです。
王さん、デレがないですよ! ツンのみです(笑)
緊迫した場面なのに「あなたに寄せる秋波でしょうか」とモノローグしてる石動さんが可笑しい。大物だなー(笑)

凌の会社の先輩が、優しくって良い人や…と思いました。
最初、会社を辞める凌が、独立するんだと思いこんで、辛くあたっていたのに、誤解だと分かって、家まで謝りに来てくれたシーンに、ジンとしました。

商業誌だけでも話が通じるんですけど、同人誌を読んでると、この辺の先輩の気持ちや、凌の葛藤がより身近に感じられますね。

四神の説明で、東の青龍…とくると、鴨川ホルモーの京大青龍会を思い出しました(笑)

今巻も、二人の熱々ぶりにあてられました…「いつまで花嫁なんだ!」というツッコミは無用ですね(笑)いつまでも新婚カップルのような二人なので。



2009年03月11日(水)
「あの空の下で」(吉田修一)

ANA機内誌に連載された、旅にまつわる短編・エッセイ集です。

10ページくらいの短い小説って、普段読んだことないんですが、面白いですね。
日常の何気ない風景を切り取ったり、ふとした瞬間の心の動きを捉えたり。
特別な事件があるわけじゃないけど、読み終わった後、ちょっと良い気分になります。
写真中心の装丁もきれい。旅に出たくなります。
「何が悪かったか考えるのではなく、何が良かったか考えて、終わる関係もある」
という一文が好きでした。

以下、妄想です。

「東京画」。
元同級生が、二十年ぶりに再会…という話なんですが。
高校時代、雅夫が好きな子に告白する時、島本は付き添いに行ったけど10分で帰ってしまったり。
雅夫の結婚式に、島本は出席しなかったり。
これ絶対、島本は、雅夫のことが好きなんだろー!! って思いました(笑)
その後、雅夫は教師、島本は小説家に。
立場が変わっても、雅夫の「相手のこと分かってる感」にニヤニヤしました(笑)
「裏切らないのが親友ではなく、裏切り合える相手のことを親友と呼ぶのではないか」っていうセリフがいいねえ。



2009年03月09日(月)
狂言萌え

凄い狂言の演目がありました…。

「八尾」
閻魔様と地蔵様が昔、恋人同士だったという…(閻魔様が自分でうれしそうに喋ってる)。何を考えてこの話を書いたんだ、作者!?
閻魔様ヘタレ攻め? 地蔵様は綺麗な顔して尻に引いてるし(「言うこときかないと、地獄の釜割っちまうぞ!」って ^^;)
こちらのブログが詳しいです。

「縄綯」
三角関係ですか?っていう展開(^^;
友人との賭に負けた主人が、太郎冠者を友人に取られちゃいます。
太郎冠者は、何とか主人の下へ戻りたくて、失敗ばっかりするんです。
めでたく暇を出されて戻ってきて、主人に、得意げに友人宅での悪事をしゃべってると、背後には友人が立っていて…という。
太郎冠者、主人が大好きなんですね(笑)借金のカタに、太郎冠者を連れて行く友人も変だ。



2009年03月08日(日)
「オリンピックの身代金」奥田英朗

読み終わって、悲しい気持ちになりました…。

東京オリンピックを妨害しようとした一人の大学生と、警察の戦いを描いた話。
今までの奥田作品と比べると、盛り上がりもオチもなく、面白さには欠けます。が、昭和39年という時代を描ききった点では凄いと思う。

東京オリンピックの工事で、多数の死者が出たのにろくに報道されなかったり、貧しい東北の田舎と華やかな東京との落差、わずかな賃金で過酷な労働を強いられる出稼ぎの人達、現代にも通じる格差社会の理不尽さに、暗い気持ちになりました。

主人公・島崎は、デスノートの月を思い出させますね。
けど、共感できない。○○○○で気が大きくなってただけじゃないかと思ってしまう。○○○○をしていなければ良かったのに。

最後のシーン、村田の言葉にジンときました。



2009年03月07日(土)
美容院

美容院に行ってきました。
以前通っていたところが無くなって、新しいところを探して行かなきゃと思いつつ時間が経ち、ようやく今日行きました。

やっぱり、新しい所は気疲れしました…。
イメージを伝えるのとか、趣味・仕事とか色々聞かれるのが苦手なんです(^^;
新しい美容院に行く度、「カラーリングしないんですか?」って言われるし「着物が似合わなくなるんで」と説明するのも面倒。
「肩ぐらいまで切って下さい」と言ったのですが、「それだとボリュームが出ますよ」と言われ、長さは変えずに梳いてもらいました。
前髪も切ってもらったのですが、眼鏡かけると、凡ちゃん(鴨川ホルモー)みたいですよ!
くせ毛の扱いは本当に困る…。
ここも、ピンと来なかったので、また次回から新しい美容院を探します。

美容院で「和食なら『京料理 藤本』が美味しいですよ」と教えてもらいました。
確かに美味しそうv ランチ3000円〜あるみたいです。

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先日、京都国際マンガミュージアム「司書体験」の様子をテレビでやってました。
面白そうですね。

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「キョースマ!」に、森見登美彦さん他のコメントが載ってます。
グレゴリ青山さんのマンガ、京都人のいけずさが笑える。
このベーグル屋さんって、夏野さんが通販で買われてるところかしら?

「鴨川ホルモー」映画化記念の、万城目学さんのインタビューも面白い。
「いろんな人から『実はホルモーやってたんでしょ?』って聞かれる」って(笑)
吉田神社の裸踊りが、実際にある風習(?)らしいというのがビックリ。京都大学って楽しそうですね(笑)



2009年03月05日(木)
L←→R!

>あもさん
あもさんのおかげで、今朝「とくダネ!」で、黒沢健一さんが見れました。
ありがとうございます。

懐かしい! 高校〜大学と、L←→Rが好きだったんです。今でも時々聴いてます。カラオケでも歌います(ヘタですが ^^;)
つんくの、嫉妬混じりのコメントも面白かった(笑)ノッキン・オン・ユア・ドア、137万枚も売れたんや。へー。
当時、スピッツ・ミスチルと一括りやったんですね。
私の周りでは、スパイラルライフ&L←→Rのファンが多かったので、この二つが一括りな感じ。しかし、今ではスパイラルを知ってる人は少ないか…。



2009年03月03日(火)
「鴨川ホルモー」万城目学

バカバカしくて楽しかったです。
京都の大学生が、小鬼を使って「ホルモー」という競技をする話。
恋愛部分は、王道で先が読めるんですが、面白かったです。

凡ちゃんの分かりにくいツンデレは、可愛いな!
純情でヘタレな阿部君も、良い奴だ。嫌いな芦屋を助けてやったり、高村をかばって喧嘩したり。

京都に土地勘のある人は、ニヤリとすることでしょう。
4月から映画も公開されるし、楽しみですね。
私の脳内では、「しゃばけ」や「夏目友人帳」のような映像が繰り広げられています(笑)



2009年03月02日(月)
「山口晃展」大山崎山荘

「さて、大山崎 〜山口晃展」(大山崎山荘美術館)に行ってきました。

作品数はそんなにないんですが、ユニークで楽しい展示でした。
古く雰囲気のある建物に、一部現代的な山口さんの絵が展示してあるのは、不思議な感じ。
美術館の中に入るのは久々でしたが、どこもかしこも素敵ですね! ドアノブも照明も窓も凝ってて、バスルームまで可愛い。

入ってすぐの三幅。
千宗易の、膝の子犬が可愛いですねv
確か、講演会で「東急ハンズでベニヤ板を買って…」と言ってはった気がしますが、パッと見、普通の掛け軸みたいです。

「大山崎交通乃図」
細かい…。皆、長いことじーっと見てはります(笑)未来が入り混じってて面白い。

「最後の晩餐」
ポテチがあったり、大きい人や小さい人が居て、真面目か不真面目か分からない絵です(笑)

新館の見立て作品。
何だか分からなかった(^^; 入り口で、解説もらってたのに、気づかず鞄にしまいっぱなしだったんですよ。ああー。

「蘭の戦闘機」
笑った。(※大山崎山荘は、かつて蘭の栽培のメッカでした)

「すゞしろ日記」
大山崎での体験を漫画にしたもの。飄々とした山口さんが良い味出してますね。
講演会で言ってた○○さんって、この人かーとか思い出して可笑しい(笑)

「自由研究(柱華道)」
電柱を生け花に見立てた作品。面白いこと考えるなぁ。

「廷内見立 洛中洛外図」
細かいよ! そして、ダジャレがくだらなくて楽しー。

秘密基地の展示も面白かったです。「大山崎ロボ」って何だ(笑)



2009年03月01日(日)
「シズコさん」佐野洋子

「100万回生きた猫」で有名な佐野洋子さんが、母親との葛藤を綴ったエッセイです。

「母親を嫌いだった」という洋子さん。
母親は、子どもの頃から、洋子さんを長女として厳しく躾け、優しくしたことはない。一方、家事能力は完璧で、父親亡き後、女手一つで4人の子どもを大学にやります。

端から見ると、お母さんは冷たいけれど、立派な人だと思うし、「母親愛せない」と悩む洋子さんも、大枚はたいて立派な老人ホームに入れて、何度もお見舞いに行ってるし、そんなに酷い娘だとは思えないのですが。

家族という関係だけは、互いを「愛さなくてはならない」「愛されたい」という呪縛が強すぎて、そうできなかった時の反動が大きいんだろうなと思います。

ある日、氷山が溶けるように、どっとわだかまりが解けたシーンが、とても良かったです