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やすみ日記
梅子
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2009年02月27日(金)
「FLESH&BLOOD」12巻(松岡なつき)

ビセンテ、切なすぎる! 
前半は「あんたの愛情、暑苦しすぎる」と思ってましたが(笑)、最後の行動には涙…。
そして、ラウル周辺ややこしすぎ。スペイン・イングランドの二重間諜な上に、海斗に取引持ちかけるし、何が何だか。
和哉が、タイムトンネルの秘密に気づきそうだったり、海斗の結核疑惑が晴れないままだったり、次巻も気になりますね。
今巻の海斗は、ちょっと小ずるいと思ってしまった…板挟みの立場なので、しょうがないかもしれないけど。
しかし、ヤンは何の弱みを握られてたの? 

イラストが彩さんに変わりましたが、合ってますね。
表紙は、油絵のような重々しいタッチで、今までと雰囲気が違いますが、モノクロはイメージ通り。

今回は、通常版と限定版(小冊子付き)が出てましたが、限定版の方を買いました。
小冊子は、11〜12巻のナイジェル視点の話が30ページほど。

更に、既刊本で小冊子フェア(別内容)もやるそうで、どこまで商魂たくましいんだ、徳間書店!



2009年02月26日(木)
「ヒストリエ」5巻(岩明均)

ヒストリエ5巻、ようやく出ましたね。
伏線ばかりで、話があまり進んでない…。
鈍いので、分からないところが色々(^^; 他の人の感想を読んで、やっと意味が分かった(門を開けるところ、A,L,Eの会話など)。
「なんて乱暴な!」とか、エウネメスの表情どんどんひょうきんになってます。
図書館と聞いて、ギラつく表情が良い(笑)
戦闘に長け賢くて勇気があり器用で…って、何でもできるんだな、エウネメス。
お墓のシーンがジンときました。



2009年02月25日(水)
森永のキャラメル?

今日、取引先さんからストッパーの発注があり、色の指定は「キャメル」でした。
キャメルと言っても何色かあるので、どれが良いか電話で聞いたところ、
「森永のキャラメルのような色で!」という答え。
余計に分かりません!(笑)



2009年02月23日(月)
加山又造と横山操

先週の「新日曜美術館」は加山又造でした。
横山操とのライバル関係が好きです(最近こんな話ばかりですみません ^^;)

出会いは、横山が加山の個展に来て「なんだこんなもの」と言い、にらみ合ったのが始まり。
その後、同じ大学で教職に就き、指導をめぐって口げんか。でもプライベートでは仲良し。
互いの絵については、一切、評価を口にしなかったが、横山は死の間際に、加山に「日本画の将来はどうなるんだ。後は任せる」と言葉を残したという。
没後何年も経ってから、加山が、横山のことを「今でも笑い声とか思い出すんですよ…良い親友、兄貴みたいなものでした」って話す様子が良かったです。本当に凄く好きだったんだろうなぁ。

解説も「魂の結びつき」「運命の二人」云々、熱い表現で語られてました。
いやぁ、芸術家同士って、本当に良いですね(微笑)



2009年02月22日(日)
ANATAKIKOUライブ(梅田シャングリラ)

ANATAKIKOUのワンマンライブ(梅田シャングリラ)に行ってきました。

シャングリラに行くの3年ぶりぐらいなので、地下歩道の入り口探してうろうろしました。
会場前でふゆさんと合流。
うっかり、ドリンクチケットもロッカーに預けてしまって後悔(^^;
中はぎゅうぎゅうでした。今まで、ワンマンって当日までチケット残ってたのに、この日は完売。
1年以上アルバムもシングルも出してないし、少し心配していたので、来られなかった方には残念ですが、少し安心しました。

開演5分後くらいにメンバー登場。
三人で円陣を組んでます。
他三人(ベースみなじさん含む)は白っぽいシャツで、松浦さんだけピンクのカーディガン。でも似合ってました。松浦さん、髪短くなって若返ってましたね。それに痩せはった?

まずは、「午後五時の追随画」。
ライブでやること自体珍しいのに、1曲目とは! この曲、一番好きなんですよ。
他にも「眠たい電車」とか珍しい曲を演ってました。懐かしい〜。

それから新曲。
北條さんの「もうすぐ35歳の僕が、非常に生々しい曲を歌います…『お嫁においでよ』」という前フリに笑いました。
松浦さんの「旅の別れ」もセンチメンタルな良い曲でしたね。私は、勝手に心の中で「夏の名残」っていう曲名をつけてました(「さよならも言えずに夏が終わってしまった」とかいう歌詞だったので)。
「CDは出てませんが、30曲くらい新曲できてるんですよ」という松浦さんのMCに、CD出して下さいよ!! と心底思いました。
北條さんの「缶コーヒー」もノリの良い曲で好き。松浦さんの「ほら」は、不思議な曲ですね。みなじさんのコーラスが可愛かった。

珍しく、お客さんに歌わせてました。
互いに照れながら(笑)「最後の夕景色」と「幻想港町」で。
松浦さん、声が最後まで安定してたし、良いライブでした。珍しく、MCがまともでしたね。今まで、5割くらい訳分からんかったのに(笑)
この日のチラシは、特製クリアファイルに入ってました。イラストが入ってるの。

帰りは、ヨドバシカメラ内の「先斗入ル」で、和風スパッゲティと抹茶ラテを。
美味しかったです。

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セットリスト

午後五時の追随画
ぬるい雨
レモンの涙
夜を突き抜けろ
甘い種の不思議
シンデレラ
お嫁においでよ
眠たい電車
リリー
缶コーヒー
ほら
カリントボンボン
オオカミ少女
アイノカラクリ
ウーマンレコード
アーチ、超えて
旅の別れ
最後の夕景色
幻想港町

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今まで何回行ったのか数えてみたら、8回でした。多いな!

2007年12月09日(日) ワンマン(心斎橋クワトロ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20071209
2007年10月06日(土) インストアライブ(梅田タワレコ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20071006
2007年01月22日(月) ワンマン(心斎橋クワトロ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20070122
2006年12月22日(金) digmeout ART&DINER
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20061222
2006年05月05日(金) デパオクミュージック vol.3(京都駅)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20060505
2006年03月21日(火) アナタとヨエコ(心斎橋クアトロ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20060321
2005年12月04日(日) スペシャ列伝(ベイサイドジェニー)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20051204
2005年08月27日(土) 喫茶マヅラ
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20050827



2009年02月21日(土)
抹茶ケーキ

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前回のレシピを元に、抹茶ケーキを作ってみました。

◎小麦粉 大3
◎抹茶 小2
◎ベーキングパウダー 小1
◎砂糖 大1.5
■牛乳 大1
■卵 1個
以上を混ぜて、電子レンジで2分加熱するだけ。

まあまあ美味しかったです。ココアケーキほど甘くないですね。砂糖少なめにして、クリーム添えても美味しいかも。

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2/22追記。
ハチミツ(小さじ1)を足して、砂糖を大さじ1にして、再度作ってみたら、美味しかったです。



2009年02月20日(金)
お弁当箱

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お弁当箱買いました。
無印の2段弁当箱と、仕切りカップ。

今まで使ってたものは、加熱しすぎてフタが歪んでしまったんです
使い捨てじゃない仕切りカップも、前から欲しかったのでちょうど良かった。
二段だけど、スリムで沢山入るので良いです食べ終わったら、入れ子にして仕舞えるし。
これでも足りない場合は、もう一段買い足たそうと思います。



2009年02月19日(木)
「凸凹デイズ」(山本幸久)

小さなデザイン事務所の話です。
いい仕事小説でした! 若い男女が集まって、恋愛っ気なく、ひたすら仕事ってところが良い(笑)

凪海が、嫌なことがあると絵を描いて、自分のキャラにやっつけてもらうところが可愛い。
クロの才能に嫉妬する大滝、仲間を裏切って一人で会社を興した醐宮、自分の意見を言えず周りに合わせてしまう凪海。
みんなそれぞれ、仕事に一生懸命なのが、気持ちよかったです。
ラスト、「醐宮さんは酔うと、いつも二人を褒めて、もう一度仕事がしたいと言っていた」というセリフに涙ぐみました。
醐宮は、実は大滝を好きなんだと思ってました。「雪の降る街」のエピソードから。違うのかな?



2009年02月15日(日)
手作り市

母・妹と、知恩寺の手作り市に行ってきました。
10時に出町柳で待ち合わせ。知恩寺に着くと、凄い人でした。
今回私は買わず。でも、見てるだけでも楽しい。母は、銅の靴べらやジャムなど色々買ってました。
11時頃に、京大の学食「カンフォーラ」へ。空いててすぐ入れました。11:40頃から満席に。
本日のランチを頼みました。ボリュームがあって、美味しいv

その後、蹴上に行って、インクライン等を散歩。桜の頃はきれいでしょうね。
妹は、少しの坂でぜいぜい言ってました。軟弱過ぎだ!(笑)
都ホテルでお茶しました。妹は、結婚式を挙げたところなので懐かしがってました。



2009年02月14日(土)
同研能

「同研能」に行ってきました。
今回は、ほぼ満席。椅子が増えてて、お客さんも座りやすそうでした。
会場内は寒かったです。次回から、厚着していかなくては。

まず、狂言「清水」。
一度見たことがあるのですが、もう1回見ても面白いですね。セリフとか忘れてますし。
太郎冠者が、主人から桶を無くしたことを責められ、「太郎冠者を一人失うことに比べたら、桶ぐらい安いものではないですか」と、満面の笑みで言い返してるのが可笑しいです。小悪魔というか、図太いというか(笑)
主人が、太郎冠者の声が鬼に似てるかも? と怪しみ、太郎冠者に鬼のセリフをもう一度言わそうとするんですけど、すっとぼける太郎冠者も、なかなかしたたかですね(笑)
短いけど、楽しい話でした。

次は、能「雲林院」。
あらすじ予習していったんですが、話がよく分かりませんでした。すみません。
業平と二条の后の夢を見た若者が、雲林院を訪れ、桜の花を折ったら、業平の精に怒られた…という話?(間違ってるかも ^^;)
後半の業平の衣装、きれいでしたね。静かな曲でした。
元々の世阿弥バージョンだと、業平に攫われた二条の后を、兄が鬼になって奪い返しに来るという話らしいです。激しい。モデルになった事件とかあったんでしょうかね。

次回の同研能は、7/4(土)能「千手」です。

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帰りにLOFTに寄って、お弁当箱を買おうと思ったら、3段が一個も無かった! ショックです。ネットで買うしかないのか…。



2009年02月13日(金)
レンジでケーキ

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見た目ちょっとアレですけど(^^; ケーキを作ってみました。
タッパに入れて、電子レンジでチンするだけです。美味しかった。
今度、抹茶でも作ってみようと思います。
http://cookpad.com/recipe/554471



2009年02月11日(水)
出張!大原美術館

BS2「迷宮美術館」、「出張!大原美術館」の回を見ました。
画家の児島虎次郎と、パトロンの大原孫三郎の友情にときめきました

虎次郎からの「一億円のエル・グレコを買いたい」という手紙に、「グレコカエ」という電報を返す孫三郎。何という太っ腹!
虎次郎が亡くなった時の、孫三郎の言葉が熱い。
「君ほど熱心に尽くしてくれた人は居ない」
「僕が心の底から信じた人は、君より他に居なかった」
更に、会社が赤字だというのに、大原美術館を建てた理由が「虎次郎の絵を展示したかった」って。どれだけ、虎次郎が大事なんだ孫三郎! 
是非一度行ってみたいですね。

地上波では、2月15日(日)4時〜放送です。
http://www.nhk.or.jp/bs/meikyu/

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芸術新潮の今月号に、「とめはねっ!」のレビューが載ってました。
「漫画界は和ブーム」という内容。和菓子、囲碁は分かるんですけど、落語、芸妓の漫画ってどれだろう? しゃべれどもしゃべれども? 隅田川心中はBLだし。



2009年02月07日(土)
「COLD」シリーズ

木原音瀬さんの「COLD」三部作を読み返してました。
一冊目の「COLD SLEEP」だけ持ってなかったので、最近出た新装版を買ったんです。で、残り二冊も読みたくなって、納戸から発掘してきました。

初めに読んだときは、最終巻の暴力描写にひたすらへこみましたが、今読むと、どこへ行っても邪魔者扱いされた、透の孤独や焦燥も分かる気がする(でも暴力は嫌だ…)。
そして1・2巻の、記憶ない時の素直な透が好き。本当に、1・2巻だけなら良い年下攻めなんですよね…。そこで終わらずに、地獄の第三巻を持ってくる辺りが木原さんだ

新装版1巻の後書きに「イメージしてた曲があって…」と書かれてましたが、それってラブ・サイケデリコの「Last Smile」でしたよね? 2・3巻を読み返しても曲名は書いてなかったので、私どこでそのことを読んだんだったかな? と思いました。



2009年02月06日(金)
「いつか青空になる翼」たけうちりうと

「いつか青空になる翼」を読みました。

面白かった! ハイジャック事件8割、ラブ2割って感じです(笑)
犯人との交渉や、乗客を救おうとするスタッフの奮闘に、ハラハラドキドキしました。

チェリストのおじいちゃん、良いですね。
「若者を先に解放すべき」と、降りるのを拒否してたのに、「だだこねてると、チェロだけ降ろしますよ」と脅されて、あっさり「降りる」と答えたのに、笑いました。 
チェロケースで犯人をぶんなぐった、まどかは男前でした! 

スランプのパイロットをめぐる、彼女と彼氏候補の三角関係の話です。二人の友情も素敵。
守はまどかの為に身を引こうとするし、まどかは翔太を思いやって譲ろうとするし、二人健気ともだなぁ。



2009年02月05日(木)
「臆病な背中」おのにし こぐさ

何気ない日常の中で、気持ちを育てていく様子が、丁寧に描かれていて良かったです。
主人公の性格に好感を持ちました。大人数で悪口を言わないとか、周りのことを自然に気にかけていて。
大学生活が実に楽しそうで、羨ましいなぁ。
女の子も良い子。振られたのにその気遣いっぷり! 健気だ。

余談ですが、作者さんの誕生日と血液型が、私と同じでした。勝手に親近感がわきます(笑)



2009年02月04日(水)
近況

少し前から、母の仕事を手伝ってます。
大学生向けに中国について紹介するDVDの、原稿チェックです。
母の友達の、中国人の先生が文章を書いてるんですが、所々言い回しが固いので、直してるんです。
1回目にチェックした時は、私が「この慣用句、聞き慣れない」と言っても、母には「あんたが知らんだけや」と鼻で笑われ、なんたる屈辱! と憤慨してました(笑)
が、出版社から「大学生にも分かる、易しい日本語に直して」と返されてからは、私の意見が大幅に採用されることになりました。変わり過ぎや!(笑)



2009年02月02日(月)
「さよなら渓谷」吉田修一

面白かったのですが、すっきりしない読後感…。どんよりと落ち込みました。

事件の加害者と被害者が、いびつな形で結びつく話。
あり得ない関係なのに、あり得そうに見せるのが上手い。
記者が身体を鍛えた理由、事件を忘れなければ「男側」に居られなかったという加害者、自分は悪くないのにどんどん居場所を失う被害者…といった描写が、印象に残りました。
ネタバレ→何故、隣の母親は嘘をついたのか、本当に殺したのかとか、分からないままだったのが、気になりました。