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やすみ日記
梅子
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2006年09月28日(木)
あさのあつこ先生の講演会

先日のあさのあつこ先生の講演会、忘れないうちにレポします。
70名ほど入る、図書館3階の会議室にて行われました。あさの先生は、水色のキャミソール+ボレロに、ジーパンという非常に若々しい格好。客層は、おばさまが多かったです。中学生くらいの若い子もちらほら。ほとんど女性でした。

以下、あさの先生の発言を箇条書きにします。
最初は、以前の講演でパイプ椅子で居眠りして前の席に激突した人の話。なので「眠くなったら隣の人にもたれてくださいね」。
次に犬の話。執筆に行き詰まると、飼い犬の耳を引っ張って「兎になれー」とか無茶なことを言う。娘が、東京で動物の介護士目指して専門学校に通っているが、帰ってくると、怒られる。
何でもかんでも一つの方向に流れる世間に対しての苦言。映画の記者会見で、皆の前に青いハンカチが置かれていた。ちょうどハンカチ王子が進路を決める日で、菅原文太さんがコメント求められて「しらねえよ」と渋く答えていた。天海祐希さんは「ああやって騒ぎすぎない方が良いのにね。斉藤君も気の毒」というようなことを、後でおっしゃってて、「ちゃんとした大人だな」という印象を持った。
その映画だが、パイロット版を見て、空が「岡山の空」だったのでウルウルきてしまった(もちろん主人公の林君も素敵です、とフォロー)
若い子が好き、という話。三浦しをんさんと対談したとき、「あさのさんのストライクゾーンは何歳?」と聞かれて、「12〜18」と答えたら、「狭すぎ!」と言われた。
「書くことキャンペーン」を推奨中。「今日のおかずはアジだった…前から嫌いだって言ってるのに、どうして女房は分かってくれないんだ」とかでも良い。自分のことって意外と分からないもので、書くことでハッキリすると思う。周りの人との関係も。最近は「そのままの自分で良い」みたいな風潮があるけど、思考を停止して何も考えないで、大衆に流されちゃうのって、怖い。
物書きになりたいと思ったのは13歳の時で、ずっと執念深く思っていて、実際なれたのは36、7歳の時。その執念深さだけは、誇りに思う。
自分の物書き人生が70歳までとして、一年に5冊本を書くとしても、100冊しか書けないって思う。とにかくアイデアがどろどろ渦巻いていて、書きたくてしょうがない。

質問タイム。
中一サッカー少年のお母さんから。「息子から質問です。あさのあつこさんの名前は、どうしてひらがななのですか?」
「「あ」が二つあってかわいいから。サインの時に押すハンコも「あ」の二乗になってます」

同じ方から「息子から質問です。サッカーの話を書く予定はないのですか?」
「考えておきます(笑)」

「白兎の正体は? 許しや贖罪の象徴かなと思ったのですが」
「続編があるので、今は内緒です」

「NO.6など、若い人を書くときは文体を意識して変えてる?」
「言葉遣い等は取材してますね。他の話はキャラクター先行ですが、NO.6は、9.11というテーマが先にありました」

「娘が読書感想文を書きました…森絵都さんの『DIVE』で。その中で娘は『私にもこんな風に打ち込めるものが見つかるだろうか?』と悩んでいました。こういった若者に対してのメッセージをお願いします」
「先ほどのハンカチ王子といい、若者が何かに打ち込むことは美しいって風潮はありますね。でもそうなれない子も当然いるわけで。瑞垣というキャラクターは、そんなところから生まれました。続編も書くので、良かったら読んでいただきたいです」

「『いえでででんしゃはこしょうちゅう』が好きです。子どもの頃家出したことがあって、罪悪感を感じてたんですが、この本でふっきれました。ところで、なんで「で」が多いんですか?」
「響きが面白いからです。でも国語関係者からは『間違ってる』って指摘を受けました(^^;」

「続編はメッセージ性が強かったですね。意図して、ですか?」
「書いてるうちにそうなりました。挿絵の佐藤さんとは普段お会いすることはないのですが、一面に難民が並ぶ絵を描いてくださったときは、ハッとしました」

「『福音の少年』を読みまして、帯に『本当に書きたかった物語』とありましたが…」
「あれは、編集者が勝手に決めてます。私もびっくりです(笑)」

「あさの先生の作品は、少年に比べ、魅力的な大人が出てきませんね。大人嫌いですか?」
「大人には、ついつい目が厳しくなってしまうんですよね(^^; これから頑張ります」

「あさの先生の書く少年は、女性が理想とする、女性が好きな男性像、ですね。息子さんがモデルですか?」
「いいえ、全然違います。うちの息子は柔道をやってたんですが、ほんとピッタリな体型で。胴が長くて足が短くて。確かに、書くときは理想が入ってますね」

あと児童書は制約が多くて難しいという話。たとえば、葛藤とか憂鬱とか難しい字は使えないので、他の言葉に言い換えなければならない。
来年は、久しぶりに小学校低学年向けの本を出す予定。飼い犬と飼い猫をモデルにした。

すごくうろ覚えなので、間違ってるところもあると思います。また、思い出したら書き足しますね。



2006年09月26日(火)
「リベット」

木原音瀬「リベット」読みました。
面白かったし、いい話だったのですが、地味…重…。おまけに、完全に恋が成就したとは言い難い。最初、担当さんがプロットにOK出さなかったのも分かる。BLじゃなくて、病気の小説になってるもん。でも好きです。どんな状況になっても、わずかな光で人は生きられるのだと言うことを、感じました。普通、こういうテーマだと、とことん大げさに悲劇的に描いて、涙を誘う方が簡単だと思うけど、そうはしなかったところが木原さんらしく、好感を持ちました。
私としては、カバー裏は要らないかも。それより、初芝が乾を受け入れた過程を知りたかったな。

「檻の外」の小冊子「すすきのはら」も来ました。本当に小さい。そしていい話でした。こんな風に、人を大事に想い、想われる人生っていいな。自分が死んだ後も、大事な人が疎まれたりしないようにと願う堂野と、相手の言ったささいなことを覚えていて、気遣う喜多川のやり取りが、よかったです。

b-boy別冊の「不細工特集」も読みました。
木原さんの「薔薇色の人生」番外編ももちろんよかったのですが、国枝彩香さんが凄かったです。突き抜けすぎ。BLの限界を超えている…でも面白かったです。後、草間さかえさんはちゃんと不細工(でもちょっとかわいい)を描いてましたね。田中鈴木さんは面白かったですが、不細工?? 確かに美形ではないけど。日高ショーコさんのはよかったけど、男前だよ〜不細工じゃないよ〜。イジメネタ2本に、元同級生の再会モノ3本だったので、皆思い浮かぶネタは同じなんですね。その中では国枝さんは異色。
ところで、チラシに、この不細工特集のキャッチコピーが「そこの貴方、逃げないで買ってください!」とありました。そこまで言うなら、こんな特集しなけりゃいいのに! 訳分からん。次は貧乏特集がいいなぁと思っていたら、次はツンデレでした。あらら。ガテン特集とかもないんですかねー。

テレビ東京系「カンブリア宮殿」、今日の放送は「男前豆腐店」でした。
楽しそうな会社だこと。私は食べたことないんですが、美味しそうですね。男前手ぬぐいが欲しい。しかし社長さん、社員みんなに外国人のあだ名つけるのは良いアイデアですが、忘れちゃったら意味無いですよー(笑)



2006年09月24日(日)
田中一村

今朝のNHK「新・日曜美術館」。
これまでの歴史を振り返るってことで、田中一村の回もちょっと放映されました。やっぱり、梟の表情とか、熱帯植物の匂い立つような表現とか、凄い。気むずかしそうなイメージがあったので、笑顔全開の写真が意外でした。
作家・今東光と、早世の天才画家・関根正二の話も良かったです。今東光は、若い頃画家を志していて、関根とはライバルだったのですが、ある時、関根には適わないことを悟ります。「自分は死んでも何も残らないけど、関根の絵はずっと残る」と涙ながらに語ってはって、少しときめきました。他にも、ライバル同士の日本画家が、相手の絵を見て、「なんで俺にはこれが描けないんだろう? と思いました」と心底不思議そうに言ってはって、面白いなーと。
今晩8時から再放送がありますんで、オススメです。この「NHK日曜美術館30周年展」は、12月に京都にも巡回しますしね! 田中一村や高島野十郎の絵も来るので、楽しみです。

昨日は、会社帰りの多紀さんと待ち合わせて、お茶してきました。多紀さんのお友達が日本画家で、手描きTシャツを京都の町家ショップに卸されてるとか。格好いい絵なんですよ。お店、行ってみたいなと思いました。
http://www.craftcafe.co.jp/seed/seed.html
「今度、木原さんの『don't worry mama』のCDが出ますけど、デブさんの声をどうやって表現するんだろう? 鼻息や足音?」という話をしていたら、多紀さんが「きっと、リスが頬袋膨らませてるみたいな声ですよ」と、演技して見せてくれはったので、爆笑しました。可愛いお顔で、なんてことを!
あと「『blood+』は超反米アニメ。いいの?って心配になるくらい」という話を聞いたり。ライス国務長官とか、まんまの外見出てくるらしい…。見てみたいかも。 



2006年09月21日(木)
本を探して

今日は木原音瀬「リベット」の発売日。
職場最寄り駅には大きめの書店があるのですが、BLのノベルズは一冊もありません。オタクに優しくない本屋だ。そこで、一駅先まで足を伸ばしました。
オタク本屋で、恥を忍んで尋ねたところ、「10月の入荷になります」とのこと。売り切れたのかしら? 他のオタク書店にもなくて、その他は八時で閉まってました。早いよ…。というわけで、まだ手に入れてません。ネットで頼んでおくんだった(;;)
「檻の外」の小冊子も、関東圏では届いてるみたいですね。いいな、都会。



2006年09月17日(日)
デパオクミュージック 倉橋ヨエコ

「デパオクミュージック vol.4」行ってきました。
開始40分くらい前に着いたら、ぽつぽつ雨が。出入り口付近で雨宿りしていたら、ヨエコさんがすぐ前を出入りされてました。黒キャミソールにジーパン姿で、可愛かったです。
本番になり、雨は収まっていたので、予定通り屋上でライブ決行。ヨエコさん、赤い着物風の衣装に着替えてはりました。
一曲目は「夏」でした。やっぱり、胸がいっぱいになって泣いてしまった。セットリストは以下の通り。

屋上にて
部屋と幻
流星
東京

全部弾き語りでしたので、ピアノの演奏がじっくり聴けて、堪能しました。ニ列目で見てたんですが、本当に表情が凄い迫力。流星のピアノとか素敵。楯は「裂けてもいいの」の繰り返しがゾクッとしました。金魚のヨエコさんTシャツを着ていったのですが、他にも同じシャツの方が2人ほど居はりました。
ヨエコさん、プラッツ近鉄で歌うの二度目で、一度目は三年前だそうです。また着てくれると良いな。



2006年09月16日(土)
ボローニャ国際絵本原画展

今日は、「ボローニャ国際絵本原画展」に行ってきました。
混み具合もほどほどで、絵も良かったです。ブリキの木こり、ポスターになってた日本人の絵、「お母さん大好き」って題の象の絵、ドイツの作家の大きな駅に熊が座ってる絵等が良かったです。お国柄が出てますね。ドイツは重厚で、ロシアはリアルで暗く、台湾は渋め。日本はメルヘンな感じ。

ついでに、難波に行って、「ZOFF」でメガネを新調。店員さんも丁寧にメガネを調整してくれはって、フレームもおしゃれだし、いい感じ。家に帰って早速かけてたら、母に「香山リカみたい」と言われました。私としては、アンジェラ・アキ風を狙っていたんですが(^^;



2006年09月15日(金)
「化粧師」

今晩2:15から毎日放送で、映画「化粧師」が放映されます。
銘仙とか、大正時代の可愛い着物がいっぱい出てきますので、興味がおありの方は是非。

ところで、以前、着物のページのアクセス解析を見ていたら、検索ワード「化粧師 光夫×小三馬」でたどり着かれた方がいらっしゃいました。なんつうマニアックな! 小三馬というのは椎名桔平さん演じる無口な化粧師で、光夫というのは、脇役の子どもです。残念ながら、その方の期待に添えるコンテンツは、うちのサイトにはありません(笑)



2006年09月09日(土)
決まりました

信州2泊3日の旅から帰ってきました。母・妹と一緒。
あと、仕事が決まりました。勤務地は京都で、来週火曜から出社です。健康診断受けるとこ探さないと。



2006年09月06日(水)
倉橋ヨエコさんライブ

倉橋ヨエコさんのライブに行ってきました。
梅田のバナナホールに初めて行ったのですが、会場ちょうどに行くと人だかり。屋根のある部分が少しだけで、雨の中待ってるのは結構大変。しばらくして入場し、早速ドリンクを交換しました。フルーツワイン、美味しかったです。天井が広く、ステージが高くて、見やすかったです。イスに座って見てたんですが、皆微動だにせず歌を聴いてましたね。
ヨエコさん登場。着物風の衣装です。かわいい。一曲目は「夏」。あまりの声量と感情の放出に圧倒され、ぶわっと泣いてしまいました。曲が終わるまで鼻を噛むのを我慢してました…。曲順を覚えてないのですが、やった曲はこんな感じ。

ラジオ
損と嘘(新曲)
あの子のあなた(新曲)
部屋と幻
聴こえたから
白い旗
夜な夜な夜な
屋上にて
白の世界(新曲)
東京
石鹸ガール
恋の大捜査
ままごと
卵とじ
春の歌

梅雨色小唄
花いちもんめ

新曲「白の世界」が良かったです。「みじめでない日はありません」の連呼がグサッときました。私も同じタイトルを使ったことがあるので、偶然だなぁと思いました。
梅雨色小唄! 聴けると思わなくて、嬉しかったです。終演後、ふゆさんに話したら「ああ。消しゴムの歌でしょ」と言われました。人の覚え方はそれぞれだ(出だしが「昨日までを消せる、消しゴムが欲しい」なんです)。
最初の方は弾き語りだったのですが、途中からベース・ドラムが参加。「東京ピアノ」で、ベースの方が絶唱されててビックリしました。…いや、私はヨエコさんの歌を聴きに来たのであって。
いつにもまして、「楯」と「花いちもんめ」が怖かったですね…。最前列の男性が、一瞬ビクッとしてたらしい。
ワンマン初めてなので、沢山曲が聴けて嬉しかったです。まだ聴けてない曲も、もっと聴きたい。アンケートのリクエストには、「椿荘」と「沈める街」を書いておきました。
終演後、入り口の所に、ANATAKIKOUの松浦さんが居はりました。誰かに話しかけられることもなく、普通に。細くなってはりましたねー。こうしてみると、結構かっこいいんやなと思ったり。

この日は着物だったんですが、ふゆさんに「帯の後ろがない!」(カルタ結びにしてました)「下駄が雨用だ!」とビックリされました。さすがに、雨の日に着物を着ている無謀な人は、会場中で私だけだったみたいです。その後、とぅさんもご一緒して、ラーメンを食べて帰りました。



2006年09月05日(火)
山田ユギ「夢を見るヒマもない」

ミヅキさんの日記を見て、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が気になってます。西宮で開かれる、公募の絵本の展覧会です。この大谷美術館、日本庭園がすごく綺麗です。…去年の日記見たら、同じ事書いてました(^^; ミヅキさんの日記見て行こうかな〜って。結局、去年は行ってないんですが。今年は良さそうですね。

山田ユギさんの「夢を見るヒマもない」読みました。
すごく面白かったー! 航空関係の仕事って、パイロットが真っ先に思い浮かぶけど、搭載やロードコントロールって仕事もあったんですね。飛行機に荷物を積むための計算をする仕事なのですが、内容が興味深かったです。おすもうさんの団体に慌てたり、犬が逃げたり(これはカバー裏ですが。犬かわいい)。
ジャンボ機を背景にキスするシーンや、最後の最後に、自分の仕事に対する気持ちに気づくシーンが好きです。それにしても、パイロットになるのって凄い倍率なんですねえ…。何でもかんでも「夢は叶う」っていうんじゃなくて、地に足の着いた話で、良かったです。



2006年09月03日(日)
トラウマ児童文学

「地球最後の日」という、児童文学のアンソロジーを読みました。
この中の「電話がなってる」(川島誠)って話が、トラウマになりそうな内容です。
15歳の時に受けるテストで、ランクが振り分けられる世界。上級者はエリートに、下級者は他の者の食料になる。主人公の好きな女の子が、事故にあって障害者になり、肉屋に売られるっていう…。ギャー!! これ子どもに読ませてどうしようって言うんじゃ! 多分、学歴や、役に立つ立たないだけで、人を差別するなんてよくない、とか言うメッセージをこめたかったのでしょうが、うなされます。
他にも、命が延びる宝くじの話とか、核戦争後、シェルターで一人生き延びた男の子が、同じく生き残りの女の子に会いに行く話が収録されています。赤川次郎の「悪夢の果て」はとても良かった。終戦間際の世界にタイムスリップする話。「子どもは親のものじゃない」という台詞に胸を打たれた。
児童書って、トラウマになりそうな話多いですね。子どもに現実の厳しさを教えようと言うのか。
「片足ダチョウのエルフ」は幼心に恐怖だった。仲間を庇って片足になったダチョウが、ただ死にゆくのを待つばかりって話。「赤いろうそくと人魚」も救いようがない。人魚が、強欲な老夫婦にこき使われて死んで、人魚の呪いで町が海に沈むんだったかな…。
どちらも「人の心は変わる」ってテーマですね。人間、可愛いのは自分だけ、っていう(鬱)。

ところで、着物の話ばかりで、感心のない方には申し訳ないのですが、
明日9:30〜のNHK「おしゃれ工房」は、「石田節子のキモノ遊び」です。再放送は明後日の2:30〜。
秋らしい着物のコーディネートを、紹介してくれはるそうです。楽しみですね。
http://www.nhk.or.jp/partner/oshare/



2006年09月02日(土)
日本語教師

母の所に、母の恩師から電話がかかってきました。蘇州に二年間、日本語を教えに行ってくれる人を、探しているそうです。今、中国では日本語教師が不足しているのだとか。へえ。一日5コマのハードスケジュールで、月給7万。その代わり、家賃・光熱費は無料。旅費も出してくれるけど、年一回。妹がそれを聞いて「まるで拉致やな」…違う! でも忙しすぎて、自分の勉強をしたり、度々帰国してるようなヒマはなさそうですね。

妹の婚約者の家族は、すでに結納のことだけでも大揉めだそうです。釣書の書き方を巡って親子げんかしたり、お母さんが部屋に閉じこもったり、大わらわ。こちらの親は「子どもの好きにしたらいい」と、放任主義なのですが。母は、冗談で「あとは任せて、蘇州に行っちゃおうかしら、ほほ」と言っていました。父は他人事みたいな態度だし、そうなったら、向こうのお家がパニックですよ…。

木原音瀬さんの11月の新刊。タイトルが「吸血鬼と愉快な仲間たち(仮)」です。一体、どうしたんだ!?  アホアホ系なのでしょうか…。仮タイトルのまま発売されたら恐ろしいな。