初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2004年11月30日(火)
「flesh&blood」7巻 「黄色いダイヤモンド」

ここ数日、読書三昧です(漫画含む)

「flesh&blood」7巻 松岡なつき。
どうやって終わらせるつもりだー?ますます分からなくなりました。ネタバレ→他にもタイムスリップした人が登場したことにビックリ。この謎を描くってことは、この先、海斗の意志と関係なく現代に戻ることもある? そしたら海斗は和哉にほだされそうだ。
今回も寸止めですか! いや、今までに比べればかなり進展したけど。ナイジェルが切ない。「王家の紋章」のキャロルと一緒で、海斗も無自覚に危険に首突っ込むタイプですな。


「黄色いダイアモンド」木原音瀬。
勇が、息子がいじめられた原因が自分だと知って、「頭悪くてごめんな」と謝るシーンにホロッときました。番外編「歯が痛い」の続きはー!?と心の中で叫びました。 でも秋森は嫌。市橋にして欲しい。ラブ色はほとんど無いのに、いじめの描写はこれでもかと。つらい…けど面白い…。職員室での会話、勇は確かに難しいことは話せないけど、いい父親ですね(とか言って、自分が俊一の立場だったらやっぱり親の職業で複雑な思いをするだろうけど)前半の話を読んだ後だと、毎日ちゃんと働いてるということ自体偉い。水沢の母が「父子家庭」と連呼してましたが、あなたみたいな母親が居る方が子どもに害…(いい過ぎですね、すみません)

「PLUTO」1巻(浦沢直樹)を読んで大泣きしてしまい、その後の「犬を飼う」(谷口ジロー)もじわっときました。悲しい話だ…。



2004年11月29日(月)
○○の会

にしなさんをお誘いして、BLオフ・○○の会に行きました。
コンサートに行ったその足で向かったので、着物姿。いつものブックファーストで集合して、まずは香港蒸籠へ。…すごい行列で、4〜50分待ちました。ペリエさんとにしなさんが映画の話で盛り上がられてて、「SAW」が面白いよーとのことだったんですが、ホラーですよね…(怯)
円卓を囲んで食事。餃子もスープもデザートも美味しい。ジャスミン茶も。調子に乗って食べ過ぎて、苦しくなって着物の帯をゆるめる羽目になりました(--; にしなさんのあまりの読書量に「速読術でも習ってるんですか?」とペリエさんが驚かれてました。
仕事帰りの多紀さんから連絡があったので、お店を出て、多紀さんと合流。喫茶店に行きました。
ペリエさんが「BLって整形ネタほとんど無いですよねー」という話をされてて、そういえば。男性の整形があまり浸透してないから? 後、「BLに出てくる金持ちってみんな同じ。身長180以上とか」とも。私が「違うタイプっていうと、チビでデブでハゲの(差別用語ですみません)、オタク会社の社長とか?」と訊くと「その方がいい」そうです。うーん。実際描くには難しそうですよね(というか、需要はあるのか)。
皆様から色々、本と漫画を借りましたので、今日はどっぷり物語世界につかりました。感想は後ほど。



2004年11月28日(日)
「まなざしから恋は香る」

水瀬結月さんの「まなざしから恋は香る」を読みました。
弟君、てっきりお兄さん狙いだと思ってました。最後に潔く身を引いたので、期待していた心が空回り。和穂、なんでそんなに弟を守らなきゃ!と思ってたんだろう。弟君の気持ちが分からないので、ちょっと謎でした。和穂が、進士の寄贈した本の状態を見て「持ち主の気持ちが伝わる」と思ってる場面がいいなと思いました。POPを見て、有名人との叶わぬ恋って感じかしら〜と思っていたのですが、進士とのやりとりは少なめでしたね。忙しい仕事の合間を縫って図書館に通ってたんだろうに…和穂、察してあげなよ! じれじれー。イラストもイメージ通りで素敵。



2004年11月27日(土)
「真珠の耳飾りの少女」と「白いカラス」

祇園会館にて「真珠の耳飾りの少女」と「白いカラス」の二本立てを見てきました。
「真珠〜」落ち着いた風景、暗めの画面が絵そのまま。美しい。セリフが少なくて、水を汲んだり洗濯をしたり、生活感のある場面が多くて、リアリティあります。説明が少ないのですが、十分面白かったです。主人公の少女も気が強くて、全然笑わないんだけど、きれい。ネタバレ→奥さん「どうして私じゃいけないの」って…グリートの方が可愛いもん(ボソ)。思いっきりフェルメールの身代わりにされてた肉屋の息子が気になります。最後、真珠の耳飾りがなくなってることに気づいたら、奥さんまたヒステリー起こすんじゃないのかな。画商のオヤジの場面で、フェルメールが助けに来たら格好いいと思ったんですが、そんな出来過ぎの展開にはなりませんでしたね。グリートが髪を見せるのを嫌がってたのは、宗教的な理由なんでしょうか?
「白いカラス」は…よく分からなかった。ネタバレ→白く生まれた黒人としての苦悩がメインかと思ったら、老いらくの恋がメインだったし。黒人の両親から、あんなに完璧に白人の外見をした人が生まれるものなのか…実話だそうですが、ピンと来なかったです。作家と主人公が仲良すぎ(笑)なんで男2人でダンスしてるんだ。



2004年11月24日(水)
朝日新聞

今朝の朝日新聞に載ったあさの先生の授業の記事、面白かったです。記憶喪失の瑞垣(生徒さんの創作)…ぷぷ。6巻の一部抜粋があるので、ネタバレがお嫌な方はご覧にならない方が良いかも知れません。

たまたま「1000のタンバリン」のPVを見てしまいました。…歌が始めるまで、超ロン毛の人がチバさんだとは全く気づかず。貞子ですか。何があったんだ。

そういや、三宮のジュンク堂。おお振り、「のはらのはらの」雁須磨子、バッテリー、TheMANZAI、「なんでやねん」久我有佳、の順で並べられてました。野球つながり、漫才つながりってことなんでしょうけど、ボーイズラブと児童書を一緒に置くのはどうなんだろう…。



2004年11月23日(火)
ヴィトン展

ミヅキさんとルイ・ヴィトン展に行ってきました。ヴィトンのバッグは一つも持ってないんですけど(笑)
兵庫県立美術館には初めて行きました。さすが安藤忠雄。どこも灰色です。会場内は真っ白でした。
アンティークのヴィトンのトランクがいっぱい展示されてて、使い込まれた風合いが素敵でした。丈夫でいっぱい入りそう。ミヅキさんは「死体を入れるのにちょうど良いですねv」と笑顔でおっしゃってました。本を入れるためのトランクもありましたよ。部屋に置いてあったら、中に入れるのがどんな本であろうとも、おしゃれに見えそうですね。ガレやドーム兄弟の花器&ランプ、着物などもあって綺麗でした。ただ、現代のヴィトン…村上隆などとのコラボはどうなのか。斬新すぎて持つのが難しそう(^^; 
三宮に出て食事&本屋めぐり。時間が遅かったので、カフェのランチが終わってて、ミヅキさんをだいぶ歩かせてしまいました。すみません。
以前BLオフ会でお会いした、やよいさんが描かれた漫画の切り抜きをお借りしました。いつの間に…! 可愛い絵&内容でしたv ○○の会の皆様、28日にお持ちしますねー。
ジュンク堂とギルドをまわりました。くみさんの新刊がごそっと減ってて、喜ぶ私たち。売れてますねー。
最後にカフェでお茶をして「最近、何か良い本はないですかねー」と互いに情報交換。クラシック音楽の話をしつつ、電車で帰りました。



2004年11月22日(月)
仕事探し中

今日は朝から面接でした。ひー。くまのできた顔で、遅刻しそうになって髪振り乱して走る。面接終わった後で鏡見て、ぎゃ!となりました。場所が前の会社のすぐ側だったので、迷わずに済んだのは助かりました。


2004年11月21日(日)
大学の友人の結婚式

大学の友達の結婚式に出てきました。
まず三宮駅に到着。シャトルバスの乗り場を目指します。遠い…!三宮と言ってもJR側にあるので、意外と距離があります。油断してた。結局、バスを1本遅らすことに。
ホテルについて着付け室へ。人がいっぱいで、肌襦袢姿でしばらく待たされることに。ここでミスに気づきました。足袋、両方右側のを持ってきてる…! 結局、無理矢理はきましたけどね(あほ)後、着付けの人に「申し訳ないんですけど、補正の綿を100円で買って下さい」と言われて、驚きました。先週のホテルでは別料金は取られなかったんですが…それぞれですね。最後に料金を払おうとしたら、「新婦側にまとめて請求します」と言われて、さすがに申し訳ないので、あとで新婦に払おうと思ったけど、受け取ってもらえませんでした。(><)心残りです。
控え室に行って、ご親族と新婦&新郎にお会いしました。Mちゃんスタイル良いので、ドレス似合うー。すぐに2人はリハーサルへ。そうするうちに友達も集まってきました。Kちゃんがオレンジの振袖で、すごく綺麗でした。
最初に受付するのかと思って、披露宴会場の5階に向かったんですが、人影が無く。式の時間が近づいてきたので、1階へ。式場が、一旦二階に行って、外へ出て廊下を渡り、エレベーターで下りたところにあるんですよ。なかなか分からなくて難儀しました。間に合いましたが、席は後ろの方に。式は感動的でした。遠くてろくな写真が撮れませんでしたけど(;;)
式を終えて、新郎新婦は車で会場へ。出席者もバスで移動。
披露宴前に、私たちは3分間だけ歌のリハーサルを。不安だった後半部分まで練習する時間がありませんでした。
式開始。2人の略歴を司会の方が紹介。新郎の出身大学&職場が○○大医学部で、(白い巨塔だ…!)と内心一人で盛り上がり。同僚の方が、新郎の職場での一日をスライドで紹介されてましたが、本当に柳原くんみたいな感じでした(笑)新婦の友人のスピーチはとても上手でした。ピアノ演奏された方もお上手。私たちは…まあ少々のミスは気持ちでカバーってことで(遠い目)
披露宴が終わって、洋服に着替え、二次会へ。タクシーを使おうとしたら、二次会の会場名を覚えてなくて、あわててトランクを開けてもらってハガキを取り出すことに。しかし、この地図も簡略でアルファベット表記なので、運転手さんもすぐには分かりにくかったご様子。もうちょっとちゃんと調べておけば良かった。
会場に着いたら、レストランは3階…!エレベーター無し。引き出物も加わって、荷物はかなりの重量(振袖がありますからね)。キャリーバッグじゃなくて、カートにすれば良かったー(泣)
奥の方のテーブルに座ったんですが、会場は90名以上おこしでぎゅうぎゅう。飲み物&料理を取りに行くのも一苦労。やっぱ手前の方が良かったか…。新郎の大学時代のサークルの後輩が、男性6人でチュチュを着て、つつつ…と登場、背中に「プロポーズは?」「子どもは何人?」と文字を貼り付けてはった出し物が面白かったです。
10時過ぎに終了して、今度は駅まで歩き…(タクシー呼ぶにも大きな通りに面してないし、人も多いですしね)。腕が抜けそうでした。やっぱり、家の近くで着付けてもらって、二次会は遠慮したKちゃんは賢かったですね。
帰宅したら、行き帰りと二次会に履いたヒールの高い靴のおかげで靴擦れが…。お風呂に入った途端、痛ー。最初から絆創膏を貼っておくべきだったか。
色々ぬかりがあったので、次回(があれば)教訓をいかしたいです。



2004年11月17日(水)
別冊文藝春秋「日常のファンタジー」

「別冊文藝春秋」9月号のあさのあつこ先生の1Pエッセイを読みました。
あさの先生、ファンタジーは書いたことないっておっしゃってて、蘭ちゃんや心霊スポットは違うのか?と思ったんですが、あれはSFやホラーの範疇に入るのかな。「毎日同じような生活をしてるからファンタジーが書けない」という内容で、その中で出会った不思議な光景のことを書かれてました。
しかし、他のファンタジー作家さんだって、波瀾万丈の人生を送ってるとは限らないだろうし、本気で異世界を欲するかどうか、もしくは言いたいことを言うためにそういう装置を必要とするかどうかが、分かれ道なのかなと考えたり。

「博士の愛した数式」映画化するんですね。今頃知りました。
以前、会社で「いかにも映画化しそうな話だねー。キャストは誰がいいと思う?」「木村佳乃!」という話をしていたのですが、実際は深津絵里。でも、なかなか良いかも。博士のイメージは、申し訳ないけどちょっと違う…。



2004年11月16日(火)
アジカン

今頃、アジカンにハマっています。もうちょっと早ければ、2月にあもさんとお会いしたときにお話しできたのに、残念。毎日毎日、料理してるときですらウォークマン耳に突っ込んで「ソルファ」を聴いてます。飽きひんのかいな。遡って、今は「君繋」と「崩壊」を。「君という花」が好きです。

村上春樹「アフターダーク」、冒頭の若者の話し方で早々と挫折…全部読めば面白いのかな。しかし、わざとらしい言い回しに背中がもぞもぞします。地の文は平気なのに。

本家のお題が「あさのあつこ作品」になってますね。No.6とバッテリーが半々くらい。蘭シリーズとか色々見れて楽しい。「スポットライトをぼくらに」を描いてくれる方はいらっしゃらないのかしら。



2004年11月12日(金)
チェン・カイコー監督

昨日は「北京ヴァイオリン」「覇王別姫」の陳凱歌監督が京都テレビに出てはりました。
次回作「無限」の話も出たのですが、内容には一切触れず。「私の家内も出ています」って、いやそうじゃなくて。ジャンルは? ストーリーは? 日本には100回以上来てるのに、京都に来るのは初めてだそうで。監督、京都に興味ないの…? 短髪に穴の空いたジーパンと非常にラフな格好で、字幕が出てなければ、画面に写ってる人の中で誰が監督なのか分からん(言い過ぎ)。

ふゆさんとこのエゾレポ、とても楽しそうですね。私は体力に自信がないので、野外ロックフェスに参加したことは無いのですが、飛行機で一緒になった人達と友達になったりとか、いいなあ。



2004年11月11日(木)
「ギャクマンガ日和」

犬子さんの影響で「ギャクマンガ日和」が気になってます。同人サイトを見た後で、原作をネットで試し読みしたら、ギャップに驚きました。…そうですよね、ギャグ漫画だからこういう絵で当然ですよね。同人屋さんの絵はかわいいなあ。芭蕉と曽良が気になって、実際、奥の細道の旅に出かけた時の2人はいくつだったのか、調べてしまいました(^^; 5歳差か。そんなに違わないなー(ちぇっ)セザンヌとルノワールが面白い。


2004年11月10日(水)
飼い主バカ日記

今朝、父が散歩していると、ビスケット目当てにゴールデンレトリバーが体当たりしてきたそうです。すると、マロが自分より大きなその犬にすごい勢いで吠えかかり、周りの人にも「マロちゃんエライ!」って褒め称えらたそう。父は鼻高々だったそうです。普段は母が遊んでくれなかっただけで、廊下にうんちしていくような子ですが。この日は「忠犬!」と絶賛。


2004年11月09日(火)
アジカン「ソルファ」

アジアン・カンフー・ジェネレーションのアルバム「ソルファ」を聴いてます。
「ループ&ループ」しか知らなかった頃は、カンフーなんて勇ましい名前の割にポップな曲だ…と思っていたのですが、「リライト」はバキッとした音で、好みでした。歌詞に英語をほとんど使わず、等身大で内向的なところも良いです。「由縁」「所詮」をサビに持ってくるセンスがすごい。最近、地味顔(失礼な)のバンドが流行なんだろうか。メガネ好きなんで、大歓迎でございます。



2004年11月06日(土)
速水御舟

先日は「日曜美術館」、今日は「美の巨人たち」。なぜ今、速水御舟…と思ったら生誕110年記念なんですね。舞妓の絵は好きじゃないけど、「炎舞」は綺麗だ。東京で展覧会をやってるようですが、関西にも来てくれないだろうか。
母が日本画を習い始めるというので、ちょっと羨ましいです。



2004年11月05日(金)
ビーズグランプリ展

にしなさんとビーズグランプリ展に行ってきました。
ビーズアクセサリは美しかったです。キットも売ってたけど、絶対再現できないって!という複雑でゴージャスな作品ばかり。「これは…つけるには重い」「これは普通につけれそう」とそんなことばかり言ってました。

次は、ジュンク堂なんば店へ。文庫売り場にバッテリー2巻のパネルが。「ちょっと大人になった巧と豪が初めて味わう青春の痛苦を書いたつもりです」と。2巻を一言でまとめ! さすが、あさの先生。あとり硅子さんコーナーが出来てて、しんみり。

その後はカラオケ。私がブリーフ&トランクスを2曲も歌ったのは内緒です。お約束の鋼も。「リライト」少々うろ覚えですが。にしなさんはエンディング曲をはじめ、かわいらしい女の子ソングを次々と。

ピザを食べつつ、バッテリ話を。「漫画、いっそのことバトロワみたいにすればいいのにねえ」とにしなさん。「ボールを受けた豪が何メートルも後ずさったり、門脇がスイングしただけで砂埃が舞うとか」見てみたいです、そんなバッテリー(笑)柚庭さんの絵も可愛くて好きですけど。

次はカフェへ。お互いフルーツパイを頼みました。
映画(ドラマ)化するなら?という話で、のだめ=鈴木杏と意見が一致しました。真澄ちゃんは山咲トオルで。それより千秋が難しいよね〜と。来年、小説の映画化ラッシュですのもね。京極に福井晴敏に金城一紀、しゃばけ、乙一「zoo」も。

最後に旭屋書店へ。にしなさんは「どうしましょう〜」といいつつ、島田荘司の新刊を買ってはりました。かつくらも。



2004年11月04日(木)
魅力的暴力考

「日本児童文学」2004年7・8月号の、あさのあつこ先生のエッセイを読みました。
特集が児童文学と「暴力」なので、それにまつわる内容だったのですが…。幸せなどありはしない。日常の中にも悪意や暴力は潜んでいて、見て見ぬふりをしているにすぎない、というような内容でした。善人ばっかりの生ぬるい話書いててごめんなさい、と思わず反省(あさの先生と自分を比較してもしょうがないのですが)。でも、お話の中でくらい良い思いをしたいしなーとぐるぐる考えながら帰ってきました。



2004年11月01日(月)
天上の旋律3をUP

「天上の旋律」3をUPしました。これで終わりです。クラシックの知識があやしげですみません。