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やすみ日記
梅子
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2002年11月30日(土)
眠いのです

毎日毎日、ちゃんと眠ってるはずなのに眠い…。
うちの家族は早寝なので、9〜10時の間に、寝室に消えます。で、朝5時くらいに両親が起きだすので、私も音で目が覚めて、一旦布団から出てまた寝たり…。すると、起床時間の7時には、ぐっすり眠っていて非常に起きづらいのです。

今日は、菅野彰さんの「海馬が耳から駆けていく」の4巻を買ってきました。まだ、全部を通しては読んでいないのですが、ワープロのフロッピー救出の話が面白かったです。
「海馬」は、妹も母も読んでいる人気シリーズ(我が家では)なので、「菅野さん、もう31なんだって。連載が始まった時は27だったのに…」「31で嫁に行くとかいう話はどうなったんだ?」と、まるで知り合いの噂をするかのような会話を、妹と交わしてしまいました。まったく、大きなお世話ですね(笑)てか、そのうち私が「行かず後家ーズ」になるだろう…。



2002年11月25日(月)
誕生日前夜

明日は私の誕生日なのです。「四捨五入すると30」の歳になります。見た目も中身も全然、歳相応じゃないですけどね…。

そんなわけで今日は、会社帰りに待ち合わせて、家族でご飯を食べに行くことに。目当ての店は、6時閉店だったので間に合わず。次に二件まわっても閉まっていて…ウロウロした挙句、パン屋の二階にあるステーキ屋でお食事。美味しかったです。満腹満腹。



2002年11月19日(火)
二階堂のCM

大分むぎ焼酎「二階堂」のCMが好きです。ノスタルジックさ加減がたまりません。
前回の雨バージョンも好きなんですが、今回の父編もいいですね。音楽が特に。作曲者は誰だろうと思って、ネットで検索かけたら、二階堂CMのファンページが見つかってビックリしました。そんなのあるんだ…。結局、製造元のサイトに行ったんですが、作曲者は分からず仕舞いでした。業界向け音響効果用CDの中の一曲だそうで。



2002年11月14日(木)
KIMONO道

今朝、たまたま本屋で見かけたので買ってきました。若い人向けのアンティーク着物の本(雑誌?)です。

成人式で着るような、呉服!って感じの奴ではなくて、色はハッキリ、柄もくっきり。ポップで凄く可愛くって…。ああ、着てみたーい!(じたばた)

色々、着物屋さんのサイトを回ってみたのですが…くるりの「一万円でできるコーディネイト例」が凄く可愛い!! でも、このお店は東京だわ…。これを参考に京都で捜そうか。

でも、どこに着て行くねん、という問題が。初詣の時とか…? そもそも、着つけが大変。ううーん。もっと気軽に着れるといいんだけど。




2002年11月13日(水)
京都服飾文化研究財団

ペーパードレス展のモデルになった服があるというので、京都服飾文化研究財団のサイトに行ってみました。デジタル・アーカイブのコーナーに、年代別に並んでいて興味深いです。
し、しかし、頭に船を乗せた衣装…正気か!?と訊きたくなりますね(笑)昔の人は凄いモンを着ていたのだな…。もう、衣装って言うより、舞台装置みたい。



2002年11月11日(月)
「僕、9歳の大学生」 矢野祥

9歳で大学に入学した男の子の書いた本です(両親のコメント付き)。最初、本人が書いてると思わなくてビックリしました。20歳くらいの人の文章みたいよ…。
「才能に恵まれた人間には、それを社会の為に使う義務がある」「IQが高いかどうかが重要なのではない、何を成すかが問題」「今、僕があるのは両親の育て方のおかげだ」…等々、どこが9歳やねん!とつっこみたいほど、広い視野と公平な視点、高い目標を掲げていて、感心させられることしきり。
ご両親も、ごく普通のサラリーマンと専業主婦らしいんですが、子供に対して「一個人として意思を認める。親でも、間違ったら認める」といった姿勢を持たれてる点が素晴らしいなと思いました。4歳の妹さんも飛び級で小学校クラスに入るみたいなんで、ホントに教え方がいいんだろうなー。「学ぶことの楽しさ」を知ってる人から習えるのは幸運なことですよね。
また、表紙の写真が可愛いんですよ! そんな、ガリ勉くんみたいな感じじゃなくて。どの写真もニコニコしてるの。
是非とも医者か研究者になって、活躍してくれるといいなぁ。将来が楽しみ。



2002年11月08日(金)
パピエ・ア・ラ・モード

ペーパードレス展に行ってきました。

会場内は広くなく、すぐに見終わったので、もう一周。絵画で見るような貴族の衣装が、立体的に見るとどうなるか分かって、面白いです。ウェディングドレスも沢山あって見ものでした。
私は特に、白地に黒のイブニング・ドレス、水色に紺のスポーティー・ドレスが好きですね。
最後に図録を購入。おしゃれな装丁で、コンパクトでした。



2002年11月07日(木)
大山崎山荘

今日は休みだったので、母と妹と大山崎山荘に行ってきました。少し紅葉も始まってて綺麗でした。

大正時代の実業家が建てた洋館で、今はアサヒビールが買い上げて美術館になってます。
テラスからの眺めが最高。庭も広々として紅葉に囲まれ、心地よいです(絵を描いてる方もいらっしゃいました)
でもでも、一番素敵なのは建物の重厚っぷり! 扉も照明も時計も凝っていて、とても素晴らしいのです。私は古い建物が好きなので、悶えてました(笑)

ついでに、休憩所で「華麗なるペーパードレス・モード300年展」のチラシを見つけました。
会期が10日までなので、明日会社帰りに梅田大丸に寄ってこようかと思います。マリー・アントワネットのドレスとかを、紙で精巧に再現してるらしいんですよ。うわーキレー細かー。

山荘を後にして、桂川の河川敷へ。「光秀と秀吉が戦った所やでー」と母に説明されつつ、ぶらぶらと歩きました。お弁当を買ってここで食べたかったなぁと思ったんですが、結局家に帰ってきました。



2002年11月03日(日)
スピッツのカバーアルバム

スピッツのカバー集「一期一会」をやっと聴きました。中村一義のが一番好きかも。椎名林檎ももちろん良くて。ポリシックスはやっぱりポリシックスだった…。羅針盤は原曲のイメージを活かしてる感じ。GOING UNDER GROUND、LOST IN TIMEもいいなー。つじあやのは、完全に持ち歌のようにしてましたね。小島麻由美はいつも通りセクシーつうか、淫靡(いい意味で)。



2002年11月02日(土)
100質出張版『ディアーフレンズ, ジェントルハーツ』

私も沙樹さんに倣って(笑)100質出張版を作ってみました。問96、好きな野球作品。

キャラメルボックス『ディアーフレンズ, ジェントルハーツ』

私は野球に詳しくないのですが、元野球少年2人の友情と、生意気な女の子がふと見せた弱さにやられてしまって、すっかり虜に。
と言っても、94年に再演されたお芝居で、再々演の予定があるのかどうかも分からないし、薦めることに意味があるのか分からないんですが、語りたいので喋らせてくださいー。

<ストーリー>
昭和62年、高校野球のヒーローだったスラッガー・景浦が、28歳になり、とうとう一軍に上がれないまま引退してしまう。そこへ、景浦の息子と名乗る少年・真吾が未来からやってきた。「父さんが江川からホームランを打つところを見に来た」のだと言う。景浦はカムバックを決意。景浦の友人でテレビ局のカメラマン・沢村も巻き込んで、江川との対決を目指す。
一方、景浦の妹・ナツメは、ソフトボールの投手だったが、転校後は部活に出ず、ついには授業もサボりだす。教育実習生の水原は、理由を聞きだそうと、ナツメの後を追いかける。
 

この沢村と景浦の友情がツボでして。二人は小学校時代から高校まで一緒に野球をしてたんですが、大人になった今でも「お前とは絶好だからな! この線から入ってくるなよ」って子供みたいな喧嘩をするんですよー。沢村の怒ってる理由は「俺の応援してた選手が勝手に引退したんだ! 怒るのは当たり前だ!」と。なんかいいですねー。幼なじみのことをそんな風に言えるのって。私は、門脇と瑞垣もこうなってくれることを望んでるのですが…無理ですかね?(門脇が景浦みたいな運命をたどるのは嫌ですが…)

それとナツメちゃん。担任の先生と水原と兄に囲まれて「怪我でボールが投げられなくなったのが許せないんでしょう。だからこんなこと(登校拒否)をしたのね」と問い詰められても、ずっと「野球ができないのなんて大したことじゃない」といった姿勢をとり続ける姿に涙が出ました。それまでずーっと嘘をついて、部活に出ない理由を言わなかったんですよ。その意地っ張り具合が切なくて…。「プロ野球選手の妹がボールも投げられないなんて、おかしいじゃない」と震えた声で言うのが、ぐっときました。
で、最後には水原と恋仲になるんですが、私はその安直さが納得いかなかったです。恋で片付けられる問題なの!?


好き勝手言ってますが、原作はもっと面白いので。興味をもたれた方、大きな図書館だと戯曲集があるかもしれないです。成井豊・作『キャンドルは燃えているか』で捜してみてください。