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■ 白状
昨日の日記に関連して。 この場に限って白状してしまうと、実は彼氏さんとの付き合いはまだ続いてるのですよ。
一度は別れたことになってるんですが、ヨリを戻したと言うか。
こうやって事実書いただけでも、相当呆れられそうなんですけど。 関係が続くことになった経緯は書くと非常に長くなり、全部書けるかわかりませんが。 少なくとも、断ち切らなかった理由だけはせめて述べておこうかと思います。
手を上げられた後、自身が1番戸惑ったのが、「スイッチが入らなかったこと」です。 『1度でも殴られたりしたら、どんな理由にせよ別れる』 自分の中に引いていたラインにばっちり触れたのに、それでも想いが冷めるスイッチが発動しなかったと言うか。
今まで他のラインに抵触して、1夜でコロッとスイッチが入った前例があるので、今回もと思っていたんですね。 それなのに。
正直、自己嫌悪どころの話じゃありませんでした。
(どうしてだろう、殴られてもなお気持ちが途切れないほど、私は泥沼的な恋をしちゃったんだろうか)
(こんなに自分は依存症だったんだろうか、いつの間にか何処かが狂ってしまったんじゃないだろうか)
とか。 周囲にどれほど言われても、スイッチが入らないんです。 『自覚していた自身のことから反している』 『ありえない自分が存在している』 これにはかなり苦しめられました。
もぅ入らないものは仕方がない、更に時間が経つのを待つしかない、と考え至るまでにかなりの時間を要して。 そんな折に、突然彼から電話がきました。
聞けば、あの仕事人間がもう数日会社に行っていない、と言うのです。 家に居るのかと聞けば、ずっと帰っていないと言う。 まるで浮浪者みたいにただ時間に流されて生きていたんですね。
実はこっそり勤め先に電話してみたんですが、やはりずっと欠勤になっているそうで。
とても呆れました。 私との関係が破綻してそんな状態になってしまうなら、どうしてあんなことをしたのか。 などと、誰もが当然思うであろうことを考えました。
私を失ったことで自分を見失ってしまうほど、私に執着があるのなら。 どうしてその執着を「暴力」で表現したり試したりしたのか。 良いことなんて何1つないのに。 貴方は私に手を上げることで、自虐的になり、何も満たされない。 手を上げられた私もまた、精神的に傷を負う。
ただ、それだけなのに。
同時に悔しかったです。 私とこれだけ深く関わったのに、彼は何ら「過去」だとか「痛み」だとかが癒されるどころか、更に傷が増しているように見えました。 私と出会ったのは、付き合ったのは、全て無駄だったんでしょうか。
出会わなかった方が良かったんでしょうか。
で、意地が生まれちゃったんですね。 自分が出会った人全てを幸せに出来る、なんてことは更々思っていないし、そうしたいとも思いませんが。 どんな形にせよ、私との出会いを無駄にして欲しくなかったんですね。 種まく土壌を持たない彼に、それでも種をまいて「変わるキッカケ」を作りたかった。 土壌が必要なら、私が与えられる範囲で与えよう。 水が必要なら、与えられる範囲でまこう。 それ故に自分が傷つくかどうかとかは、この際あまり気になることではなくて。
偽善、と言われるかも知れませんが。 単なる善意なんかじゃなくて、自虐でもなくて、単なる自分の意地で。 最終的に別れることになっても上手くいったとしても、私と出会えて良かった、って絶対思わせてみせる。
そういう決意の糸が自分の胸に張られてしまった以上、糸が切れるまではどうにもならないんだろうなぁと。
覚悟を決めてしまったら、あとは行動するだけで。 今に至るわけです。
すげー悶着ありましたけど。(彼とね いや今もありますけど。
以前のように無理すぎる無理をするのはやめたので。 まぁ経験したことがなかったことを経験した故に、そう思い至ったわけですが。 「まろやかボイス」にも書きましたが、いつも通りの私にほぼ戻っている状態なので、今は彼と一緒に居てもそれなりに自分らしく居られるようです。
ので、大丈夫かな。 今のところは。
(中略)←アップ時に読み返して、削除しちゃった。
そんなこんなで。 ほとんど経緯も理由も書いちゃったんですが。
読者の皆さんが納得出来る内容だとぁー思っちゃいませんけど、意地の部分はまぁ、私らしいなー程度に(ダメ 傷つくのも幸せになるのも、全部自分の責任のもとで、全部自分で決めて、全部自分で受け止めたかったのですよ。
なーんて殊勝な書き方したって、「やれやれ」と思われちゃうような事なんですけどね。
明日は自身の傲慢さについて書こうかなっと。
2005年03月18日(金)
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