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■ 誰にも出来ないこと
実家に帰りたいな・・・・と思った。 26日は1人で居るのが耐えきれなくて、次女姉の家に泊まったけれど。 次女姉にも「実家に帰った方がいい」と言われた。
あんたは疲れてる。 表情を見ればわかるし、コミュニケーション能力も極端に下がってる。 何よりも、正常な判断を下す、全体的なパワーが全然なくなっちゃってる、と。
そのままの状態だとあまりに危険だ、と。
自分の家に居るより、他の姉たちの家に居るより、北海道へ帰って両親の無償の愛情を受け取りな。 地元にいる、長い付き合いのある親友たちと交流しな。 そうじゃないとなかなか疲れがとれないよ、と。
私はそれくらい、精神的に疲弊しているらしい。
自分でも思う。 あまりに自分というものがない。 自分らしさが、ほとんどわからなくなった。 彼の影響をあまりに受けすぎて、彼と心を繋げようとして、私は私自身の主軸を、自分ではなく彼に置いてしまった。
想いの強さは、ここまで人(私)を崩壊させてしまうものなのか・・・・と。
なんて、恐ろしいものだろうね。 誰かを好きになると言うことは。
「すぐに思い切れないのも仕方ないとは思う。 相手は好きな人だものね。 ・・・でもね、本当に良いお付き合いが出来てる状態であれば、お互いが自分らしさを成長させてゆくものなんだよ」
言葉が、でない。 次女姉が言うことは尤もすぎて。
「○○(私の名前)はどうさ? ○○が本当に幸せで、相手が本当に真っ当な人なら、どうしてこんなに自分を失くしてるの」
「・・・思い上がってた。 私がどうにか、彼の過去とか、満たされないモノを満たせる存在になれるんじゃないか、って」 「何度も言うけどね、誰であっても彼を満たすことは出来ないんだよ」
彼に愛情を受け取る土台(器)がない限り、全ての努力が徒労に終わる。
「それよりもね、私には○○が挑戦してるように見える」 「・・・・・・」
「彼の心の“穴”に挑んでるでしょ。 埋めようと埋めようと努力して、自分捧げてこんな状態になるまで。 どれくらい尽くせるか、自分の限界に挑んでるように見えるのよ」
もうやめなさい、と言われた。 もう十分出来ることはしたでしょう、と。
1度あれば、次が必ずある。 次こそ殺されてしまうかも知れないよ、と。
環境要因によって愛情飢餓を抱えた人は、激しい矛盾を消化出来ずに日々を過ごしてる。 大切な対象を傷付ける行為は、その矛盾が消えない限り延々と続く。 大切に想えば想うほど、離れてしまうんじゃないかと恐怖と不安に支配されて、対象に殺意すら芽生えてしまう。
「・・・わかってる。わかってた」 「・・・・・・」
「わかってた。それでも離れられないのは自分だ、って。 彼に依存していたのは自分で、どれくらい愚かで馬鹿なのかも、わかってた」
無謀なのも、わかってた。
彼に必要とされることに、先のない幸せを感じてた。 そんな自分は、本当に馬鹿だ。
「実家に帰りな? テストが終わったなら、多少ガッコ休んででも、さ」
「うん・・・そうしたいんだけど・・・ 20日に主専攻の発表会があるから、帰れない」
とりあえず今日は自分の家に帰る、と言って次女姉の家を出た。 自由が丘からコトコト電車を乗り継いで、自宅の最寄り駅に着く頃、次女姉から電話がかかってきた。
「・・・帰してしまったこと、後悔した。 自宅に居るのはよしなさい。 またウチにおいでと言いたいけれど、この時間だから・・・近くにホテルがあるなら、そこに泊まりなさい」
私は大人しく頷いた。 家のすぐ近くにビジネスホテルがあるから大丈夫、と。
「チェックインしたらまた電話頂戴。それと」 「はい」
「・・・彼から連絡が来ても、絶対にホテルに居ることを言っちゃだめよ」 「はい」
「わかった?あんたは今、本当にパワーが切れちゃってる状態なんだからね?」 「心配かけてごめんね」
ごめんね、次女姉。 約束通りホテルに泊まったけれど、その後の約束は、守れなかった。
私はまだ、違う意味で挑戦することを諦めてなかったんだ。 入れ知恵のおかげで、パワーがなくても今夜一晩くらいはどうにか出来ると思っ・・・ なんてことがバレたら、また「判断力が甘すぎる」って大目玉を食らうんだろうけど。
2005年02月27日(日)
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