やさぐれ日記・跡地
アルティーナ



 ジグソーパズル

────11月10日、聴音授業後。


ガッ。


「あ”っ」


ゴツっ。


「・・・・・・〜〜〜」
「おぉぉ?!○○さん大丈夫ですか?!」

「は・・・とんだ失態を・・・・・」

打った膝をさすりながら。
あぁ恥ずかしい、なんたる不覚。

スカートではなくズボンだったこと、あとはそれほど醜態を晒すコケ方じゃなかったのが、せめてもの救い?


「・・・忘れて下さい、ハイ」

「ホントに大丈夫ですか」
「大丈夫です」


階段の最後の一段で躓くなんて、アフォかと。
・・・考え事をしていた所為だろうか。

眠れなくなった、あの写真の事とか。




────11月6日夜、新宿にて。


「先生はどういう女性がタイプなんですか?」
「えぇ?俺ぇ?」
「・・・直球だねIっち」

「うぅ〜ん、そうだなぁ〜」
「ぃやー是非参考にさせて頂こうかと」

チェンターレというワインを、一口。
少し苦みのある赤ワイン。

私はちょっと苦手だな、と思ったけれど飲めない味ではなくって。

IっちとE先生には赤がよく似合う。


「色白でー・・・二重の女性とか?」
「だってよ、○○さん!」

(´ー`) ・・・・・・・。

グラスをおいてひと呼吸。


「先生、それは御自分を反面教師にされたんですか」

「ははははは、そうなんだよ、ははは」
「あはははは」

「・・・笑ってる場合じゃないわよIっち、ココはフォロー入れるところだって」
「え、あ、あああ」

「ははは」
「ははは、遅いし」




────11月9日、放課後。

「やー○○さん○○さん、こんにちわーっす」
「あらこんにちわ」

「○○さんチョット聞いてくださいヨー」

(´ー`) おぅ言ってみ


「オレ大阪に彼女がいるんですけどー、その彼女が(中略)で(中略)なんスよー」
「へぇぇ、(中略)なの?」

「それが(中略)なんスけどねー、えぇ」

などと恋愛相談なんだか愚痴聞きなんだか。
よくワカラナイけど、基本科のNくんはお喋りが好き。

ついでに。

「・・・あ、○○さん、ココダケの話、いいッスか?」
「どうぞ」

Nくんはかなりのゴシップ好き。

「○○先生の話、知ってます?」
「や、全然」

「実は、生徒と(中略)で(中略)で・・・結局、(中略)らしいですよ」

「・・・・・・嘘でしょ」
「まぢまぢまぢまぢ」


や、嘘だろ。信じられない。

「ネットの巨大掲示板知ってます?2chって言う」
「知ってる・・・けど」

「そこでも一時期大騒ぎになってたらしくて」
「・・・・・・・」

「まぁ女の子の方も悪いんでしょうけどねー」
「帰ったら調べてみる」


それにしてもNくん、顔はとっても可愛いのに
話し方が時々とってもオヤジクサイ(←確か17歳)




────11月7日、次女姉宅。

「そう言えばユウたんさー」
「うん?」

ユウたん・・・長女姉の子供。私にとっては甥っ子ちゃん。
今年で2歳のチョー落ち着きのない、でも賢い子。


「入園試験、合格したらしいよ」
「まじで?!」

「まじまじ」
「す、すごい、驚愕、サプライズ、何事!!」

「面接で思いっきり『素』が出ちゃったんだと」
「・・・何でそれで合格したの?」

あの暴走ユウぽんが。
ダメつったら更にダメなことやりまくる子が。


「○○ちゃん(長女姉の旦那さま)はね、呆然として凍ってたらしいんだわ」
「そりゃそうだよねぇ」

「でも○○たん(長女姉)がね、呆然通り越して、プッて笑っちゃったんだと」
「・・・それを相手方がプラスに取ったってこと?」

「考えられるとしたらソコくらいらしい。
笑う余裕があったんだ、って受け取られたのかも」


・・・・ははぁ。
みすてりー(失礼

しかし凄いな、よく競争率の高い(つっても2倍くらい?)ところに合格したものだ。


「じゃ、今度お祝いに行くかなぁ」
「けけけ、『久し振り』に?」

「・・・そ、久し振りに。美味しいケーキでもお土産に」
「前は月に2回とか行ってたのにーw」


むー。
最近は、そう、かれこれ2ヶ月は行ってない気がする。




────11月9日、18時半。

今回こそ、先手。

スーパーで買い物中に、ぽちぽちぽちぽちぽちぽちっ。
とりゃっ、送信。


些細な(?)仕返し。

予想通り「先を越されてちょっと悔しい」とのお返事。


(´ー`) やったぜ


しかしながら、こんなことでしか反撃(?)出来ないとは。
もっとこぅスマートに毅然と、上手く応対出来るようにならなければ。
OKするなり断るなり。

毎回反省。


しっかし、先生も無駄がない。
抜け目がないと言うべきか・・・「いつも」と違うのは、
偶然にも私だけじゃなくて、先生も同じだったのだ。

私は、練習せずに遊んでいただけなのだけれど。

来週はどうしようかな、うーん。




────11月11日、23時過ぎ。


たんたららんらん、たんたららららら〜♪

(E着メロはエレクトリカル・パレードです(ぉぃ)


(、、 ぬぉ?

(、、 ・・・・・・。


『是非、聴いて欲しいです!』

新宿のタワーレコードで、グレン・グールド演奏のフランス組曲・・・の、CDを買ったとのこと。

思わず買った、思わず買った。
思わず・・・。


『他にイギリス組曲もあったんだけど、とりあえず』


(、、 ・・・・・・。


先生は、私がフランス組曲練習しているのを知ってる。

・・・・・・。


勘ぐりすぎ?


(、、ヾ ぃゃん




────11月13日、15時過ぎ。


「もしもぉーし、○○ちゃん?」
「はぃな」

三女姉から突然の電話。
何事ですかオネーサマ。

「いまお部屋の片付けしててさ〜」
「うん」

「洋服も整理してるんだけど〜」
「うんうん」

「まだ着れるんだけど着てなくて、でもいつか着るかもしれないな〜って思うと捨てられなくって」


(´¬`) わかるわかる


「そういうの全部○○ちゃんトコに送って良い?」
「あー、良いよ」

「すごーくたくさんあるんだけど」
「処分とか私に任せてくれるなら」

「任せる任せる、自分で着るなら着て、着ないなら実家にでも送れば〜?」
「そうスルー」


こうして実家は物置場となっているワケですが(前科持ち
実家は実家で、母は捨てずに取っておく人だから。
溜まる一方ぉぅぃぇ。

・・・一体どれくらい送られてくるんだろう。
ちょっぴり戦々恐々。



2004年11月14日(日)
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