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■ 大阪
に行く。 乗り物の中の読書、というのを久しぶりにする。酒井順子『枕草子remix』(新潮社、2004)を途中まで。 意外に(と言っては失礼だけど)面白い。ネタで勝負、の目が冴えていた。
お昼は、肥後橋のSOLVIVAにて、マルコさん、なみなみさんとランチをご一緒する。おめにかかるのは初めて。 お仕事中であったり、あるいはお仕事前であったりするお2人をお呼び立てし、どどーっと、いろいろなことをお話しして、食べた。あっという間に時間が過ぎてしまって、あれも話せばよかった、これも話せばよかった、と今も思い起こされる。いろいろな話柄が飛び交っていただろうと思うのに。 とても楽しく、また励まされもした。お目にかかれることができて本当によかった。 次回は、とずうずうしくも、しかもものすごくクリアにイメージしながら思ってしまったのがその証拠。
中之島図書館に少しだけ行って、再び川沿いを戻りつつ、国際美術館でデュシャンを観て、grafをひやかし、ほぼなにわ筋に沿って、西大橋の雑貨店&カフェ・チャルカまで、ぶらぶらと歩く。 途中、元・大阪市民である下の弟から電話がかかってくる。用件は「ほくほく線はまだ止まっているのか」。弟は飛行機が苦手なので、JR復旧を心から願っているのだ。大丈夫、もう復旧している、と伝える。 そして、実はいま大阪に来ているのだ、と実況中継する。
まとまった時間歩いて、身体がほかほかしてきたところで、チャルカ着。ハガキを書きつつ一服。 例えば、Kさんご夫妻に書く。Kさんはりー氏の大学時代のお友達で、私はお目にかかったことがない。でも、りー氏を介さない、個人的なお手紙やメールのやりとりがある。 ご夫妻は神戸にお住まいだから、大阪からはすぐだ。でも、初めてお会いする時はりー氏と一緒に、となんとなく自分のなかできめているので、今回も淀川は越えなかった。
それから御堂筋まで出て、かに道楽そばのKIRINのギャラリーでアトリエ・ワンの個展を観る。ビデオが面白かった。上映の仕方なんかも。
大阪の地下鉄の初乗りは200円である。今日は地下鉄のフリーパスが600円だったので、着くなり買ったけれど、ペイできなかった。というのも、乗ったのは東梅田〜肥後橋、なんば〜肥後橋の2回だけで、あとは歩いたから。 道は、碁盤の目状に整備されているから、京都同様、不案内な者でも歩きやすい。もちろんそれは、迷う楽しみ、たどりつく楽しみ、見つけ出す楽しみをいくぶん奪うことでもあるのだが、大きな地図を持たなくても歩くことが出来るのは、実際、便利だ。 出かける時は何かしら仕事を絡ませたりすることが多いけれど、今日はちょっとコピーを取ったりするくらいで、あとはもう、純粋にのんびりした。 ホテルもシングルじゃなくてダブルにアップグレードされていた。快適快適。
また来よう。
2004年11月19日(金)
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