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■ バンドネオン
舞台版「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」、日本版が上演されるらしいが、ヘドウィグ役は三上博史らしい。いかにも三上博史が好きそうな役で、言われてみれば他にはちょっと考えられないんじゃないかというくらいはまりすぎ。ちょっと恐いほど。
よく行くカフェでバンドネオンのライブを観た。10種類のカジュアルなフランスワインと共に。 バンドネオンという楽器を実際に見たのは初めてで、こぢんまりとしたライブだったこともあり、奏者の方にちょっと触らせてもらった。 蛇腹を開いたり閉じたりして音を出すという原理はアコーディオンと同じである。日本でよく見かけるアコーディオンは、右が鍵盤、左が伴奏を奏でるボタンから成っている。対するバンドネオンは、左右ともに音階を奏でるボタン(これがいわば鍵盤に相当)である。バンドネオンのボタンはいずれも単音なので、複数の指で押しさえすればアコーディオンよりもっと繊細にポリフォニックな表現をすることが可能、ということであるらしい。ちなみに鍵盤だけのボタンなしアコーディオンというのは学校での音楽教育用に生み出されたもので、日本独自とか。 しかし、ボタンの配列はほとんどバラバラに見え(本来規則性があったのかも知れないが、今やその根拠はわからないらしい)、まずは音階を覚えるのが大変そうだ。しかも蛇腹を開くときと閉じる時では音階が違う(同じ場合もあるがむしろ例外的)。 そんな大変なことだったとは。
なんだか久しぶりに人の中にいたような。 人とお酒で高揚していた気がする。
2004年02月28日(土)
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